SUGIZO、ウクライナの国民的バンド・KAZKAと共演決定　共作楽曲をライブ初披露

SUGIZOが7月10日(月)、 『SUGIZO TOUR 2023 Rest in Peace & Fly Away ～And The New Chaos is Saving You～』のツアーのファイナルとなる東京 Zepp DiverCity公演にて、ウクライナの国民的バンド・KAZKAとの共演が決定、共に制作した楽曲を初披露することが明らかになった。

SUGIZOはLUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARS、SHAG のメンバーとして、そしてソロアーティストとして、世界規模で活動する傍ら、多くの社会活動を行ってきた。特に難民支援、人権問題に深くコミットし続け、2016年より中東各地の難民キャンプに訪れて音楽を届けてきた。忘れ去られた人々に、音楽を通して平和のメッセージを長年発信し続けている。

また、近年SUGIZOは自身のソロ公演をはじめ、LUNA SEA、THE LAST ROCKSTARS、及びSHAGのライヴにウクライナ避難民を筆頭に各国の在日難民の人たちを招待、公演終演後には言語の壁など簡単に乗り越えた避難民の方々の大きな笑顔があった。

一方、ウクライナの国民的アーティスト・KAZKAは、軍事侵攻を受ける中でもキーウに在住し、現地と欧州各地で活動を続けている、祖国ではその名を知らない人はいないという人気者。2018年にShazamの世界チャートでトップ10に入った大ヒット曲「プラカーラ」は、悲しみの涙で再生するウクライナ人女性の力、悲しい思い出を振り払うためのレシピ、といった女性の運命を歌った曲。

昨年10月、彼女らは、日本に避難したウクライナの同胞たちを励ますため、「ウクライナ心のケア交流センター渋谷ひまわり」と連携して来日し、国歌や民謡を集まった避難民たちと一緒に歌い、写真撮影に応じたりと避難民たちの心のケアに大きく貢献した。さらに彼らはこの時広島に足を運び、原爆ドームや原爆資料館を訪れ、「広島と同じことを絶対に起こしてはならない」と訴えた。 

去年より、ウクライナから日本へ避難して来た人々と繋がり続けるSUGIZOと、それに呼応するかのように戦場から音を紡ぎ続けるKAZKA。この両者がSUGIZOのツアー『Rest in Peace & Fly Away ～And The New Chaos is Saving You～』のファイナル公演となる東京Zepp DiverCityにて共演が決定、共作した楽曲を初披露する。

日本とウクライナのアーティストが共に平和と共存を願い、人々の心に寄り添い続け、作品を通して共鳴し合う。そこから生まれる祈りの音楽とは。
 
このコラボレーション目撃するために、東京 Zepp DiverCityへ足を運んでほしい。