あのアーサーが立った!?　斉藤壮馬さん、中村悠一さんらが出演したTVアニメ『ディバインゲート』第1話先行上映会レポート

　2015年12月26日(土)、TOHOシネマズ新宿にて、TVアニメ『ディバインゲート』の第1話先行上映会が行われました！　本作はガンホー・オンライン・エンターテイメントから配信されているアプリ『ディバインゲート』を基に制作されたアニメで、柿原徹也さんや櫻井孝宏さん、花江夏樹さんと豪華キャスト陣を迎えて2016年1月8日(金)から放送が開始されます。

　
　そんな本作の第1話上映後のトークコーナーに出演したのは、アオト役の斉藤壮馬さん、アーサー役の中村悠一さん、クリエイティブディレクターの高野D、四次元広報のミスターディバイン、そして司会を務めたラモック役の一木千洋さん。本稿では第1話の感想はもちろんのこと、アフレコでの収録秘話も飛び出した上映会をレポートしていきます！


■ 遂にアーサーが立った！　そのときの中村さんは……？

　上映後、司会の一木さんの呼びこみで出演者が登壇し、早速第1話の感想を述べていきました。斉藤さんは「収録では音がついていなかったのですが、今回映像と曲が重なると非常に魅力的な作品に仕上がるんだなと、1話から感慨深い思いを抱きました」と話します。

　
　中村さんは「最初にオープニングが出なかったじゃないですか。だから間に合わなかったか……って思ったんですけど、エンディングとして流れたオープニングを見られてホッとしました(笑)。カッコ良かったです！」と、制作側を案じたコメントをしました。またアニメで描かれた『ディバインゲート』の世界について高野Dは、アーサー達が円卓で会議している場面が描かれていて嬉しかったと喜びを露わにします。

　
　ここで司会から各々のキャラクターについて尋ねられると「1話と現在収録しているアオトは変わってきているので、ぜひ楽しみにしていただければいいなと思います」と話す斉藤さん。

　
　一方で中村さんは、ほとんどのイラストが座っているアーサーについて「制作発表会のとき、アーサーの立ち絵のパネルが用意されていて、スタッフの方から“この立ち絵を発表するのは盛り上がりますよ！”と言われ、何を言っているんだろう……と思いました(笑)。でもパネルが公開されたときは皆さん本当に驚いていて、ファンの方にとって期待度が高いキャラクターだと実感しました」と、発表会で改めてアーサーの人気を垣間見たと語ります。

　
　またアフレコの際、本作はアプリのエピソードを元にしていることもあり、キャラクターのイメージを固めないで演じるように言われたとのこと。その点について高野Dは「想像の余地を残すしつつ、制作陣がキャラクターをどのように構築していくか調節し、工夫するところがありましたね」と、徹底したキャラクター作りについて明かします。

　
　それに対し中村さんからは「キャラクターの絶対に守ってほしい部分はアフレコの際に言ってくださります。それ以外のところは全てに意味があるよう、思わせぶりな演技にしています。今後、何に影響があるのか分からないので。自由なようで自由じゃなく、自由じゃないようで自由に演じています……！」とキャストを代表したコメントを残します。

　
　そんなアフレコですが、実際に演じてみた感想を聞かれると斉藤さんは「アオトは言葉を相手にかけ過ぎないというか、言葉を相手に飛ばし過ぎないようなニュアンスで演じました」と話します。そこで中村さんは「目を合わせないような芝居を？」と、アフレコ現場で目を合わせない斉藤さんの真似をすると「それめっちゃ感じの悪い人じゃないですか！　周り先輩だけなのに！　現場での挨拶はちゃんとしますよ！(笑)」とツッコまれ、会場の笑いを誘いました。

　
　中村さんが本番前のテストで一度工夫してみた点として「アーサーはどのイラストでも基本ニヤニヤしているというか、微笑んでいるんですね。でも内心で信用していない相手と会話するときは、隙のないようにしなければと思い、微笑みながらも良い奴か悪い奴か読み取れない演技をテストでしていました。すると“もっとしっかりしてください。アーサーは円卓のリーダーです。皆が信頼を置いているので、今のはちょっと……”と言われ、そのことを未だに根に持っています(笑)」とテストでのやり取りを、冗談交じりに披露します。

　
　そして上映会の最後には、本作のファンへ向けてメッセージが送られました！

□斉藤さん
　ゲームも先日2周年を迎え、根強いファンの皆様に支えられていると思いますが、その中でアニメ化プロジェクトに携わらせていただき、本当に嬉しく思っています。ぜひアニメとゲームを照らし合わせて楽しんでいただきたいのですが、個人的にはアリトンとの関係性がアニメーションでどのように描かれていくのか楽しみです。そしてアカネやミドリを始めとするキャラクター達が、どうやってディバインゲートを目指してどのような結末を迎えるかを、ぜひ楽しみにしていただければと思います。アニメ、ゲーム共々よろしくお願いします！

