ずとまよ、ネバヤンの新曲、WurtSと漫画『SAKAMOTO DAYS』のコラボなど『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』が新作から11曲紹介
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話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。今週は、ずっと真夜中でいいのに。がカバーに!¥ellow BucksのサプライズニューEP「Survive」、WurtSが漫画『SAKAMOTO DAYS』とコラボした新曲のほか、never young beach、Chara、Mall Boyz、Cornelius、NIKO NIKO TAN TANなどピックアップ!海外からはザ・ウィークエンドの新曲やメトロ・ブーミンの『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』サウンドトラックなど、今週注目の新作11曲を紹介! また紹介アーティストのライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
ずっと真夜中でいいのに。「花一匁」
ずっと真夜中でいいのに。のニューアルバム『沈香学』がリリースになりました。2021年2月にリリースされた前作『ぐされ』以来となるサードアルバムで、アニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマ「残機」、2022 Spotify Holiday TVCMソング「綺羅キラー (feat. Mori Calliope)」や、ライヴでも代表曲となっている「あいつら全員同窓会」「ミラーチューン」など全13曲が収録されています。
『New Music Wednesday』には「花一匁」がリストイン。2018年6月4日(日)に最初の楽曲「秒針を噛む」を公開したずとまよですが、この「花一匁」はアルバムリリースに先駆けて2023年6月4日(日)にリリースされており、デビュー5周年のシングルとなっています。サウンドはブラックミュージックの要素が存分に詰まっており、ずとまよの真骨頂の一つでもあるホーンセクションが印象的です。そして歌詞はアーティスト名である「ずっと真夜中でいいのに。」というフレーズで始まります。(5周年の日にリリースされた曲っていうのもあるのか集大成的な感じがありますね。ずっと真夜中でいいのに、というフレーズで始まるところも。で、ACAねさんが自身の創作活動についてガッツリ書いてますね。かつ最後が「健康でありますように」というのもいいですよね。ライブ映えもすごくしそうな曲。ずとまよには「黒く塗りつぶす僕らを」という音源化されていない楽曲があって、その中でも「ずっと真夜中でいいのに」というフレーズがあるので、それを思い浮かべた人もいるのではないでしょうか!)
ずとまよは、9月から12月にかけて全国ツアー『原始五年巡回公演「喫茶・愛のペガサス」』を開催することも発表されています。
never young beach「らりらりらん」
never young beachの新曲「らりらりらん」がリリースになりました。およそ4年ぶりとなるニューアルバム『ありがとう』を6月21日(水)にリリースするnever young beach、5月24日にもアルバムからの先行トラック「帰ろう」をリリースしましたが、今作もアルバムからの楽曲です。Spotifyでは日本のインディーシーンの注目曲と最新曲を集めたプレイリスト『Edge!』のカバーも飾っています。
(「Hey Hey My My」、「こころのままに」、「帰ろう」に続くシングル。アルバムは9曲入りなのでその中の4つが先行でリリースされた感じでしょうか。先行で配信されている楽曲はSpotifyの様々なプレイリストにリストインして、よく聞かれています)
¥ellow Bucks「Money in the Bag」
¥ellow BucksがニューEP『Survive』をリリースしました。EPにはBAD HOPのYZERR、C.O.S.A.が客演参加。『New Music Wednesday』には「Money in the Bag」がリストインしています。Spotifyではヒップホッププレイリスト『+81 Connect』のカバーも飾っています。
(¥ellow Bucksは先月末幕張メッセで行われたヒップホップフェス『POP YOURS』にサプライズで登場しました。元々当初の発表では今年のPOP YOURSのDay1のトリを飾るはずでしたが、色々ありまして、それがなくなり。で、それに変わりトリを務めたBAD HOPのステージにサプライズで登場しました! そしてこのタイミングで今度はサプライズでニューEPをリリース! 今回のEPにはかなりアツいコラボが2曲!)
