10.30有明アリーナ大会に武藤敬司のパートナーとして出陣！丸藤正道は武藤引退ロード、そして対新日本プロレスに向けて何を思うのか！？

10.30有明アリーナ大会で行われる武藤敬司引退ロードの6人タッグマッチ、そのパートナーの一人として新日本プロレスとの闘いに臨む丸藤正道。M’ｓallianceとして行動を共にし、GHCタッグ王座を共に奪取するなど、武藤がNOAHに参戦して以降、密度の濃い関係を歩んできた武藤と丸藤。その武藤の引退、さらには今大会での対新日本プロレスなど、注目度の高い一戦が組まれた。こんなオイシイ状況で方舟の天才が黙っているわけがない。この一戦に向けて丸藤が何を思うのか、その想いを聞いた。

――10.30有明アリーナ大会で武藤引退ロードの試合のパートナーに決まりました。まずはその心境をお聞かせください。

丸藤正道選手
「今の状況だとタイトルマッチに絡んでいる状況ではないので。自分の中でも有明っていう場所が思い入れのある場所という事で、何か意味のあるカードというか試合をやりたいなとは思っていました。プラス武藤さんの引退ロードが始まって、あと多分限られた試合数の中で横に並ぶなり、対角線に立つなり、そういう状況を作り出したいなと思っていたので、願ったり叶ったりですね」

――対戦相手は新日本プロレス・棚橋弘至選手、真壁刀義選手、本間朋晃選手となりましたが、その印象を教えてください。

丸藤正道選手
「僕はそれぞれ全員とシングルなりタッグなりでやったことはあるので、皆さんそれぞれ素晴らしい選手だというのはわかっていますし、久々に触れるという事で。まぁやっぱり武藤敬司ありきの試合ですけど、そこに僕が入り込むことでお客さんが何を見たいのか、何を求めているのかというのは自分でもしっかり感じながらやりたいなとは思います。これがもしかしたらその先に何か続くのかもしれないし。せっかくなんで僕も楽しみたいなと思います」

――ズバリ、どの選手から3カウントを奪いたい、などありますでしょうか。

丸藤正道選手
「いやぁ、どうっすかねぇ…これはフォールを狙いに行っちゃっていいのかなぁ…。いっか、いいのかな。まぁ誰からとっても面白いんじゃないですか？（武藤さんに）華は持たせたいなと思いますよ。まぁ持たせなくても勝手に盛り上げますけどね、武藤さんは。武藤さんは武藤さんでもしかしたら譲ろうとしてくるかもしれないし。そこがマイナスにならないようにだけ意思疎通をしっかりしながらこの試合は迎えたいですね。とにかく楽しみにはしています。久々の遭遇なんで」

――試合のイメージなどはありますか？

丸藤正道選手
「いやいや、主役はやっぱり武藤敬司ですよ。どんな試合でも誰が相手でも誰がパートナーでも、主役は武藤敬司。それは揺るぎないしそれでいいと思っているし。主役は武藤敬司だけども、やることもさほど変わらないと思うんですけど、そのシチュエーションだけで多分盛り上げられる人なので、俺が負けないようにだけすればいいじゃないですか」

――丸藤選手は、大舞台は緊張などされるんですか？

丸藤正道選手
「僕24年緊張したことないです。ビッグマッチ大好きなんで」

――今回の有明アリーナ大会は2年半ぶりの声援が解禁されますが、ファンの方々に伝えておきたいことなどありますか？

丸藤正道選手
「おそらくファン人たちも声の出し方というのを忘れてしまっているかもしれないので、突然昔のようにいけないかもしれないですけど、是非とも遠慮なく声を出してほしいし、というか俺たちが声を出さざるを得ないような試合をすればいいだけだと思っているので。そこは純粋に昔を思い出しつつ、声を出したことのない人はそれも楽しみつつ、その日を盛り上げてもらえればいいなと思います」

――新日本プロレスのファンの方々へのコメントをお願いいたします。

丸藤正道選手
「新日本ファンの皆さん、覚えていますか？プロレスリング・ノアの丸藤正道です。僕が新日本に上がり続けていた頃から比べたら、もしかしたら僕のことを知らない人はたくさんいるかもしれません。もしよかったらこれをきっかけに丸藤正道、そしてプロレスリング・ノアを知っていただけたらと思います。そしてみんなでプロレスを盛り上げた…と思います。よろしくお願いいたします。ちょっと噛んだな、最後の最後で噛んだな…」

――プロレスリング・ノアファンへのコメントもお願いいたします。

丸藤正道選手
「ノアファンの皆さんは僕のことを信用してしっかり試合を見ていただければと思います。そういうときの丸藤正道が強いっていうのをよくご存じだと思うので。任せてください」

――武藤敬司ファンに向けてもお願いいたします。

丸藤正道選手
「武藤敬司ファン、そうですね…武藤敬司ファンにはもう何もいう事はないですよ。もう本当にただただ純粋に武藤敬司という存在感であったり全てを楽しんでいただければその日1日、1日どころかその先も満足していくものを掴めると思うので、とにかく会場に直接足を運んでもらって、武藤敬司を感じてください」

記事提供：プロレスリング・ノア