谷川俊太郎+ナカコー+ダエンによる詩集+2CD『どこ?』が3年の月日をかけて完成

2023.6.23
ニュース
音楽

谷川俊太郎 + duenn + Koji Nakamura

画像を全て表示(4件)

谷川俊太郎が自身の詩を朗読した音声に、ナカコー(中村弘二)とダエン(duenn)が美しいトラックをのせたポエトリーリーディングのCDが、3年の月日をかけて遂に完成した。

2020年に執筆した詩『どこ?』から教科書に掲載の『ネロ』まで、新録12曲+3人のライブ音源+詩集(46P)に、津田翔平のアートワークをシルク印刷したアートピースともいえる超豪華版を製造するプロジェクトが開始。

この企画は、「ポエトリーリーディングをアートピースとしてお届けすること」をコンセプトに、長くポエトリーリーディングを行なっている、谷川俊太郎とナカコーとダエンで作りあげた作品プロジェクト。

今回は谷川俊太郎が2020年に執筆した詩『どこ?』を含む12作品にナカコーとダエンがサウンドを融合させ、益子樹(ROVO、DUB SQUAD)がマスタリングを担当。ポエトリーリーディングとサウンドの彫刻のような音楽世界を楽しむことができる。

また、詩集とCDジャケットの表紙のアートワークには、現代アート作家の津田翔平の作品が使用されており、全面のクラフト紙にシルク印刷をした仕様にこだわった詩集とCD2枚の作品となっている。

商品の形状を細部にまでこだわったものにするために、まずは支援も募る形で、本商品と、Tシャツ、ポストカードなどとセットで、CAMPFIREにて6月25日(日)午前10時より受付を開始する。なお、受付は8月31日までとなっている。

また谷川俊太郎、ナカコー、ダエンより作品に対するコメントも到着している。


■本人コメント

ありがとう。見事なパッケージで大満足です。

谷川俊太郎


谷川さんの詩に音楽をつけることは、とてつもなく
発見があり、とても勉強になりました。
朝昼夜、寒い日や暑い日、どんな時間にでも
合うように、どんな場所でもスッと入っていけるような
そんな作品になったと思います。
詩と音楽の魅力を感じて頂けたら幸いです。

中村弘二


谷川さんとの共同作業は、言葉と音が互いに呼応し合う以外が削ぎ落とされ、世の中の慌ただしい動きと別の時間が流れてるような、いつまでも浸っていたい世界でした。
もう戻らない時間と、これから進む時間の中で、今回の作品が、どのように響いていくかを見届けていきたいです。

ダエン
 

 

リリース情報

谷川俊太郎 + duenn + Koji Nakamura 
「どこ?」
仕様:詩集(ムック+カバー)+ 2CD (CAMICDトールケースサイズ仕様)
品番 MLT-1007〜MLT-1008(MeltInto)
価格:¥6300(税抜き)¥6930円(税込み)
発売日:今春
 
<収録曲>
■Disc1
1どこ?
2 かなしみ
3 とば1
4 とば6
5 きっど
6 しばふ
7 かんかくのかいほう
8 こかげ 
9 にじゅうおくこうねんのこどく 
10 ひげ
11 ネロ
12 62

■Disc2
01 Live session Shibuya 2018
 
<詩集>
1どこ? / 谷川俊太郎『ベージュ』(新潮社)2020
2 かなしみ / 谷川俊太郎『二十億光年の孤独』(創元社)1952
3 鳥羽1  / 谷川俊太郎『旅』(求龍堂)1968
4 鳥羽6 / 谷川俊太郎『旅』(求龍堂)1968
5 ビリイ・ザ・キッド / 谷川俊太郎 『愛について』(東京創元社)1955
6 芝生 / 谷川俊太郎『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』(青土社)1975
7 木陰 / 谷川俊太郎『六十二のソネット』(創元社)1953
8 二十億光年の孤独 / 谷川俊太郎『二十億光年の孤独』(創元社)1952
9 ひげ /  谷川俊太郎『21』(思潮社)1962  
10 ネロ ―愛された小さな犬に/ 谷川俊太郎『二十億光年の孤独』(創元社)1952
11 62 / 谷川俊太郎『六十二のソネット』(創元社)1953          
 
※CAMPFIREではご支援のリターンの商品とセットになっています。
▼受付URL▼