実食調査!ミュージシャン考案のグルメが美味すぎる、期間限定フードダイニング『音食キッチン in OSAKA』が大阪・梅田に登場

2023.1.28
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『音食キッチン in OSAKA』

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『音食キッチン in OSAKA』2023.1.27(FRI)〜2.9(THU)大阪・OSAKA FOOD LAB

『音食キッチン in OSAKA』

1月27日(金)〜2月9日(木)の期間、大阪駅や地下鉄の梅田駅から徒歩すぐのところにあるOSAKA FOOD LABに、期間限定フードエリア『音食キッチン in OSAKA』がオープンした。これは大阪府と大阪市が主催する「大阪来てな! キャンペーン ポップアップフェス in大阪・梅田」の一環で行われる、アーティストコラボレストラン。関西のラジオ局・FM802と計31名の料理好きのアーティストたちが考案したグルメをフードホール形式で提供する。今回はSPICE編集部が会場の模様をレポートしつつ、実食したメニューをピックアップで紹介する。

料理ガチ勢のアーティスト&FM802 DJが考案した超本格メニュー

『音食キッチン in OSAKA』

メニューを考案したのは、アーティスト29名とFM802 DJ2名の計31名。いずれも料理が好き&得意な面々ばかりで、「FM802料理部」部長をつとめる伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)と、副部長の金澤ダイスケ(フジファブリック)をはじめ、お弁当本を出版しているTOSHI-LOW(OAU/ BRAHMAN)、ラーメンをプロデュースしてフェスにも出店した浦山一悟(ACIDMAN)、クックパッドに20ものレシピを掲載している長谷川大喜(マカロニえんぴつ)などなど、本気で料理を愛するメンバーが名を連ねる。FM802 DJからは樋口大喜と高樹リサが参加している。

丼ぶりやカレーなどのご飯ものから、麺類、おつまみ系、スイーツ、ドリンクまであらゆるジャンルの料理がズラリ。メニューを見ているだけでお腹が空いてしまうし、どれも美味しそうで、ものすごく迷ってしまうのが正直なところだ。

SPICE編集部が実食調査でメニュー紹介!

赤頭隆児(フレデリック)の「スパークルダンサー(600円)」は、ラインナップの中で唯一のドリンク。リリースされたばかりの新曲を彷彿とさせるネーミングで、2層のゼリーの上にジンジャーエールが注がれていて、スタイリッシュなビジュアルも楽曲どおり。1層目のピーチ味のゼリーと2層目のソーダ味のゼリー(1層目のゼリーはバリエーションがあるそう。何味になるかお楽しみに)を混ぜると、辛口のジンジャーエールがピリッと口内を刺激する。まさに炭酸がスパークして踊っているようだ。後味はさっぱりとして飲みやすい。ちなみに場内では、ビールなどのお酒やソフトドリンクも販売されている。

バンド界きっての料理好きと言えばこの人。料理研究家としても「FM802 料理部」部長としても活躍する、伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)の「鶏肉飯(台湾飯/1,000円・ハーフサイズ700円)」はふわふわの鶏肉とあっさりしながらもコクのあるタレが食欲をそそる。ハーフサイズも用意されているため、他にもたくさんの料理を頼みたいという人にはこちらがおすすめ。なお、1月29日(日)14時頃には伊地知本人が来場し、自ら腕を振るうそうだ。

伊地知とともに「FM802 料理部」を牽引する金澤ダイスケ(フジファブリック)の考案メニューは「大阪カステラ(600円)」。まるでたこ焼きのようなビジュアルだが、しっかりスイーツだ。青のりを抹茶、鰹節をきな粉、お好みソースをチョコソースで表現。甘さ控えめでパクッと一口でいけてしまう。

世界進出を目指し、タイを拠点に活動する7人組ダンス&ボーカルグループ・PSYCHIC FEVERのWEESAが考案した「トムカーガイ(タイ料理/900円・ハーフサイズ700円)」は、YouTubeで公開されているリアリティーショー「New School Breakin’」の中でメンバーが作っていたもの。ココナッツベースのスープにパクチーやごろごろとした大きな野菜、鶏肉が入って体があたたまる。寒い冬には嬉しいメニューだ。

