DURDN、tonun、Momの新曲、LE SSERAFIMとナイル・ロジャースのコラボ、ヤングスキニーのデビュー曲の再録など『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』が注目の新作11曲を紹介

話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター（プレイリストを構成している人たち）のこだわりをピックアップして掲載。今週は、『Early Noise』アーティストでもある、DURDNがYonYonを迎えた新曲をリリースしカバーに！　LE SSERAFIMはファースト・アルバムをリリースして、ナイル・ロジャースとコラボした曲がリストイン！　さらにtonun、Momの新曲、chilldspotのニューアルバム、Momの新曲、ヤングスキニーのデビュー曲を再録した「世界が僕を嫌いになっても (2023 ver.)」など注目曲を深堀り！海外からはナイル・ホーランの新曲など、今週注目の新作11曲を紹介！ また紹介アーティストのライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを！

DURDN feat. YonYon「Drink!」

DURDNがYonYonを迎えた新曲「Drink!」をリリースしました。DURDNは韓国をルーツに持つシンガーソングライターのBaku、プロデュースデュオ・tee teaとしても活躍するトラックメイカー・SHINTA、トップライナーのyaccoからなるプロジェクト。Spotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR：Early Noise 2023』にも選出されています。この『New Music Wednesday M+T Edition』でもピックアップした4月5日リリースの「apart」に続く新曲で、韓国焼酎（ソジュ）ブランドチャミスルのテーマ・ソングとして書き下ろされています。DURDNは5月28日（日）に『GREENROOM FESTIVAL’23』にて初のフェス出演も決定しています。

（DURDNは韓国語リリックがいいんですよね。韓国語と日本語が混ざる感じが、今の時代という感じもして、DURDNだからできるスタイルで僕は好きです。韓国語なんですけど、歌詞の＜チャン＞という言葉が非常に日本人の耳にもキャッチーで頭に残りますよね。この＜チャン＞は韓国語で「乾杯」という意味です。＜どんな日もチャン＞＜こんな日もチャン＞＜泣きたい日は心でチャン！＞とキャッチー！ タイトルの「Drink!」もストレートですごくいいなと思いました。サウンドは、最近のDURDNはメロウなイメージが強かったと思いますが久々のアップテンポ。トラックメイカーのSHINTAさんも「もしかしたら「忘れたいね」以降久々のBPM120越えかと思います」とコメントしていたり、DURDNとしても新たな可能性をみせてくれた楽曲だなと思います)

LE SSERAFIM「UNFORGIVEN（feat. ナイル・ロジャース）」

LE SSERAFIMがファースト・アルバム『UNFORGIVEN』をリリースしました。LE SSERAFIMは昨年2022年5月にファースト・ミニ・アルバム『FEARLESS』をリリースし、日本1stシングル『FEARLESS』で今年2023年1月25日に日本デビューを果たしています。「Fearless」、そして「ANTIFRAGILE」はSpotify上で約2億回再生されています。今作は全13曲が収録されているファースト・アルバムで、『New Music Wednesday』には「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)」がリストイン。アメリカ西部劇『The Good, the Bad and the Ugly』（邦題『続・夕陽のガンマン』）のメインテーマのサンプリングです。Spotifyでは最先端のK-Popをピックアップするプレイリスト『K-Pop Fresh』のカバーを飾っています。

（1977年のシック結成以降アーティスト/そしてプロデューサーとしても活動してきたレジェンド。近年ではダフトパンクの「Get Lucky」での参加も記憶に新しいレジェンドが、初めてK-Popアーティストと共演するということで非常に話題になってました。ZOOMで初めてこの2組が顔合わせする時の動画もアップされたりしてて、やっと聴けて嬉しいですね！）

tonun「merry-go-round」

tonunの新曲「merry-go-round」がリリースになりました。onunは、昨年Spotifyが2022年に躍進を期待するネクストブレイクアーティスト10組『RADAR: Early Noise 2022』に選ばれ、「嘘寝」、「真夏の恋は気まぐれ」、「Sugar Magic」など続々と配信リリース。自身初となるライブツアーも実施し、今年は『SUMMER SONIC 2023』(大阪のみ)や、『SWEET LOVE SHOWER 2023』の出演なども決まっています。Spotifyではプレイリスト『Dance Pop:Japan』のカバーも飾っています。

（この番組がスタートした当初からずっと追いかけているtonun。私がインスタで曲をタグづけしてシェアしたところ、本人から連絡が帰ってきて「いつかお会いしましょう」といったやりとりをしたのもいい思い出。今年の頭にはこの番組でインタビューも実現して、どんどん大きくなっていく姿を見ておりますが……今年に入ってからは「Friday Night」というtonunさんらしいバウンシーなダンスミュージック、そしてゆったりした「気持ちの糸」という曲を4月にリリースしていました。今作はそれに続く新曲です！）

chilldspot「5/7」

Chilldspotのニューアルバム『ポートレイト』がリリースになりました。Chilldspotは東京出身の4人組バンドで、2019年に活動開始、2021年にはSpotifyが躍進を期待するネクストブレイクアーティスト10組『RADAR: Early Noise 2021』にも選出されています。今作はバンドにとって2枚目となるアルバムで、「Girl in the mirror」、「get high」、「Like?」、「BYE BYE」などの既発曲を含めた全12曲が収録されています。『New Music Wednesday』には「05/07」がリストイン。5月7日は比喩根（ヒユネ）の誕生日であり、自身に歌い聞かせるような、歌詞の内容にも注目です。Spotifyではプレイリスト『She Rocks』のカバーも飾っています。

