第48回菊田一夫演劇賞発表　「大賞」に舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同、「演劇賞」に天海祐希さん・坂本昌行さん・望海風斗さん・瀬戸山美咲さん、「特別賞」に渥美 博さん

第48回菊田一夫演劇賞が、2023年5月13日（土）に発表された。

「菊田一夫演劇大賞」には、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同が選ばれた。受賞理由は、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の高い舞台成果に対して。

また、「菊田一夫演劇賞」は四人。天海祐希さん （『広島ジャンゴ2022』の山本／ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2―海賊女王の帰還』のアンヌ役の演技に対して）。

坂本昌行さん （『THE BOY FROM OZ』のピーター・アレン役、『凍える FROZEN』のラルフ役の演技に対して）。

望海風斗さん（『ネクスト・トゥ・ノーマル』のダイアナ役、『ガイズ＆ドールズ』のミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』のディーナ・ジョーンズ役の演技に対して）。

瀬戸山美咲さん（『スラムドッグ＄ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』の上演台本と演出の成果に対して）。

さらに「菊田一夫演劇賞特別賞」には渥美 博さん （永年の舞台におけるアクション指導の功績に対して）が選ばれた。

菊田一夫演劇賞とは、東宝演劇部に所属した劇作家菊田一夫の功績を記念し、演劇界の発展のため、東宝が1975年に創設した日本の演劇賞。2008年からは映画演劇文化協会が主催を行っている。

今回の選考委員会は、中川 敬（委員長）、水落 潔、矢野誠一、萩尾 瞳、山口宏子、一般社団法人映画演劇文化協会によって構成された。なお、授賞式は6月7日（水）に都内で行われる予定。