木梨憲武の展覧会『GOKAN~5感~』開催が決定 本邦初公開の作品、美術家・西村陽平氏やハンディキャップアーティストの作品も展示
-
ポスト -
シェア - 送る
木梨憲武
6月7日(水)から6月25日(日)まで、東京・代官山ヒルサイドフォーラム&エキシビションルームにて、展覧会『「GOKAN~5感~」 木梨憲武』が開催されることがわかった。
木梨憲武は、とんねるずやソロとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動中。1994年に「木梨憲太郎」名義で開催した初の『太陽ニコニカ展』以来、日本国内では9度の個展を開催。2014年から2016年には全国8会場の『木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心』、2018年から2022年には全国20会場の『木梨憲武展Timing-瞬間の光り-』と2度の全国美術館ツアーで、計122万人を動員した。また、2015年にはアメリカ・ニューヨーク、2018年にはイギリス・ロンドンで、海外個展も行っている。
今回の『「GOKAN 〜5感〜」 木梨憲武』では、「感謝」からインスピレーションを得た新作のほか、国内では未発表の作品、TBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』でリスナーから集めたシールを用いて制作した作品も本邦初公開。国内の展覧会では初の試みとなる、木梨の原画の販売も実施する。なお、売上は社会貢献を目的とした活動に充てられるとのこと。
感謝
木梨憲武の代表作。人々への感謝を色彩鮮やかなドットで表現している。さまざまな色彩のドットが枝に広がり、やがて花咲く樹木のように。大小様々な大きさ、そして異なる色のキャンバスに描かれた「感謝」が壁一面に広がる。本展の為に描き下ろされた新作も多数発表予定。
REACH OUT
「手を差し伸べる、人々と触れ合う」という意味を持つREACH OUTは、マジックから木材まで幅広い素材を使い、様々な色や形の手をモチーフとして描いている。このシリーズには、仲間と友人との繋がりや助け合いというメッセージが込められている。
STICKER DIARY
TBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』のリスナーから集めたシールを使って制作を始めたシリーズ。木梨のその日の些細な出来事や、いまの想いが描かれた日記的作品。
FRIENDS
アメリカ・ニューヨーク(2015年)の個展で展示され、国内では初めて展示されるシリーズ。FRIENDSたちは仲間と肩を寄せ合い、何か言いたげにこちらを見つめる。
また、美術家・西村陽平氏との出会いから、同氏の代表作、同氏所蔵のハンディキャップアーティストの作品も同時公開。木梨の作品との同時展示が行われる。また、一部作品は販売し、アーティストへ還元されるという。6月10日(土)・17日(土) 13時からは、完全予約制で、西村氏主催の造形ワークショップも開催予定だ。
そのほか、展覧会オリジナルグッズも販売予定。会期途中には、あらたな商品も追加される予定。同イベントは、展示室内の混雑を避けるため、日時指定入場制を採用。