声優・宮野真守が『シャザム!~神々の怒り~』日本語吹替版シャザム役に決定! 特別動画で作品と役へのアプローチを語る
宮野真守 (C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC
3月17日(金)に日米同時公開される映画『シャザム!~神々の怒り~』日本語吹替版で、主人公シャザムの声を宮野真守が担当することがわかった。あわせて、宮野が登場する特別映像が解禁されている。
『シャザム!~神々の怒り~』は、スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンで知られるDCコミックス社のコミック『SHAZAM!』の実写映画化作品『シャザム!』の続編にあたるタイトル。ある日魔術師にヒーローとして選ばれた少年・ビリーが、スーパーマンに匹敵する強さを持つ“シャザム”として活躍する姿を描いた作品だ。ビリーは、「シャザム」という呪文を唱えると、「SHAZAM」の頭文字になぞらえたスーパーパワー、S=ソロモンの知力、H=ヘラクラスの強さ、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスのパワー、A=アキレスの勇気、M=マーキューリーの飛行力を得て、筋骨隆々とした青年の姿に変身する。
『シャザム!~神々の怒り~』では、主人公・シャザム役のザッカリー・リーヴァイ、ビリー役のアッシャー・エンジェル、フレディ役のジャック・ディラン・グレイザーら主要キャストが続投。さらに、アトラスの娘・へスペラ役でヘレン・ミレン(『クィーン』)、カリプソ役でルーシー・リュー(『キル・ビル』)が出演。そのほか、レイチェル・ゼグラー(『ウエスト・サイド・ストーリー』)らがキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、前作に引き続きデイビッド・F・サンドバーグ監督。
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前作『シャザム!』では、日本語吹替の監修・演出を実写映画『銀魂』の監督として知られる福田雄一氏が手がけ、シャザム役の吹き替えを福田組常連の菅田将暉が担当していた。続編『シャザム!~神々の怒り~』日本語吹替版でシャザムを演じる宮野は、決定時の心境について「びっくりしました。映画の世界観を、僕も自分の表現で皆様に楽しんでいただければいいなと気合が入りましたね」と熱弁。シャザムのキャラクターについては、「憧れのヒーローとはまたちょっと違う、思春期の少年がスーパーパワーを授けられて、そのパワーと向き合っていく。その中で巻き起こるコメディの中に、若者の悩みみたいなものが見え隠れするのが、とても面白く感動的だな」と語っている。続けて、「自分も子供の頃にスーパーパワーをもらったら、自由に使いたくなっちゃうんじゃないかな。ヒーローの心がないわけじゃなく、ヒーローの心を上手く扱えていないところが半人前ヒーローの所以かなと思います」と解説。さらに、「(シャザムを演じる)ザッカリーさんのお芝居がとても素晴らしかったので、とにかくそこに寄り添えたらなと思いました。ナチュラルな声のトーンとか、コミカルな部分とか、根本にある子供心とか」と、役へのアプローチも明かした。
そのほか、宮野は「シャザムの表現がとても面白いので……彼の表現をしっかり日本語でも楽しんでもらえるように、家でめちゃくちゃ練習しました(笑)。本当に細かい動きまで、自分なりに台本にメモったりして、このコメディの面白さがちゃんと引き出せればいいな」と明かしつつ、「心を繋ぎ合わせたと思えば、少しのことでぶつかってしまったり。皆様にも当てはまる想いがあるかもしれないし、映画を観ていると、最後にあったかいものを受け取ってもらえる内容になっている」とコメントを残している。
『シャザム!~神々の怒り~』は3月17日(金)全国ロードショー。