ファイナルファンタジーX　新作歌舞伎のあらすじが解禁　観劇がより楽しめるコラボ企画も公開

2023年3月～4月に上演が決定している『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』 。2022年11月19日（土）に一般発売がスタートするが、このたびコラボ企画や前後編のあらすじが解禁された。

IHIステージアラウンド東京で新作歌舞伎として世界初上演となる本作。記念すべき初上演の出演者は、自ら企画と演出を担当する尾上菊之助をはじめ、中村獅童、尾上松也、そして中村錦之助、坂東彌十郎、中村歌六など豪華な顔ぶれとなった。

脚本は連続テレビ小説『おちょやん』などを手掛けた八津弘幸、共同演出は、『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』や大規模なライブショーを成功させている金谷かほりという強力タッグが実現。

また、アジア初の360度客席回転劇場にて舞台、映像、音楽、照明などと画期的な方法で融合することで、他では決して味わえない刺激的な新しいエンターテイメント体験ができ、超巨大スクリーンに映し出される『ファイナルファンタジーX』の圧倒的な映像世界に没入できるのも大きな魅力となっている。

本作をより快適に楽しむための特別なコラボレーション、会場での先行再販グッズや限定グッズなどの情報が下記のとおり公開された。

優しい座り心地のシートクッション完備

本作品では特別に、背面と座面の高弾性ウレタンフォームクッションを劇場内の全席シートに設置。よりやさしい座り心地で、ザナルカンドまでの壮大な旅をサポートする。

ラビスタ東京ベイ　観劇付き日帰りプラン

早めにチェックインができ、終演後に豊洲の絶景を見ながら眺望大浴場に入ることもできるプラン。荷物を置いて、歩いて約3分の劇場で身軽に観劇することが可能。前編・後編の間の休憩時間はホテルで休むなど、自身のプランに合わせての利用ができる。

ホテルJALシティ東京 豊洲　・特典付き宿泊プラン+特製ケーキセット発売

S席（前編・後編通し）+非売品公演ポスター付き、尾上菊之助ウェルカムメッセージカード＋特典付きなど特典付き宿泊プラン決定した。詳細は後日発表となる。

『ファイナルファンタジーX』先行販売グッズや、『新作歌舞伎　ファイナルファンタジーX』限定グッズ発売

先日発表された『ファイナルファンタジーX』の＜ティーダ＞と＜ユウナ＞のディフォルメぬいぐるみの新作、そして作中にてルールーが持っている、「FF」シリーズ定番の大人気キャラクターのモーグリのキュートなぬいぐるみの再販。こちらのグッズが23年4月「e-store」での再販より前に会場限定でいち早く手に入る。

そのほかにも、『FFX』オリジナル新グッズも会場先行で販売を予定。また『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』の公演オリジナルグッズも発売決定した。

今回、この公演のためだけにオリジナルCGビジュアルを、スクウェア・エニックスのイメージ・スタジオ部とクリエイティブ推進部が特別に制作。“ザナルカンド”を背景に、『ファイナルファンタジーX』主人公ティーダとヒロイン・ユウナが微笑みあっている幻想的で世界一ピュアな夢のビジュアルを使用したグッズや『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』だからこそ実現できたキャスト関連グッズなどを販売予定。

前後編のあらすじ

■前編　(開場11:30　開演12:00)

大いなる脅威『シン』に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。そんなスピラへと迷いこんだ少年ティーダ。そこで可憐で気丈な召喚士ユウナと出会う。ユウナの目的はただ一つ。『シン』を倒すこと。そのための『究極召喚を手に入れること』であった。

ユウナの決意に胸をうたれるティーダは同じくユウナを援護する仲間たちと共に旅にでる。水球競技ブリッツボールでの熱戦や、父の盟友アーロンとの再会により、一行は「真実」に近づくこととなる。だがそこに立ちはだかるグアド族の族長・シーモア。「死の安息こそスピラの願い」というゆがんだ考えを抱いている男である。その原因ともなった彼の幼き頃の悲哀に満ちた物語とは果たして……。

■後編　(開場17:00　開演17:30)

グアド族の族長・シーモアの策略はティーダたちをますます追い込んでいく。

狡猾なシーモアは、ユウナを誘拐し、彼女を利用するために政略結婚を企てる。それに抗った一同は反逆者の汚名を着せられ、旅の中断を余儀なくされる。絶望し泣き崩れるユウナを見て、ティーダはなんとしても彼女を守りぬこうと決心。出会った頃から互いに惹かれあっていた二人は秘めた恋心に身を委ねるのであった。

一同は決意を新たに、再び『シン』を倒す究極召喚を手に入れるために立ち上がる。

だがそこに待ち受けていたのは衝撃の出来事……『シンの正体』『究極召喚と引き換えになってしまうユウナの命』そして『ティーダの存在の真実』……彼らはそれを乗り越え、自分たちの物語をつむごうとする。