King Gnu井口理らの出演も明らかに　主演・坂口健太郎の映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』予告編・新キャスト情報など解禁

4月14日（金）公開の映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』から、予告編、ポスタービジュアル、新キャスト・主題歌情報が解禁された。

『サイド バイ サイド』は、『世界の中心で、愛をさけぶ』『スカイ・クロラ』などで知られる伊藤ちひろ氏がオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた映画。『世界の中心で、愛をさけぶ』などの監督・行定勲氏が企画・プロデュースを担当している。

本作で描かれるのは、不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山の物語。坂口健太郎が主演を務めている。また、ある事件がきっかけで未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を齋藤飛鳥が演じている。齋藤は、本作が乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる。そのほか、未山と共に生活する看護師で恋人・詩織役で市川実日子、高校時代の後輩でミュージシャンの草鹿役で浅香航大、詩織の娘・美々役で磯村アメリがキャストに名を連ねる。

そこに存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山(坂口健太郎)。その不思議な力で身体の不調に悩む人や、トラウマを 抱えた人を癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人で看護師の詩織(市川実日子)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。 そんな未山はある日、これまで体感したものとは異質の強い想いを感じ始める。それは、高校時代の後輩で、遠く離れた東京で活躍するミュージシャン・草鹿(浅香航大)のものだった。その真意を確かめるため、彼のライブ会場に足を運び、草鹿と対面を果たす。重い口を開いた草鹿から過去に未山と恋人・莉子（齋藤飛鳥）が遭遇した事件の顛末を明かされ、それ以来一度も会うことがなかった莉子と再会を果たすことに。彼女の存在によって、未山の秘密が紐解かれていく。

坂口健太郎演じる、主人公・未山の穏やかな表情から始まる予告映像。恋人の詩織（市川実日子）、その娘・美々とともに暮らす未山が、不思議な力で周囲の人々を癒し、穏やかに暮らす様子が描かれている。しかし、謎の男・草鹿（浅香航大）の「これ、あんたがほったからしにしてきた過去だよね」との不穏な言葉から、空気が一変。未山とかつての恋人・莉子（齋藤飛鳥）との再会により、彼の知られざる過去が少しずつ明らかになっていく。予告編では、クボタカイによる書き下ろし主題歌「隣」も流れている。また、劇中の音楽は藤井風やiri、SIRUPなどをプロデュースしたYaffleが担当している。

クボタカイ、伊藤監督のコメントは以下の通り。

 

クボタカイ

坂口健太郎さん演じる未山の心情を抜き出したような歌詞ということで、書いている間だけは未山が憑依しているような、不思議な制作体験でした。

身体中を覆い尽くす得体の知れない感情に名前が付くような、内省的な恋の歌が出来ました。

同じ「隣」を聴いても、未山、莉子、草鹿それぞれの視点で聴くと全く違う視点で受け取れるのが面白い所です。

映画本編も、生活の中の静けさや、それぞれの暮らしの事情が印象的で、見る側に余白を与える素晴らしい映画だと思います。

荒々しく静かな本曲「隣」を、映画と併せてお楽しみください。

 

伊藤ちひろ（監督・脚本・原案）

クボタカイさんの持つ若さは輝いていて、エネルギーが指の先まで漲っているのを感じました。

『隣』の制作においては、主人公の未山が高校時代に恋人へ送った手紙をクボタさんに読んでもらい、

その手紙から感じとれるものでリリックを紡ぎ出して欲しいとお願いしました。

はじめてデモを聴いたときに湧き上がってきた感動は、それから何度もこの曲を耳にしてきた今となってもまったく褪せることがなく、わたしの心を動かし続けてくれています。

彼から繰り出される言葉は美しく強く、奥底には毒を持ったトゲがある。

彼の知性とセンスがこの作品の強度を高めてくれたこと、とてもうれしく思っています。

 

さらに、茅島成美、不破万作、津田寛治、井口理（King Gnu）らの出演も明らかに。井口は、伊藤監督がメガホンを取った『ひとりぼっちじゃない』（3月10日公開）では主演を務めている。

『サイド バイ サイド 隣にいる人』4月14日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。