『アベンジャーズ』スタッフが明かす『映画刀剣乱舞-黎明-』の最新VFX技術 メイキング映像「VFX BREAKDOWN EP.1」を公開
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『映画刀剣乱舞-黎明-』新カット (C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
3月31日(金)公開の『映画刀剣乱舞-黎明-』から、メイキング映像「VFX BREAKDOWN EP.1 (渋谷スクランブル交差点編)」が解禁された。
『映画刀剣乱舞』は、『刀剣乱舞-ONLINE-』初の実写映画化プロジェクト。原案となった『刀剣乱舞-ONLINE-』は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム。その初実写化映画第一弾である『映画刀剣乱舞-継承-』では、『MARS〜ただ、君を愛してる〜』や『暗黒女子』などの耶雲哉治監督がメガホンをとり、『仮面ライダー』シリーズなどの特撮・アニメ作品を手がけてきた小林靖子氏が脚本を担当。三日月宗近役で鈴木拡樹、山姥切国広役で荒牧慶彦、薬研藤四郎役で北村諒、へし切長谷部役で和田雅成、日本号役で岩永洋昭、骨喰藤四郎役で定本楓馬、不動行光役で椎名鯛造、鶯丸役で廣瀬智紀らが出演。2019年1月に劇場公開され、これまでに興行収入9.5億円を記録している。
『映画刀剣乱舞-黎明-』 (C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
前作から4年を経て公開される実写映画第二弾『映画刀剣乱舞-継承-』では、舞台を現代へと変え、主人公・三日月宗近役で鈴木拡樹、山姥切国広役で荒牧慶彦、へし切長谷部役で和田雅成、骨喰藤四郎役で定本楓馬らが続投。舞台『刀剣乱舞』でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規にくわえ、髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら新たなメンバーも“刀剣男士”として出演する。さらに、現代での戦いを手助けする“仮の主”役には、秋田汐梨、柳美稀、飛永翼、堀内正美らが名を連ね、酒吞童子役で中山咲月、藤原道長役で柄本明、源頼光役で津田寛治、安倍晴明役で竹財輝之助が出演している。
(C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
(C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
メガホンをとったのは、前作に引き続き耶雲哉治監督。殺陣シーンでは、ワイヤーワークや最新ドローン技術が駆使されているほか、VFXには『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのチームが参加。BLUE ENCOUNT書き下ろしの「DESTINY」が主題歌に起用されている。
西暦995年京都。藤原道長と安倍晴明の密談により、大江山に住まう鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光たちは、見たことのない様相の敵に道を阻まれる。その正体は歴史改変を目論む“歴史修正主義者”が放った“時間遡行軍”だった。この窮地を、歴史を守るべく戦う三日月宗近ら“刀剣男士“たちが救う。しかし、先に鬼の根城へと踏み込んだ山姥切国広は、酒呑童子の最期の呪いを受け、光とともに姿を消してしまう。時は変わって、西暦2012年の東京。下校途中だった琴音の耳に、聞き慣れない音が届く。引き寄せられるように向かった先で彼女が目にしたのは、禍々しい影と戦う一振りの太刀だった。戸惑う琴音だが、不思議な声に導かれるまま「三日月宗近」とその名を口にする。一方、日本各都市では市民が突如意識を失う事件が多発。この不可解な事態を解決すべく、時の政府から遣わされた刀剣男士・山姥切長義が内閣官房国家安全保障局に出現。事態との関与が疑われる山姥切国広の確保を始めとする “特命任務”の開始を告げる。その要請に応じ、各本丸より続々と刀剣男士が集結する。
「VFX BREAKDOWN EP.1 (渋谷スクランブル交差点編)」は、刀剣男士10振りの殺陣シーンをまとめたアクションシーンのダイジェストからスタート。三日月宗近、へし切長谷部、一期一振、堀川国広、小烏丸、髭切、膝丸、山姥切国広、山姥切長義、骨喰藤四郎らのアクションと、VFXを使用した本作の舞台裏が明かされている。
前作から引き続きメガホンをとる耶雲哉治監督は、「毎日クライマックスシーンを撮っている気分でした。ずっと無呼吸で全力疾走している感覚」とコメント。最大の見どころである、渋谷スクランブル交差点でのアクションシーンにフォーカスしたメイキングが公開されている。同シーンは、栃木・足利市にある360°のグリーンバックで覆われた野外セットで、約600人のエキストラが参加した大規模な実写撮影とCGを組み合わせて制作。渋谷の街並みがモデリングされていく様子が、完成版の映像との比較映像とともに切り取られている。
『映画刀剣乱舞-黎明-』新カット (C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
同シーンをはじめ、本作のVFXスーパーバイザーとして全体設計を担当したのは、『アベンジャーズ』シリーズや『ドクター・ストレンジ』『キャプテンマーベル』などマーベル作品を幅広く手掛けてきた山際一吉氏と、同じく『アベンジャーズ』シリーズなどのマーベル作品や『ゲーム・オブ・スローンズ』などに参加している矢ヶ崎裕二氏。山際氏は「最新の技術を日本の映画でふんだんに駆使した」、矢ヶ崎氏は「あの長さの尺の渋谷をCGで作った作品は他にない」と、本作のVFXのクオリティについて語っている。
『映画刀剣乱舞-黎明-』は3月31日(金)全国ロードショー。