6年間、息子さんにお弁当を作り続けた記録が「鬼弁」という本にもなったTOSHI-LOW(OAU/ BRAHMAN)は、「ガーリックライス弁当(800円)」と「ステーキ弁当(1,400円)」の2種を考案。今回は「ステーキ弁当」をいただいた。驚くのはそのビジュアルとボリューム! ガーリックライスに分厚いラム肉がどーんと乗っている様はインパクト大。TOSHI-LOW曰く、「肉にかぶりついて食べてほしい」とのこと。ぜひがっつりいってほしい。

淡路島出身、FM802 DJの樋口大喜による「淡路島のオニポテ」は、たっぷりのポテトフライと淡路島産のタマネギをフライしたオニオンリング。サクサクの衣とタマネギの甘みが美味しく、いくらでもつまめてしまう。

1人で来て、推しの考案したメニューを食べるもよし、友達や同僚と来て、お酒を呑みながら色んなメニューをシェアするのもよし。どの料理も本格的でハイクオリティなので、何度でも来たくなること間違いなし。一部メニューはテイクアウトも可能なので、お昼休みや近くに立ち寄った際に持ち帰って味わうこともできる。

梅田から徒歩10分の好立地、BGMやガチャもチェック

『音食キッチン in OSAKA』

会場は大阪メトロ御堂筋線「中津駅」5番出口から徒歩で約4分、阪急電鉄「大阪梅田駅」から北へ徒歩で約8分の場所にある「OSAKA FOOD LAB」。阪急神戸線の高架沿いにある、広々としたイベントスペースだ。天井が高く、コンクリート打ちっ放しのオシャレな倉庫のような空間で、木の樽やドラム缶があちこちに置かれ、気軽に立ち呑みできる雰囲気。テーブル席もたくさん用意されているため、1人でも複数人でも使いやすい。天井から下げられたカラフルなガーランドが祝祭感を醸し出している。食器類にもこだわりがあり、環境問題に配慮してプラスチック類は使用せず、ナカバヤシ開発の原材料にさとうきびの絞りかすであるバガスを約90%、ヴァージンパルプを約10%使用した、地球にやさしい非木材パルプ容器が使用されている。

会場内ではBGMとして、高樹リサによる特別番組が流れていた。参加ミュージシャンから寄せられたレシピ紹介コメントや料理への想い、楽曲を聴くことができるのでぜひ耳を傾けてみよう。

料理は制。入り口で飲食を購入して、金額分のをブースで手渡す。①1,000円プラン(100円 x 10枚)②3,000円プラン(100円 x 31枚)③5,000円プラン(100円 x 53枚)の3プランが用意されていて、②と③は少しお得になっている。お昼11時からオープンしているため、もし近くに学校や会社があれば、ランチでも利用できるのは嬉しいところ。現金のほかキャッシュレス決済にも対応している。

『音食キッチン in OSAKA』

また、場内では「マグネットガチャ」を引くことができる。参加ミュージシャンのキュートなイラストが描かれたオリジナルデザインのマグネット。冷蔵庫に貼れるようにマグネット型なのだそうだ。1回300円で、現金・キャッシュレスどちらも対応可能。ぜひ来場の記念にガチャガチャしてみてほしい。

『音食キッチン in OSAKA』

『音食キッチン in OSAKA』は1月27日(金)〜2月9日(木)まで、大阪・中津の「OSAKA FOOD LAB」で開催中。この、なかなか体験することのできないスペシャルイベントに足を運び、音楽と料理を愛するミュージシャンが考案した、美味しい料理に舌鼓を打ってみてはいかがだろうか。