WurtS「BORDER」
WurtSの新曲「BORDER」がリリースになりました。今作は『週刊少年ジャンプ』にて連載中の漫画『SAKAMOTO DAYS』とのコラボ曲。『SAKAMOTO DAYS』作者の鈴木祐斗とWurtSがお互いの作品をリスペクトしていたことがきっかけでコラボが実現しています。WurtSはコミックスの世界観が味わえる歌詞とメロディを、鈴木祐斗は今回のコラボのために『SAKAMOTO DAYS』主人公・坂本太郎とWurtSのイラストを描きおろしています。
そして『SAKAMOTO DAYS』×WurtSコラボPVもジャンプ公式YouTubeチャンネル、そして特設サイトにて公開されています。加えてWurtSは[Alexandros]とコラボした新曲「VANILLA SKY(feat.WurtS)」が初夏に配信リリースされることも発表になっています。[Alexandros]の5月26日の北海道・Zepp Sapporo公演にてWurtSが対バンアーティストとして出演、アンコールで初披露されています。Spotifyでは日本のロックシーンの最新話題曲を集めたプレイリスト『J-Rock Now』のカバーも飾っています。
ザ・ウィークエンド「Popular(with プレイボーイ・カルティ 、マドンナ)」
ザ・ウィークエンド、プレイボーイ・カルティ、マドンナの新曲「Popular」がリリースになりました。今作はザ・ウィークエンドと人気ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』の監督サム・レヴィンソンによって作られたドラマシリーズ『The Idol / ジ・アイドル』のサウンドトラックです。サウンドトラックからは、4月21日にザ・ウィークエンドとフューチャーのコラボ「Double Fantasy」がリリースになったことでも話題になっていました。
Spotifyでもリリース後グローバルチャート初登場10位にランクインするなど初動も上々です。『The Idol』は現地時間6月4日にHBOで放送が開始され、日本でもU-NEXTにて米国と同時の6月5日10時より見放題独占配信されています。サウンドトラックは6月30日(金)にリリース予定で、ザ・ウィークエンドが演じる”テドロス”が移されたカバーアートワークも公開されています。
メトロ・ブーミン「Calling (Spider-Man: Across the Spider-Verse) (Metro Boomin & Swae Lee, NAV, feat. A Boogie Wit da Hoodie)」
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のサウンドトラック『METRO BOOMIN PRESENTS SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE』がリリースになりました。2018年に公開されたCGアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編となる『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のサウンドトラックです。(『スパイダーマン:スパイダーバース』はポスト・マローンの「Sunflower」をはじめ、ヒップホップの曲が詰め込まれたサントラが最高で。で、映画も私大好きで劇場にIMAXで2回足を運びました。大好きな映画ですね。で、続編!超楽しみっす!)
既に北米では公開されており、週末興行で全世界で2億860万ドル(約292億円)に達し、ソニー・ピクチャーズのアニメ映画史上最大のオープニング記録を樹立しました。北米では1億2050万ドル(約169億円)を稼ぎ、前作のオープニング興行収入の3倍となりました。『New Music Wednesday』にはメトロ・ブーミンがスウェイ・リー、ナヴ、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディを迎えた「Calling (Spider-Man: Across the Spider-Verse)」がリストイン。メトロ・ブーミンが映画のサウンドトラックのエグゼクティブ・プロデューサーを務めており、他にもエイサップ・ロッキー、フューチャー、リル・ウージー・バート、オフセット、リル・ウェイン、ジェイムス・ブレイク、21サヴェージらが参加しています。『スパイダーマン:スパイダーバースは日本では6月16日より全国の映画館で公開される予定です。
Chara「ohhh!」
Charaの新曲「ohhh!」がリリースになりました。今作はCharaにとって2023年第一弾シングルとなり、サウンドプロデュースにはNenashiが参加しています。(Charaさんといえば、色んなアーティストをフックアップするという方ですよね。活動初期のmabanuaさん、最近だとTendreさんも割と活動初期からツアーを回ったり、あとBASIさんとかもCharaさんとの共演で更に色んな人に聞かれる様になった感じがしますし、BREIMENの高木翔太さんも私は一番最初はCharaさんのツアーに参加しているところから初めて知りました。Nenashiさんはもうキャリアもかなりある方ですが、より色んな人に聞かれるという意味でもファンとしては嬉しいコラボです)
Spotifyでは日本の女性アーティストの歌を特集するプレイリスト『Women's Voice』のカバーも飾っています。また5月24日には初のオーケストラコンサート映像作品『billboard classics Chara 30th ANNIVERSARY Premium Symphonic Concert 2022 -Chara's Time Machine-』も発売しています。
Cornelius「無常の世界」
Corneliusの新曲「無常の世界」がリリースになりました。6月28日(水)にリリースのニューアルバム『夢中夢 -Dream In Dream-』からの先行配信楽曲となります。(今年2月にリリースされた「変わる消える」そして5月にリリースされて、この番組でもピックアップした「火花」もアルバムに収録予定です)
5月20日、21日に福岡・海の中道海浜公園で開催された『CIRCLE '23』に出演したCornelius、ライブ後に会場で収録されたスペシャルインタビューがSpotifyで公開されています。Spotifyではプレイリスト『Big in Japan』のカバーも飾っています。(そのインタビューによると、今回のアルバムはシンガーソングライター的なアプローチで、制作された模様。今までのCorneliusには確かにあまりなかったアプローチですね。サウンドメイキングだけでなく、自分で歌い、歌詞も書くという。前作『Mellow Waves』では坂本慎太郎さんが歌詞で何曲か参加してますが、今回は全曲自分で書いてるのでしょうか……?インタビューではそんな感じで話されていましたね)
Mall Boyz「My Life (feat. Tohji & gummyboy)」
Mall Boyzの新曲「My Life」がリリースになりました。Tohjiやgummyboyを擁するクルーMall Boyz、5月末におよそ2年ぶりとなる新曲「mango run」をリリースしていましたが、またしても新曲をリリースしました。Spotifyでは日本のティーンエイジャーに聴かれている話題曲を集めたプレイリスト『Teen Culture』のカバーも飾っています。
(2021年から色々あって活動をしておらず、で、5月24日に新曲をリリース。これが久々の新曲となりました。で、2021年に起こった出来事……その時の気持ちをリリックに落とし込んだ曲もYouTubeにアップされてます。完全に再始動ですね。で、『POP YOURS』直前でのリリースってことでやはり期待しましたが、『POP YOURS』のTohjiのステージでMall Boyz復活! で、2018年のEP「Mall Tape」に続く「Mall Tape 2」のリリースも発表されました。私2日目はいけてないんですけど、ライブ後にスクリーンにうつされたみたいですね!)
