ジャニーズWEST、映像作品『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』が発売初日にグループ史上最高の売り上げ
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Blu-ray & DVD「ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice」 ジャケット写真
11月23日にリリースされた、ジャニーズWESTのライブBlu-ray&DVD『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』が、発売初日にして、グループ史上最高売上となる135,499枚を記録し、過去最大の累積売上であったBlu-ray&DVD『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2019 WESTV!』(2019年7月10日発売)の13.3万(2022/11/28付現在)をも上まわる記録となった(オリコン調べ)。
このライブ本編の映像は、2022年に全国8都市9会場で全38公演で開催されたアリーナツアーから、神奈川・ぴあアリーナMMでの公演を収録。本映像からもジャニーズWESTが今、なぜこれだけ伸びているのか、その理由を感じ取ることができる。
一つは歌の力。ライブ一発目がフェイクで始まるアイドルは、なかなかいないはずだ。またメンバーが楽器を手に、公演替わりで披露した「Special Acoustic Arrange」では感情たっぷりに温かなハーモニーを響かせた。ライブ会場では1公演1曲の披露だが、『アメノチハレ』、『ブーケ』、『オレとオマエと時々チェイサー』と全3曲(初回盤に収録)をじっくり聴けるのも映像作品ならではの醍醐味だ。
その歌の力によって、広がっているのが楽曲の多彩さ。ポップスやロックはもちろん、ヒップホップなサウンドやジャジーな楽曲、今っぽいシティポップ要素やボカロPをうまく組み込んだナンバーなど、彼らの歌う音楽は幅広い。7人7色の声を持ち、さらにそれぞれが曲に合わせて声色や歌い方を変える。そのかけ算で、多種多様な音楽を自分たちらしく染めているのがライブ映像でも垣間見える。
また、楽曲の多様性に比例してパフォーマンス力も広がり、中でも生バンドを背負って歌うロック、ド派手な演出で畳みかけるEDMは、今やジャニーズWESTのライブの象徴する大切な要素。ライブ後半ではこの2つのパートが存在感を放っているが、それも底抜けに明るいアッパーソングや、コミカルなパラパラなど積み重ねてきた過去の楽曲があるからこそ、より引き立つのだ。
そして、アリーナツアーの合間には『OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022』、直後には『LOVE MUSIC FESTIVAL 2022』とフェスにも名を連ねた。ここで遺憾なく発揮されたのが、彼らのオーディエンスを巻き込むエネルギー。とにかく本人たちが全力で音楽を楽しみ、聞く人、見る人を笑顔にするパフォーマンスが多くの音楽ファンに刺さり、ジャニーズWESTの味方を増やした。
夏にはこの勢いを初の3大ドームツアーへと繋げ、ツアー中に発売された『星の雨』はシングル最大売上を達成。立て続けに、今回のBlu-ray&DVD『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』でも、過去作を大きく上回る売上げをマークした。この数字には、ジャニーズWESTの勢いと期待が表われているのではないだろうか。デビュー10年目を目前に控えた2023年、ジャニーズWESTがどんな景色を見せてくれるのか、期待したい。