ブロードウェイミュージカル『シカゴ』キャストコメントが公式サイトで公開 11/23特別番組の放送が決定
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2022年12月14日(水)から3年ぶりの来日公演を上演するブロードウェイミュージカル『シカゴ』主要キャストである3名のコメントが公式ホームページにて公開された。
NY・ブロードウェイ(BW)のリバイバル版初演から25年を迎え、アメリカ作品として歴代1位のロングラン、世界36か国・500 都市以上で上演されているメガヒット・ミュージカル『シカゴ』。
1920年代のシカゴを舞台に、実話に基づいた二人の悪女によるスキャンダラスなシンデレラ・ストーリーは、奇しくも人々の共感を生み、「オール・ザット・ジャズ」など、名曲揃いのミュージカル・ナンバーと、鬼才ボブ・フォッシーの振付を体現するセクシーでスタイリッシュな衣装に身を包んだ超一流のダンサーたちは、今もなお世界中の観客を魅了している。
今回コメントを届けたのは、ロキシー・ハート役のサラ・ソータート、ヴェルマ・ケリー役のソフィー・カルメン=ジョーンズ、 ビリー・フリン役のキャヴィン・コーンウォール。
サラは「エキサイティングで爽快なステージをお届けします」と話し、「シカゴのミュージカルナンバーが大好き!」と笑顔を見せるソフィーは初めての来日を楽しみにしている様子。
そしてビリー・フリン役のキャヴィンは「Is everybody here? Is everybody ready? Hit it!」と劇中でビリーの見せ場となる“All I Care About”の1場面を披露して登場。長年ビリーを演じ、2003年の日本公演にも出演しているキャビンは深みのある低音ボイスでビリー役の魅力を語り、コメントを聞いているだけでも彼の登場シーンが待ち遠しくなるほどだ。
今回コメントを寄せた3名以外にも実力波メンバーが集結する今回の来日公演。開幕まで1カ月を切り、11月23日(水・祝)にはTBSテレビにて特別番組の放送も決定している。
キャストプロフィール
ロキシー・ハート役 サラ・ソータート(Sarah Soetaert)
アントワープ、ベルギー、イギリスのナショナル・バレエ・スクールでトレーニングを積む。『シカゴ』ではロキシー・ハート役としてフェニックス劇場、ギャリック劇場および複数のツアー公演に参加。その他、主な出演作には、『グレン・ミラー物語』ヘレン役、『サウンド・オブ・ミュージック』エルザ役、『オン・ザ・タウン』ジュード役、『キス・ミー・ケイト』、『FAME』、ディズニー映画『101』プレミア、『キャッツ』ヴィクトリア役、「ヨハン・シュトラウス・ガラ」『カルーセル』ルイーズ役アンダースタディなどがある。
ヴェルマ・ケリー役 ソフィー・カルメン=ジョーンズ (Sophie Carmen-Jones)
アート・エデュケーショナル・スクールでトレーニングを積み、その後レインシアターアーツで学ぶ。これまでの主な出演作は、『ムーラン・ルージュ』ニニ役、『カーテン・アップ』、『バースデー』ミセス・カーター役、『シカゴ』ヴェルマ・ケリー役、『ジャージー・ボーイズ』フランシーヌ役、『CHILDREN OF THE SUN』パロマ役、『ビバ・フォーエバー!』アンサンブル/ビバ役アンダースタディ、『ウィキッド』アンサンブル、『ウィー・ウィル・ロック・ユー』アンサンブル/ミートローフ役アンダースタディなど。また映画出演作には、「リトル・マーメイド」(実写版)、「ナイル殺人事件」、「アラジン」、「美女と野獣」などがある。
ビリー・フリン役 キャヴィン・コーンウォール (Cavin Cornwall)
17歳で空手の英国ジュニアチャンピオンとなる。バード大学でダンスと音楽を学び、これまでの主な出演作は、『アラジン』ジャファー役/サルタン役(スタンバイ)、『カラー・パープル』ミスター役、『ジーザス・クライスト=スーパースター』カヤパ役(リージェンツ・パーク、ワールド・アリーナ・ツアー)、『天使にラブ・ソングを〜シスターアクト〜』カーティス役(英国ツアー)、『THE EXONERATED』デイヴィッド役)、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』オードリーⅡ役(声の出演))、『ポーギーとベス』クラウン役、『OVER THE RAINBOW』チャック・ブラウン役(英国ツアー)、『シカゴ』ビリー・フリン役(アデルフィ劇場、英国ツアー、ヨーロッパツアー、アジアツアー)、『ニル・バイ・マウス』ナレーター、『ミス・サイゴン』ジョン役、『フォッシー』など。
1920年代のジャズ全盛時代、イリノイ州シカゴ。不倫を重ねていた夫と妹を殺した元ナイトクラブの歌姫、ヴェルマ・ケリーが収監されている監獄に、新顔がやってくる。彼女の名はロキシー・ハート。冴えない夫エイモスに飽き飽きしている歌手志願の人妻ロキシーは、自分を捨てようとした愛人フレッド・ケイスリーを殺害したのだ。悪徳敏腕弁護士ビリー・フリンの力でメディアの注目を一身に集め、スターとなっていたヴェルマに負けじと、ロキシーもビリーを雇ってマスコミを利用し、正当防衛の“悲劇のヒロイン”として一躍メディアの寵児になっていく。スポットライトを求めるロキシーの快進撃はどこまで続くのか?彼女と反目するヴェルマのリベンジは?二人の女と一人の男の名声を賭けた争いが今、幕を開ける──。