おぎやはぎ・バナナマン・ハライチらとの絆や番組制作の裏側が明らかに TBSラジオ『JUNK』統括プロデューサー・宮嵜守史氏の初エッセイが発売
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TBSラジオ『JUNK』統括プロデューサー・宮嵜守史氏による初の書き下ろしエッセイ『ラジオじゃないと届かない』が3月22日に発売された。あわせて、エッセイ刊行を記念したオンライントークイベントが開催されることも発表されている。
宮嵜氏は、高校2年生のときに浅草キッドのラジオを聴いて衝撃を受け、「ラジオを仕事にしたい」と明確に思うようになったという。そして、TBSラジオでアルバイトをはじめ、そのまま制作会社に入社。数々のラジオ番組に取り組み、名パーソナリティたちと一緒に仕事をしながら、AD、ディレクター、プロデューサーと25年間キャリアを積んできた。担当番組は『伊集院光 深夜の馬鹿力』『爆笑問題カーボーイ』『山里亮太の不毛な議論』『おぎやはぎのメガネびいき』『バナナマンのバナナムーンGOLD』『アルコ&ピース D.C.GARAGE』『ハライチのターン!』『マイナビ Laughter Night』『ハライチ岩井 ダイナミックなターン!』『綾小路翔 俺達には土曜日しかない』。また、YouTubeチャンネル『矢作とアイクの英会話』『岩場の女』では、ディレクターを務めている。
エッセイでは、そんな宮嵜氏によって、ラジオにまつわる関係者の仕事の詳細、番組企画の作り方について、番組の裏側、人気パーソナリティとの番組を超えた絆、リスナーに伝えたいことなどが語られているという。また、宮嵜氏と関係の深い、極楽とんぼ、おぎやはぎ、バナナマン、アルコ&ピース、ハライチ、ヒコロヒー、パンサー向井慧、chelmico Mamiko(鈴木真海子)ら8組のパーソナリティたちとのそれぞれ20ページを超える対談も掲載。宮嵜氏だからこそ引き出せる各パーソナリティの魅力や番組の裏話、「なぜラジオが聴かれるのか?」との共通の質問を通した各組のラジオ観も明かされているとのこと。
『ラジオじゃないと届かない』(ポプラ社)
宮嵜氏は出演するパーソナリティについて、「ラジオはホントに素が出るし、人柄や人間性みたいなところが出ちゃうものだと僕も思います。人柄が垣間見えるメディアって他にあんまりないなって」とコメント。また、「番組作りに何が必要か」について、「時代、環境、能力、特性、様々な周囲の諸条件を削ぎ落して、最後に残るのは『熱意』だと思う。リスナーとしての僕にとっても理想的な100点満点の番組があるかと言ったら、ない。だからといって最初から諦めて番組を作るのではなく、最低限必要な熱意だけは込めなければいけない。どこかの誰かの理想的なラジオ番組となるために」と思いを吐露している。
また、4月28日(金)には、ジュンク堂池袋本店にて『ラジオじゃないと届かない』刊行記念トークイベントが開催される。イベントには、宮嵜氏と、書籍の対談を構成・編集した村上謙三久氏が登壇。書籍では対談できなかったパーソナリティたちに聞きたい質問や、宮嵜氏が「リスナー」として思うラジオの良さ、パーソナリティのすごさなどについてトークを行うほか、質疑応答も予定。イベントの模様は、オンラインで配信される。
イベントの視聴