映画全編上映とフルオーケストラの生演奏を体感できる『トイ・ストーリー シネマ・コンサート』　日本語吹き替え版で上演

日本語吹き替え版は、バズ・ライトイヤーを所ジョージ、ウッディを唐沢寿明など、広く馴染みのあるキャスト陣によるもの。これまで数々の洋画シネマ・コンサートが開催されてきたが、英語上映・日本語字幕での上演が通常スタイルであった。今回の日本語吹き替え版での上演で、お子様はもちろん、シネマ・コンサートの醍醐味である映像と音楽による圧倒的臨場感も一層楽しむことができるだろう。

シネマ・コンサートで上映する映画映像はダイジェストではなく、本編すべて。そこに音楽を生演奏で合わせていくので、映像と音楽のシンクロが肝となるが、独自の仕組みを使い映像と音楽のタイミングがずれることはない。指揮者・演奏者が息を合わせていく緊張感や情感あふれる演奏の機微といった生演奏ならではの感動を味わえるのもシネマ・コンサートの醍醐味である。舞台上に吊るされた大スクリーンの下で演奏するオーケストラ、視覚・聴覚で楽しめるシネマ・コンサート、日本語吹き替え版により演奏者に目を向けられるタイミングも増えるので、演奏者にも注目しよう。

そして、『トイ・ストーリー シネマ・コンサート』の翌週6月4日（日）には、ウォルト・ディズニーが映画化した実写とアニメーションが織り交ぜられた革新的なミュージカル作品『メリー・ポピンズ』（1965年日本公開）のシネマ・コンサートが上演される。