NIKO NIKO TAN TAN「琥珀」
NIKO NIKO TAN TANの新曲「琥珀」がリリースになりました。NIKO NIKO TAN TANは、楽曲制作とパフォーマンスを担当する2人と、映像とアートワークを担当するメンバーで構成される3人組。今年は昨年に続く『FUJI ROCK FESTIVAL』の出演も決まっています。Spotifyではプレイリスト『RADAR: Early Noise』のカバーも飾っています。
(昨年は苗場食堂、今年はレッドマーキーと着実にステップアップ。私も昨年の『サマソニ』、そしてライブハウスで2度ライブを見ましたが、かっこいいです。初期からミクスチャー感がKing Gnuと比較されたりもしますけど、個人的にはまた違う。NIKO NIKO TAN TANはNIKO NIKO TAN TANだというオリジナルなミクスチャーサウンドですね。ライブもかなりもりあがりますね!)
Tokimeki Records、ひかり「WINDY SUMMER - Cover」
Tokimeki Recordsの「WINDY SUMMER 」がリリースになりました。「WINDY SUMMER」はカバーで、原曲は杏里の楽曲。1983年にリリースされた杏里のアルバム『Timely!!』に収録されていました。サーフ・ミュージックのコンピレーション・シリーズ『HONEY meets ISLAND CAFE』と、FMヨコハマの人気番組『SHONAN by the Sea』によるコラボレーションで、同日リリースとなるコンピレーションCD『Sea of Love 8』にも収録されています。今週の『New Music Wednesday』ではこのTokimeki Recordsの「WINDY SUMMER」、Michaek Kanekoの「Lovers - Lovers」、Slowlyと大比良 瑞希の「Drippin’ Summer」など夏らしい曲のリリースが多かった印象です。
文=竹内琢也、Y.SHOGO
『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
メッセージテーマは「#真夜中に聴きたい曲は?」
ライブ情報
2023年9月21日(木)〜2023年12月19日(火)
ライブ情報
日程:2023年7月17日(月祝)
会場:大阪・大阪城ホール
日程:2023年7月30日(日)
会場:東京・Spotify O-EAST
ライブ情報
■『KANA-BOON Jack in tour 2023』
日程:2023年7月20日(木)
会場:Zepp DiverCity
日程:2023年8月26日(土)、27日(日)、9月2日(土)
会場:大阪・泉大津フェニックス
https://www.greens-corp.co.jp
ライブ情報
<フェス、イベント出演情報>
日程:2023年8月17日(木)
会場:東京・LIQUIDROOM
8月20日(日)@大阪・舞洲 SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
ライブ情報
日程:2023年6月13日(火)
会場:大阪・梅田Zeela
会場:大阪・ユニバース
日程:2023年6月22日(木)
出演:Panorama Panama Town、NIKO NIKO TAN TAN、illiomote
日程:2023年7月5日(水)
会場:東京・WWW
出演:gato、NIKO NIKO TAN TAN
日程:2023年7月13日(木)
会場:東京・新宿 LOFT
出演:a子、NIKO NIKO TAN TAN、[DJ]eitaro sato(indigo la End) / SPOT
日程:2023年7月22日(土)・23日(日)
会場:大阪・舞洲スポーツアイランド特設会場
http://giga-osaka.com/
会場:大阪・Music Club JANUS
Podcast情報
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『New Music Wednesday』