竹内アンナが歴史的建造物をステージに選ぶ弾き語りツアーを完走 来年のリリースも発表
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竹内アンナ
2022年11月12日(土)東京・淀橋教会インマヌエル礼拝堂にて『弾き語りツアー2022 atELIER -アトリエ-』のファイナル公演を迎えた竹内アンナ。
歌とギターのみで構成されたこの弾き語りツアーも昨年に続き2回目となる。もともと歴史的建造物が好きな彼女たってのリクエストで実施されている本公演。
3本のMartin製のギターを駆使し、ステージはまさに自分の部屋のよう。竹内の世界を聞いて、見て体験できるまさに部屋に遊びに行ったような錯覚する空間に、非日常を感じた。
1曲目は開放的なイントロダクションからスタート。そのまま変則チューニングで根強いファンが多い「ペチュニアの花」で幕を明ける。この曲を最初に持ってくるあたり、まさに弾き語りオンリーならではのライブではないだろうか。
その後も、「ICE CREAM.」や「Free! Free! Free!」などの鉄板曲を弾き語りアレンジされたヴァージョンで歌い上げ、途中ではカヴァー曲も披露。音源化もされているJanet Jacksonの「Rhythm Nation」だけでなく、なんとAdoの「踊(Odo)」をオリエンタルな雰囲気が漂う変則チューニングに、スラッププレイをふんだんに取り入れた竹内らしいカヴァースタイルで力強く歌い上げた。
本家への愛も感じる竹内アンナ流サプライズで会場の熱気が上がっていくのが感じ取れた。
中盤では9月からの3ヶ月連続リリースをしている第一弾「あいたいわ」、本編終了後のアンコールでは第二弾「made my day feat. Takuya Kuroda / Marcus D」をしっとりとChillに聴かせてくれた。
最後は「Love Your Love」で締めくくり、まさに一味も二味も進化した竹内アンナの姿を余すところ無く我々に見せつけてくれた。
そして2023年2月にe.pをリリースすることが自身の口から発表された。
竹内は、「今、次の曲を作っています。来年2月くらいに5枚目のep出します!タイトルはまだ言えませんが、CD出すということはまたLIVEやるのではないでしょうか?そして配信リリースの第3弾11月末に出ます。まだタイトルも出てないのにちょっとだけ歌っていいよ。って言われました…」と語り、サービス精神旺盛の彼女は、11月配信楽曲の一部をフライング披露するなど会場に足を運んだ人は嬉しいサプライズを用意してくれた。
今年は3月にALリリース、夏にデジタルシングルと3カ月連続リリース。11月配信の楽曲の詳細もまだだというのに、早くも来年の作品と精力的な制作に脱帽する。常に驚きを提供し続けるシンガーソングライターの底知れない活躍に来年も期待したい。