メニュー / ミュージシャン
●スパークルダンサー(ドリンク) / 赤頭隆児(フレデリック)
●レペゼン名古屋、至高のあんかけパスタ / 穴見真吾(緑黄色社会)
●鶏肉飯(台湾飯) / 伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
●トムカーガイ(タイ料理) /WEESA(PSYCHIC FEVER)
●ラーメン / 浦山一悟(ACIDMAN)
●ねばたまうどん / 大野雄大(Da-iCE)
●カレー香るカツレツ串〜タルタルソース付き〜 / 小川貴之(sumika)
●シャクシュカミートパイ / 小倉誠司(flumpool)
●尾崎裕哉の雅梅水餃子 / 尾崎裕哉
●大阪カステラ / 金澤ダイスケ(フジファブリック)
●餃子炒飯 / かみじょうちひろ(9㎜ Parabellum Bullet)
●課長のからあげ(5個入り) / 休日課長(ゲスの極み乙女)
●紅白丼 / CLIEVY(C&K)
●バターチキンカレー / 桜井誠(Dragon Ash)
●弁慶めし / 菅原卓郎(9㎜ Parabellum Bullet)
●玉ねぎたっぷり粗挽き肉のスパイシーキーマカレー / TAXMAN(THE BAWDIES)
●弁当 / TOSHI-LOW(OAU/BRAHMAN)
●アラビアータ / 中島 元良(w.o.d.)
●ハニーマスタード塩麹の焼き親子丼 / 長谷川大喜(マカロニえんぴつ)
●もっチャーハン / 秦 基博
●香草香る大人のボロネーゼ / 福永浩平(雨のパレード)
●タコとアボガドあっさりマリネ / ホリエアツシ(ストレイテナー)
●にしんの切り込み / 増子直純(怒髪天)
●大阪のどて焼き / 松室政哉
●鳥のトマトソース煮 / 村松拓(Nothing’s Carved In Stone)
● "ひき肉"横手やきそば / 柳沢進太郎(go!go!vanillas)
●ジャジャーン!もっちり白玉プリン / ユナ(CHAI)
●にんにく背脂中華そば / RONZI(OAU/BRAHMAN)
●ホタテをクミンで炒めたもん / WATARU(FIVE NEW OLD)
●淡路島のオニポテ / 樋口大喜(FM802DJ)
●アイスチョコバナナ / 高樹リサ(FM802DJ)

浦山一悟(ACIDMAN)の「一悟ラーメン(麺屋一悟)」


桜井誠(Dragon Ash)の「バターチキンカレー」


秦基博の「もっチャーハン」


柳沢進太郎(go!go!vanillas)の「“ひき肉”横手やきそば」


菅原卓郎(9mm Parabellum Ballet)の「弁慶めし」


ユナ(CHAI)の「ジャジャーン! もっちり白玉プリン」


高樹リサ(FM802 DJ)の「アイスチョコバナナ」

取材・文=ERI KUBOTA 撮影=SPICE編集部

イベント情報

『音食キッチン in OSAKA』
期間 : 2023年1月27日(金)~2月9日(木)  
時間 : 11:00~22:30(LO22:00)
場所 : OSAKA FOOD LAB(大阪市北区中津1-1-36) 
入場: 無料 
参加ミュージシャン:
赤頭隆児(フレデリック)、穴見真吾(緑黄色社会)、伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、WEESA(PSYCHIC FEVER)、浦山一悟(ACIDMAN)、大野雄大(Da-iCE)、小川貴之(sumika)、小倉誠司(flumpool)、尾崎裕哉、金澤ダイスケ(フジファブリック)、かみじょうちひろ(9㎜ Parabellum Bullet)、休日課長(ゲスの極み乙女)、CLIEVY(C&K)、桜井誠(Dragon Ash)、菅原卓郎(9㎜ Parabellum Bullet)、TAXMAN(THE BAWDIES)、TOSHI-LOW(OAU/BRAHMAN)、中島 元良(w.o.d.)、長谷川大喜(マカロニえんぴつ)、秦 基博、福永浩平(雨のパレード)、ホリエアツシ(ストレイテナー)、増子直純(怒髪天)、松室政哉、村松拓(Nothing’s Carved In Stone)、柳沢進太郎(go!go!vanillas)、ユナ(CHAI)、RONZI(OAU/BRAHMAN)、WATARU(FIVE NEW OLD)、樋口大喜(FM802DJ)、高樹リサ(FM802DJ)
 
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