18年ぶり紅白控えたX JAPAN「HIDEとTAIJIも一緒に復活する」

2015.12.31
レポート
音楽

X JAPAN

本日12月30日、東京・NHKホールにて「第66回NHK紅白歌合戦」のリハーサル2日目が行われている。この記事ではX JAPANのカメラリハーサルの模様、および囲み取材でのコメントを紹介する。

18年ぶり6回目の出場となる彼らは43組目に登場し、「紅白スペシャルメドレー ~We are X!~」と題したメドレーを演奏する。リハーサルではYOSHIKI(Dr, Piano)が美しいピアノ演奏とパワフルなドラムを披露し、Toshl(Vo)も圧巻のボーカルを響かせる。PATA(G)、HEATH(B)、SUGIZO(G)も迫力あるパフォーマンスを展開し、ステージ袖ではゴールデンボンバーなど彼らを敬愛する出場者たちが目を輝かせて見つめていた。

囲み取材に現れたYOSHIKIは、18年ぶりの紅白出場について「タイムマシンに乗ってきたみたいな気分ですね。日本に帰ってきたって感じがします」と語り、Toshlも「たくさんの方が一堂に会して、にぎやかですね」と感慨深そうな表情を見せる。また、ステージでの映像を使った演出に関してYOSHIKIは「HIDE(G)とTAIJI(B)も一緒に(紅白に)復活しよう、そして未来に向かっていこうという思いが込められています」とその狙いを明かした。

リハーサルはきちんとした演奏で締めくくられたが、往年のような破天荒なパフォーマンスの可能性を尋ねられたYOSHIKIは「出入り禁止にならない程度にしたいですね(笑)。せっかく復活したのに、最後にならないように」と苦笑い。また、特別企画の小林幸子に対しては「インパクトがありますから、負けないようにがんばりたいです。濃い時間になりますね」と対抗意識を見せた。

来年以降の活動予定は「X JAPANはいろいろドラマが多いので、先を考えてる場合じゃないのかなと……」と語ったYOSHIKI。「3月12日のウェンブリー、そしてアルバムに向けてさらにがんばりたいと思っています」と、まずは紅白直後の大イベントへの意気込みを改めてアピールしていた。