浅沼晋太郎、夏目真悟監督が登壇 劇場版『四畳半タイムマシンブルース』大ヒット御礼舞台挨拶オフィシャルレポート

2022年9月30日(金)より全国71館にて3週間限定で公開中の劇場版『四畳半タイムマシンブルース』が、好評につき上映中54館で続映が決定、さらに新たに13館で劇場上映が追加された。大ヒットの御礼を込め、10月20日（木）に新宿バルト9にて「私」役・浅沼晋太郎、夏目真悟（監督）が登壇し、舞台挨拶を行った。

その模様が写真とともに到着したので、以下引用する。

劇場版『四畳半タイムマシンブルース』大ヒット御礼舞台挨拶オフィシャルレポート

10月20日（木）：新宿バルト9
登壇：浅沼晋太郎、夏目真悟監督 MC：向清太朗（天津）

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「四畳半神話大系」×「サマータイムマシン・ブルース」が悪魔的融合を果たしたアニメーション作品『四畳半タイムマシンブルース』の大ヒット御礼舞台挨拶が10月20日都内で行われ、主人公「私」役の浅沼晋太郎と夏目真悟監督が登壇した。

大ヒットで公開3週間を迎えた本作。浅沼は「僕の所属する演劇ユニットbpmのメンバーが知らない間に観てくれていました。“なんだよ！言えよ！”と思いました」と嬉しそうに反響を紹介した。

本作のキャラクターデザインを担当したイラストレーターの中村佑介からは「浅沼さんに声を当ててもらうために僕は描き続けてきたのかもしれない」と連絡をもらったとのことで、浅沼は「そんな熱い連絡をいただき、泣きそうになりました」と感動。

原作者の森見登美彦もすでに本編を5回以上観ており、浅沼が「これは原作者直々にお褒めの言葉をいただいたと言っても過言ではないですね！」というと、夏目監督も「公認をいただきました」としみじみ。

本作は一度ならず複数回鑑賞することで面白みも増すということで、5回観たという観客が会場にいると知り浅沼は「僕が大好きなタイプの物好きですね！」と喜びをにじませた。

劇中では「私」を演じている浅沼だが、もし別のキャラクターになるのならば「人生を謳歌していると思うのは羽貫さん。今を楽しんでいる気がするので。僕は割と気にしぃな部分があるので、寝たら細かいことは忘れちゃう、みたいな羽貫さんか、すべて風任せな樋口師匠に憧れます」と告白。

夏目監督は「リモコンになりたい」と独特な発想で、浅沼は「確かに見方を変えればこの物語はリモコンが主人公ともいえる…。その考え方に頭が下がります」と返した。

本作は、TVシリーズから約12年の時を経て制作・公開された。もし12年後の自分にメッセージを送れるとしたら、浅沼は「12年後の浅沼晋太郎よ、リニアモーターカーは走っていますか？まだiPhoneはホームボタン付きを使っていますか？君は日本を離れてモルディブあたりで余生を過ごしていることでしょう」などとビデオレター風に妄想し「数年前にオファーがあった『四畳半タイムマシンブルース ワンスモア』も良かったよ。シリーズ化できて良かったね！」と続編が製作される未来を予想。

一方、夏目監督は「12年後だと住宅ローンがあと4年か…。あと一息だよと自分に言ってあげたい」と急に現実的で、浅沼から「リアル！」と突っ込まれていた。

当初は3週間限定公開を予定していたが、好評&大反響を受けて上映中の劇場での続演と13館での追加上映が決定した。夏目監督は「この『四畳半タイムマシンブルース』で年を越したい。来年の夏までロングランしてほしい」と期待大。

浅沼も「大ヒット御礼舞台挨拶の場に立てたのも、この作品を愛してくださり、劇場まで足を運んでくださった皆様のお陰です。今年一番！という声ももいただき、感無量です。ありがとうございます。もしよろしければまだこの作品を観ていない周りの方の腕を引っ張って、ガッと椅子に座らせて『観ろ！』と言ってもらえたら嬉しいです（笑）」とユーモア交じりにさらなる大ヒットを祈願していた。

劇場版『四畳半タイムマシンブルース』は3週間限定で現在公開中。好評につき上映中54館で続映が決定、新たに13館で劇場上映が追加された。上映館は公式サイトで確認を。