『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』世界興収が938億円に到達 ライアン・クーグラー監督「チャドウィック・フォーエバー」
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 (C)MarvelStudios 2022
公開中の映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の全世界での興行収入が930億円を超えたことがわかった。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、アベンジャーズなどのマーベルコミックス作品を実写映画化するプロジェクト“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”のひとつで、映画『ブラックパンサー』シリーズの最新作。主人公のブラックパンサーは、超文明国ワカンダの国王でありながら、キャプテン・アメリカの持つシールドと同じ金属・ヴィブラニウムからなる漆黒のスーツを身にまとい、ヒーローとして活躍する異色のキャラクターだ。初の単独作となる映画『ブラックパンサー』では、超文明国ワカンダの国王であった父を亡くしたティ・チャラことブラックパンサーが、新しい国王として、ヒーローとして活躍する姿が描かれた。同作の全米歴代興行収入は『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『アバター』に次ぐ歴代5位となる7億ドルを記録し、全世界興収は13億ドルを超えている。また、ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞(R)作品賞含む7部門にノミネートされ、3部門で受賞。しかし、ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンさんは、2020年に死去している。前作に続いて『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でメガホンをとるのは、ライアン・クーグラー監督。
(C)MarvelStudios 2022
本作は、11月11日(金)に世界各国で封切られ、11月28日までに全世界で興行収入6億7,550万ドルを記録(約938億円/1ドル139円換算/11月28日時点/Box Office Mojo 調べ)。また、日本国内の興収は10億8,701万円、動員数はのべ700,593名に達した(11月27日時点)。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ライアン・クーグラー監督
ライアン・クーグラー監督は、11月24日にマーベル公式インスタグラムでコメントを発表。「感謝。それが、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を応援してくださった皆さんに対して、思い浮かんだ言葉です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、「私たちは、この業界で偉大な功績を築いた友人を称える作品を作りました。そして、劇場で、友人や家族、さらには見知らぬ人とも楽しめる作品を作りました。引用されたり、語られたり、議論されたりする作品を作りました。物理的にも、感情的にも感じてもらえるような作品を作りました」と想いを綴っている。最後に「映画は、観客の皆さんがいなければ成り立ちません。私に映画のプロとしての目的を、そして感情を表現する場を与えてくださり、本当にありがとうございます。これからも、たくさんの物語をお届けできることを楽しみにしています。心からの感謝を込めて」とコメント。劇中のセリフを引用しつつ、「ワカンダ・フォーエバー」「チャドウィック・フォーエバー」と締めくくっている。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は公開中。