ヤングスキニー「世界が僕を嫌いになっても (2023 ver.)」

ヤングスキニーの「世界が僕を嫌いになっても (2023 ver.)」がリリースになりました。この「世界が僕を嫌いになっても 」は元々シンガーソングライターとして活動していたかやゆーが、ヤングスキニー結成前から歌い続けていた楽曲で、2021年4月に配信リリースされたヤングスキニーのデビュー曲。「世界が僕を嫌いになっても (2023 ver.)」は、それを現体制で再録した作品となっています。Spotifyではプレイリスト『RADAR: Early Noise』のカバーも飾っています。

ナイル・ホーラン「Meltdown」

ナイル・ホーランが新曲「Meltdown」をリリースしました。2月に約3年ぶりの新曲「Heaven」をリリースし、2020年のセカンド・アルバム『Heartbreal Weather』以来となるサード・アルバム『The Show』を6月9日（金）にリリースすることをアナウンスした元ワン・ダイレクションのナイル・ホーラン。今作はアルバムからのセカンドシングルとなります。Spotifyではシンガポール、マレーシア、アイスランドなどの『New Music Friday』のカバーを飾り、『New Music Friday Japan』でも上位にピックアップされています。現地時間4月18日にはイギリスBBC Radio1の『Live Lounge』に出演し、「Heaven」、そしてUKシングルチャートトップ10に入るなどスマッシュヒットしているリジー・マカルパインの「Ceilings」のカバーを披露していました。8月19日（土）・8月20日（日）の2日間、東京会場・ZOZOマリンスタジアム＆幕張メッセと大阪会場・舞洲スポーツアイランドで開催される『SUMMER SONIC 2023』に出演することも発表されています。

Uru「心得」

Uruの新曲「心得」がリリースになりました。ドラマ『風間公親−教場０−』のためにUruが作詞・作曲を手掛け書き下ろした楽曲で、ドラマの初回放送内でサブライズ解禁され、Twitterではトレンドにも入りました。Uruは4月28日から全国12都市13公演で開催されるキャリア最大規模のホールツアー『Uru Tour 2023「contrast」』がスタートしています。Spotifyでは日本の女性アーティストの歌を特集するプレイリスト『Women's Voice』のカバーも飾っています。

平井 大「Symphony」

平井 大の新曲「Symphony」がリリースになりました。4月28日に公開となった、劇場版『TOKYO MER ～走る緊急救命室～』の主題歌です。平井 大が映画の主題歌を担当するのは『映画ドラえもん のび太の月面探査記』以来2度目で、実写作品としてはこれが初となります。4月27日に行われた自身のInstagram LIVEでは、リリースに先駆けて「Symphony」を弾き語りで披露していました。Spotifyでは日本のバラードを集めたプレイリスト『メランコリー-Ballads in Blue-』のカバーも飾っています。

Mom「さようなら、サイエンスフィクション」

Momの新曲「さようなら、サイエンスフィクション」がリリースになりました。今作はNHK Eテレ『ゾンターク～おどりのほし～』の番組テーマソングとして書き下ろされた楽曲です。Spotifyでは日本のシンガーソングライターの楽曲を特集するプレイリスト『ブルーにこんがらがって』のカバーも飾っています。

（昨年リリースのアルバム『￥の世界』以来の新曲。私2022年よかった国内アルバムを5つあげるとするならば、必ずあげる。本当に大好きなアルバムです。今年頭に公開された2022年の総括&未来へつなぐ100曲を集めたプレイリスト『Rabbit』にも私激推ししまして、「￥」がリストインしてます。そこから久々の新曲！ 嬉しいです！）

神はサイコロを振らない「修羅の巷」

神はサイコロを振らないの新曲「修羅の巷」がリリースになりました。今作はドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』(ぜんもうのそうさかん)の挿入歌で、亀田誠治がプロデュースを担当。生のライブ感を表現するため、録音を一発どりで行っています。Spotifyでは日本のロックシーンの話題曲を集めたプレイリスト『J-Rock Now』のカバーも飾っています。

浦上想起「近い夜明け」

浦上想起の新曲「近い夜明け」がリリースになりました。浦上想起はくるりの岸田繁や音楽プロデューサーの蔦谷好位置らに絶賛されている多重録音／打ち込み音楽家で、今年1月には20ヶ月ぶりとなる新曲「遠ざかる犬」をリリースして話題になっていました。今作は「遠ざかる犬」から約4ヵ月のスパンでリリースされる新曲で、ベーシストとしてシンリズムが参加しています。

（この方本当に素晴らしい音楽家で、この「遠ざかる犬」も凄いよかったです。蔦谷好位置は『関ジャム 完全燃SHOW』内の2021年ベスト曲特集で、浦上想起の「爆ぜる色彩」を5位に挙げています。他にもくるりの岸田さんが絶賛したとか、米津玄師の「POP SONG」でピアノを弾いたことでも話題になっています。で、私この間ライブを初めて拝見したんですよ。浦上想起・バンド・ソサエティ名義で神戸『KOBE SONO SONO』というフェスに出てまして。すごくよくって。。これまでは、ほとんどライブはしてなかったみたいなんですけど、今年は結構この名義で稼働が多くて、『SYNCHRONICITY’ 23』（東京）、7月8日（土）には埼玉・所沢航空記念公園にて開催される『TONOFON FEATIVAL 2023 ～10th Aniv!～』への出演も決定しているそう）

文＝竹内琢也、Y.SHOGO

---

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……

毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも！？ 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを！

メッセージテーマは「#休日に聴きたい曲 は？」