□中村さん
　既に収録ではストーリーもだいぶ大詰めというか、一つの転機を迎えて今後どうなっていくかと思うシーンの最中です。今回アニメを見ていただいて続きが気になる方はゲームを始めると、ある程度ストーリーを追えるようになっていますので、ゲームも楽しんでいただければなと思います。そしてゲームをプレイしている方には、ゲーム内で皆さんが思い描いていた世界と違和感のない、もしくは超えるような作品を作れればと思い、絵作りや音声収録に臨んでいます。ぜひ両方をリンクして楽しんでいただければと思います。これからもディバインゲートをよろしくお願いします。

□高野D
　2話以降も様々なキャラクターが出てきたり、それこそ皆さんが待ち望んだキャラクターも出てくるので楽しみにしていただければと思います。もちろんゲームとは完全に同じストーリーではないので、ゲームの事を把握しつつ新しい作品を見るかのように楽しんでいただければと思います。

□ミスターディバイン
　ゲーム内では、現在アーサーが降臨しています！　これからゲームを始める方はアオトを選び、少し頑張っていただくとアーサーを倒せます！　そこでアーサーを手に入れてもらってゲームも楽しんでいただければと思います。またゲームをプレイしていただければアニメも二重三重と楽しめますので、ぜひ両方を一緒に楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします！

　
■ TVアニメ『ディバインゲート』作品紹介

聖なる扉・ディバインゲートは開かれた。さぁ、その先へ――

聖なる扉「ディバインゲート」が開かれたことにより、＜常界＞＜天界＞＜魔界＞３つの世界が交わり、欲望や争いの交錯する混沌が訪れた時代。秩序回復のために支配層は「世界評議会」を結成。統制されたかりそめの平穏のもとで、「ディバインゲート」は誰もその実体を知らぬ都市伝説と化した。そのなかで世界評議会のもとに集う「適合者」と呼ばれる少年少女たち。ディバンゲートを認識し、「扉」に自らがたどり着くことを信じる者たちである。敬愛する父の死に疑いを持ち再会を信じるアカネ、凄惨な過去のため人と距離をおくアオト、過去と向き合い真実を知りたいミドリ。彼らは、それぞれが心に抱える傷と向き合いながら「扉」を目指す。ディバインゲートにたどり着いた者は、望む願いを叶えてくれるという。その扉の先には何があるのか。扉にたどり着いたとき、世界は変わるのか。変わるのは、自らの抱える過去なのか、それとも未来なのか。少年たちはすべてを知るために歩み出す――。

　
＜スタッフ＞
監督：阿部記之
シリーズ構成：高橋ナツコ
キャラクターデザイン：夘野一郎、Ｃｉｎｄｙ H. Yamauchi
音楽：尾澤拓実
アニメーション制作：studioぴえろ

＜キャスト＞
アカネ：柿原徹也
アオト：斉藤壮馬
ミドリ：伊藤かな恵
ヒカリ：竹達彩奈
ユカリ：雨宮 天
ギンジ：吉野裕行
アーサー：中村悠一
ほか

＜放送局情報＞
●2016年1月8日（金）より下記放送局で放送開始
TOKYO MX 金曜 22:30～
テレビ愛知　金曜27：05～
サンテレビ　金曜24：00～
KBS京都　金曜24：00～
テレビせとうち　金曜26：44～
TVQ九州放送　金曜25：58～
BS11　金曜27：30～

●2016年1月9日（土）より放送開始
AT-X
　土曜 24：00～
　日曜 21：00～
　火曜 16：00～
　金曜 8：00～
※放送日時は変更になる場合が御座います。

＜配信情報＞
dアニメストア
　2016年1月9日（土）正午配信開始、毎週土曜日更新
アニメ放題
　2016年1月9日（土）正午配信開始、毎週土曜日更新
U-NEXT
　2016年1月9日（土）正午配信開始、毎週土曜日更新
楽天ショウタイム
　2016年1月9日（土）正午配信開始、毎週土曜日更新
ニコニコチャンネル
　2016年1月9日（土）正午配信開始、毎週土曜日更新
ニコニコ生放送
　2016年1月9日（土）23時30分配信開始、毎週土曜日更新
ビデオパス
　2016年1月10日（日）0時配信開始、毎週日曜日更新
J:comオンデマンド
　2016年1月10日（日）0時配信開始、毎週日曜日更新


>>TVアニメ『ディバインゲート』公式サイト
>>TVアニメ『ディバインゲート』公式Twitter(＠divine_anime)