ジャズ作曲家 挾間美帆、メジャー・デビュー10周年記念アルバムの発売が決定 収録曲「アビーム」が先行配信
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挾間美帆『ビヨンド・オービット』ジャケット写真
2012年のメジャー・デビュー以来、ジャズ作曲家としてニューヨークを拠点にワールドワイドな活動を展開する挾間美帆が、2023年9月13日(水)にニュー・アルバム『ビヨンド・オービット』を日本先行発売することが決定。アルバムに先がけて収録曲の「アビーム」が本日6月9日(金)先行デジタル・リリースされた。
挾間は現在、デンマークラジオ・ビッグバンド(DRBB)の首席指揮者や、オランダの名門メトロポール・オーケストラの常任客演指揮者を務めるなど、世界を舞台に活躍中。2021年にはDRBBとのオリジナル・アルバム『イマジナリー・ヴィジョンズ』を発表し、2022年11月にはDRBBを率いて日本ツアーを大成功させた。
挾間美帆 (c)Dave Stapleton
そんな挾間美帆の活動の中心となるのが、フレンチホルンやストリングスを含む13人編成のジャズ室内楽団“m_unit”。通常のビッグ・バンドとは一味違う、華やかでニュアンスに富んだサウンドは世界的にも高い評価を集め、m_unitの前作『ダンサー・イン・ノーホエア』は第62回グラミー賞「最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門」にノミネートされる快挙を達成した。
新作『ビヨンド・オービット』は、その『ダンサー・イン・ノーホエア』以来、5年ぶりとなるm_unitの第4弾作品。1曲(アース・ウインド&ファイアー「キャント・ハイド・ラヴ」)を除き、挾間美帆のオリジナル曲で構成されている。自身のラジオ番組NHK-FM「挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ」テーマ曲の「アビーム」を皮切りに、3パートから成る2022年・米国モントレー・ジャズ・フェスティバル委嘱曲「エクソプラネット組曲」、2022年の資生堂150周年キャンペーンムービー使用曲「フロム・ライフ・カムズ・ビューティー」などを収録。ゲストとして現代ジャズ・ベースの最高峰であるクリスチャン・マクブライド、現在大注目の新進気鋭のサックス奏者イマニュエル・ウィルキンスが参加し、世界最先端のラージ・アンサンブル・ジャズを提示した作品となっている。
アルバム・リリース直後にはデビュー10周年と新作の発売を記念した「挾間美帆m_unit 日本ツアー」で全国7都市をまわる。また、8月25日(金)に池袋・東京芸術劇場で開催される東京JAZZ 2023「NEO SYMPHONIC JAZZ at 芸劇 - Mirage Future -」をプロデュース。ここでは東京フィルハーモニー交響楽団にBIGYUKI、Awich、パトリック・バートレーをゲストに迎えたスペシャルなステージを披露する。