高羽彩「初夏の蒸し暑い日、ゾクっと涼しくなってみませんか?」~小さな集落を舞台にしたホラー、タカハ劇団『おわたり』が開幕

2023.7.3
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タカハ劇団 第19回公演 『おわたり』舞台写真    写真:塚田史香

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高羽彩主宰タカハ劇団の新作公演『おわたり』が2023年7月1日(土)新宿シアタートップスにて開幕した。

2008年に上演され鮮烈な印象を残した『プール』から15年。再び、タカハ劇団がホラーに挑む。今作は、1995年夏の小さな集落を舞台に繰り広げられる物語だ。この集落では、その年に海で死んだ者たちの魂があの世へ渡る「おわたり」という1年に1度の祭祀があった。「おわたり」の準備に大わらわの集落に、東京から主人公一行がフィールドワークとして訪れる。「おわたり」を巡り、開いてしまうパンドラの箱。そして、人々の秘密が明らかになっていく。

   写真:塚田史香

   写真:塚田史香

   写真:塚田史香

キャストには、ドラマや映画でも活躍中の早織をはじめ、初期タカハ劇団を支えた盟友であり劇団チョコレートケーキ所属の西尾友樹、話題の舞台への出演が続く田中亨のほか、宇野愛海、鈴政ゲン、土屋佑壱、神農直隆、猪俣三四郎、かんのひとみといった実力派が名を連ねる。

   写真:塚田史香

   写真:塚田史香

   写真:塚田史香

またアフタートークゲストに、7月4日19時公演はうえまつそう、7月5日19時公演は「ゆる民俗学ラジオ」の黒川晝車、浦下拓巳の登壇が決定。高羽彩とキャストを交えてのクロストークを予定している。本公演の上演は7月9日(日)まで新宿シアタートップスにて。

   写真:塚田史香

   写真:塚田史香

   写真:塚田史香

 
【ストーリー】
その夜は、
外を見てはいけない
人形を飾ってはいけない
背後から呼ぶ声に、ふりかえってはいけない

ある日突然、死んだ友人の幻影を見るようになった小説家、稔梨。
彼女は友人の民俗学者と共に、海沿いの小さな集落に住む霊能力者のもとを訪れる。
しかし彼女が尋ねたとき、集落は年に一度の祭『おわたり』の準備に大わらわだった。
『おわたり』とは、その年に海で死んだ者たちの魂がいっせいに黄泉の国へと渡ること。 
死者と生者が混在するひと夜。
海は闇に溶け出し、人の秘密があふれ出す。


高羽彩 コメント

エンタメやりたいなぁ……と思って、自分の好きなジャンルからホラーを選びました。でも蓋を開けてみたら、エンタメという言葉では片づけきれないさまざまなものを内包した作品が出来上がりました。この懐の深さ、間口の広さがホラーのよいところですよね。
そしてこのホラーエンタメを味わい深い俳優の皆さんが、全力で楽しんで作り上げてくださいました。こんなにもカンパニーの全員が前のめりになって作品に挑んでくれるとは思ってもいませんでした。これは間違いなく面白いものになっているということです。
是非多くの方にご覧いただきたいです。
初夏の蒸し暑い日、トップスでゾクっと涼しくなってみませんか?

公演情報

タカハ劇団 第19回公演 『おわたり』

日程:2023年7月1日(土)~7月9日(日)
会場:新宿シアタートップス
 
脚本・演出:高羽彩
出演:早織 西尾友樹(劇団チョコレートケーキ) 田中亨
宇野愛海 鈴政ゲン 土屋佑壱 神農直隆 猪俣三四郎(ナイロン100℃) かんのひとみ

主催:タカハ劇団
 
<アフタートーク情報>
7月4日(火)19時公演
ゲスト:うえまつそう
早織、土屋佑壱、神農直隆、高羽彩
7月5日(水)19時公演
ゲスト:黒川晝車
、浦下拓巳(ゆる民俗学ラジオ)
西尾友樹、田中亨、宇野愛海、高羽彩
7月6日(木)19時公演 ★追加
鈴政ゲン、猪俣三四郎、かんのひとみ、高羽彩

HP:http://takaha-gekidan.net/ 
お問合せ:info@takaha-gekidan.net
Twitter:@takaha_gekidan
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