オンラインゲーム、ポルノ、コスプレ、刀を持った男 ミレニアル世代の欲望と苦悩を描く台湾映画『青春弑恋』日本公開が決定

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2023.1.10
映画『青春弑恋』 (C)2021 CHANGHE FILMS LTD.

映画『青春弑恋』 (C)2021 CHANGHE FILMS LTD.

台湾映画『青春弑恋』が3月24日(金)に日本で劇場公開されることが決定した。

『青春弑恋』は、『ビューティフル・アクシデント』『幸福都市』などで知られる台湾のホー・ウィディン監督による最新作。何の接点も持たない人々の間に起こる奇妙な連鎖反応を通して、都市部のミレニアル世代の欲望と苦悩を野心的に描いた群像劇だ。

主演のリン·ボーホン(『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』など)が心に闇を抱えるストーカーを演じているほか、ムーン・リー(Netflixオリジナルシリーズ『次の被害者』など)が共演。アニー・チェン(『悲しみより、もっと悲しい物語』)、ヤオ・アイニン(『越年 Lovers』『共犯』)、ディン・ニン(ドラマ『弱くて強い女たち』)らがキャストに名を連ねている。撮影を担当したのは、『幸福都市』でもホー監督とタッグを組んだジャン・ルイ・ヴィアラール氏。

 
 

刀を抜く男の姿からはじまる特報映像では、オンラインゲーム、インフルエンサー、ポルノ、コスプレ、妄想、刀、恋愛のもつれなど様々な出来事を通し、刺殺事件をきっかけに6人の男女の運命が絡み合っていく様子が映し出されている。電話ボックスの中で抱き合うふたり、ガラスを割っても口を聞かない男女、マッサージ師に言われた言葉を真に受けて女性の部屋を覗きに行く男の姿も。映像の最後は、男が刀を持って台北駅に現れる、悪不穏なシーンで締めくくられている。

『青春弑恋』は3月24日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開。

 

作品情報

映画『青春弑恋』
(2021年/台湾/北京語/カラー/シネスコ/5.1ch/127分)
原題:青春弑戀  
監督:ホー・ウィディン
脚本:ホー・ウィディン、ナターシャ・ソン
撮影:ジャン・ルイ・ヴィアラール
編集:ヒューイ・リー、ホー・ウィディン 音楽:チアー、シュー・ユーイン、ドアン・シンユー
出演:リン・ボーホン、ムーン・リー、リン・ジェーシー、アニー・チェン、ヤオ・アイニン、ディン・ニン
日本語字幕:島根磯美/字幕協力:東京国際映画祭/後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/
パブリシティ:金紀恵/配給協力:クレプスキュール フィルム/配給・宣伝:2ミーターテインメント(2MT)
公式サイト:https://siren.2-meter.net/ 
(C)2021 CHANGHE FILMS LTD.
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