北村匠海・山田裕貴・吉沢亮、苦楽を共にしてきた3人がそれぞれの想いを明かす 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』決起集会
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左から、山田裕貴、北村匠海、吉沢亮 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』決起集会
3月2日(木)、東京新宿鎮座 花園神社にて、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』決起集会イベントが開催された。
『東京リベンジャーズ』は、『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の和久井健氏による漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化作品。主人公のタケミチが、事故に巻き込まれて命を落とした恋人の命を救うべく高校時代へタイムリープし、最凶のチーム・東京卍會/トーマンへ潜入する姿を描いた作品だ。主人公のタケミチこと花垣武道役で主演するのは、俳優の北村匠海。また、恋人の橘ヒナタ役で今田美桜が共演。そのほか、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之(劇団EXILE)、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、そして吉沢亮がキャストに名を連ねた。
続編2部作で実写映画化されるのは、原作の4巻から8巻にあたる「血のハロウィン編」。前作『東京リベンジャーズ』では、タケミチが東京卍會の仲間たちと出会い、宿敵へのリベンジや最愛の彼女を救う未来を勝ち取る姿が描かれた。続編では、東京卍會によってタケミチの目の前で再びヒナタが殺されてしまう。タケミチは過去に戻り、ヒナタを救う鍵となる東卍結成メンバー6人を引き裂く“悲しい事件”を追う。また、前作からのキャストにくわえ、あらたに永山絢斗が東京卍會壱番隊隊長・場地圭介役、村上虹郎が東京卍會と敵対する“芭流覇羅”(バルハラ)No.3で東京卍會創設メンバーの1人でもある羽宮一虎役、高杉真宙が東京卍會壱番隊副隊長/場地圭介の腹心・松野千冬役でそれぞれ出演。前作に続き英勉監督がメガホンをとり、『凶悪』『ひとよ』などの高橋泉氏が再び脚本を手がける。
決起集会イベントでは、東京卍會(以下、トーマン)の集合場所となる神社を舞台に、主人公・花垣武道役の北村匠海、東京卍會副総長・ドラケンこと龍宮寺堅役の山田裕貴、東京卍會総長・マイキーこと佐野万次郎役の吉沢亮が登壇。トーマンのメンバーから「お疲れ様です!」と劇中さながらに出迎えられながら登場した。北村・山田・吉沢3名でのイベントは、前作含めても今回が初めてだ。
左から、山田裕貴、北村匠海、吉沢亮 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』決起集会
最初に、北村が「3人で初めてのイベントということで新鮮な気持ちです。神社はトーマンにとって、とても所縁のある場所なので、そんな場所でイベントができて嬉しいです。今日から本格的に始動するということで気合を入れたいと思います!」、山田が「今日はトーマンメンバーも特攻服着て来てくれて、俺らも着ればよかったね(笑)。いよいよ始まるんだなという感じです! 喋れることは喋りたいと思います!」、吉沢が「ついにリベ2が本格始動ということで公開に向けて盛り上げていければと思います!」と、それぞれの言葉で興奮を語る。
北村匠海
続編が始動することについて、率直な気持ちを聞かれると、北村は「1の時から、2の話まで描かなければいけない、描く義務があると感じていました。その思いに2人が応えてくれたからこそ、2があると思っています」と、山田と吉沢に言及。すると、山田は「たくみっち(北村匠海)の思いがものすごく嬉しいですね。前作の時から『次は血のハロウィン編かなぁ』とか話していました。前作を、1の自分たちを超えなければいけないという良いプレッシャーはあったが、このメンバーが揃えば大丈夫だろう思いもありました」と明かした。一方、吉沢は「よく集まったなという感じですね。スタッフさんのスケジュール調整がとても大変だったと思います。そんな中、キャストもスタッフも1を超える熱量でやっていたので、そうなっていると思います」と自信たっぷりに語った。続いて、前作の反響について問われると、北村は「自分にヤンキーのイメージがこびりつきました(笑)。すごくやんちゃしているイメージでみられることが多くなって、作品の影響力を感じました」と明かした。
山田裕貴
原作の「血のハロウィン編」が題材とした続編製作が決まった時の気持ちなどについて問われると、北村は「僕はやると思ってました。2人はどう?」と投げかける。山田は「やるだろうなとは思っていました。前作でやりきったという思いはあったが、いざ現場に入ってみんなの演技を観たら、燃えてくるんです。だからあってよかったなと思える現場でした」とコメント。吉沢は「前作の盛り上がり、本気度を再現できるか、プレッシャーはすごくありましたが、頑張りました」とアピールした。
吉沢亮
北村・山田・吉沢の3名は、役柄同様、前作の撮影から多くの苦楽を共にしてきた仲。本作撮影での互いの印象の変化について、北村は「タケミチとしては1番向き合う2人だったので、演技からとても刺激をもらって、そこにどう立ち向かっていくかという日々がありました」と明かした。吉沢は「各々がやることをやって、それを誰かが受け取るということを自然にやれていて、そういう信頼感は増しました」、山田は「本当に言った通りで、安心感がありました。自分が出せば出すほど、自然と燃えてくれるんだろうなと感じてたので、自分のやるべきことに集中することができました」と語った。
左から、山田裕貴、北村匠海、吉沢亮 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』決起集会
また撮影中の、「東京リベンジャーズのチームに戻ってきたな」と感じた瞬間やエピソードにも言及。北村は「初日から戻ってきた感があった。出会いと別れが非常に多い仕事ですが、こうやって『またこのチームで面白いことやろう』って集まれる場所があることは幸せなことだなと感じました」と喜びをかみしめる。山田は、コロナ禍で何度か中断された前作の撮影を振り返りながら、「涙ながらに語るプロデューサーであったりとか、色々なことを思い返しながら、みんなの顔をみたら、戻ってきたなと思いますね」とコメント。吉沢は「前作の神社の集会シーンが作品にとって重要ということもあって、とても印象に残っています。前作のヒットで観光地になっているようで、手すりがつくようになったり、階段を増やさなければいけないなどと少し様子が変わっていたのですが、当時以上の熱量でやれたので、戻ってきたなと思いました」と話した。
最後に、北村は「あげればきりがないほど、プレッシャーがかかった作品でもありました。僕も原作ファンとしても、血のハロウィン編というのは一番脳裏に残っている場面でもあるし、1をやったからこそ、やらなければならないという義務も背負っていました。そこをみんなと手を取り合いながら、全力で泥臭く、苦しさも楽しさも味わった毎日がこの映画には詰まっていると思います。また実写化する意味も東京リベンジャーズ2には込められていると思うので、是非劇場に足を運んでいただけば幸いです」と熱い想いを語った。そして、北村の「東京リベンジャーズ2、2部作。よろしくお願いします!」という掛け声の後、トーマンメンバーたちの大きな雄叫びでイベントは締めくくられた。
左から、山田裕貴、北村匠海、吉沢亮 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』決起集会
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』、『-運命-』は4月21日(金)、『-決戦-』は6月30日(金)2部作連続公開。