『フジロック』開催直前！　持ち物チェック「あってよかった」「あればよかった」「なくてもよかった」アイテムは？

いよいよ今週末、7月28日（金）・29日（土）・30日（日）に新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催される『FUJI ROCK FESTIVAL'23』（以下、フジロック）。「超気持ちいい！FUJI ROCK」が新テーマとして掲げられている今回は、“音楽はもちろん、環境、食事、過ごし方、楽しみ方、そのすべてをFUJI ROCKらしく“超気持ちよく”進化させていく”という言葉どおり、フー・ファイターズ（FOO FIGHTERS）、リゾ（LIZZO）、ザ・ストロークス（THE STROKES）のヘッドライナー3組をはじめとする212組の超豪華ラインナップ以外にも、“快適さ”を進化させる新サービス「FUJI ROCK PLUS」や「U22」が提供されるなど、『フジロック』の新たなチャレンジに注目が集まっている。

一方、参加者一人ひとりの“気持ちよさ”というのは十人十色、千差万別なもの。グッズをそろえて快適になるか、身軽さで快適を手に入れるのかによって荷物量に大差が生まれるなど、同じ“快適”でも真逆のことを指す場合もある。そこで今回SPICEでは、『フジロック』参加経験のある20代から50代の関係者を中心に、現地でより快適に、気持ちよく過ごすためのアイテムについての調査を実施。過去の経験を踏まえて、「あってよかった」「あればよかった」「なくてもよかった」の3カテゴリーについて意見を訊いた。

撮影＝大橋祐希

■『フジロック』で「あってよかった」アイテムは？

＜場内携帯アイテム＞

●ジップロック
・バッグインバッグの最軽量モデル。透明だからモノが迷子にならなくていい。（30代）
・その場で食べないものを入れて持ち歩ける。ラップは持ち運びにくいから断然こっち派。（30代）
・野外フェスには必ず持っていきます。電子機器を守る。（40代）
・雨降んなきゃ要らないんですけどねー。みんなに言いたいです。ジップロック大事と。（40代）

●レインスーツ/ポンチョ
・ポンチョはリュックもおおえる。足下は諦める。(30代）
・最終染みるんですが、できるだけ快適に。（40代）
・フジロックで雨対策をケチるととんでもないことになる。劣化したゴアテックスは買い直すべし。(40代）

●背もたれのある折りたたみチェア
・コンパクトもありですが、長時間のライブ観覧や飲食には必須。（40代）

●折り畳み椅子
・かさばらないもの。（30代）

●モバイルバッテリー
できれば2つ（40代）

●コンパクトなリュック
・替えのものもレインウェアも入るので、便利。（40代）

●薄手のアウトドアジャケット/ウィンドブレーカー的なもの
・レインウェアが暑かったりかさばる時に羽織るもの。（40代）
・昼暑いけど夜寒い。（20代）

●日本野鳥の会の長靴
・コンパクトでずっと重宝してます。どうでも良い情報ですが前に住んでた不動前にショップあります。（40代）

●サングラス
・晴れの日には無いと、夜とか目が疲れちゃってます。（40代）

●レジ袋
・移動時のカバンに1〜2枚入れておくと、急にごみが出てしまった場合など、一時的に入れておいてゴミ捨て場までもっていくのに使えたり、急に雨が降ってきたときに椅子にかぶせて雨をふせいだり（椅子のサイズにもよりますが）できるので。会場内のあちこちにゴミ捨て場がありますが、それでも、こまごまとしたごみは落ちているので、せめてゴミ捨て場までもっていく努力はしたいです。（50代）

撮影＝SPICE編集部

＜衣類＆小物アイテム＞

●着圧ソックス
・寝ている間にメディキュットが助けてくれた。これなしだと無理。（20代）

●シップ剤
・次の日のために休息時間を毎晩貼って寝て足を生き返らせる。ロキソニンSテープも腰にも使えるし軽くていい。（40代）

●サプリメント
・宿ではゼリー、場内はスティックの粉タイプを使い分けて次の日のために疲労回復。フジロック期間中だけはアスリート気分です。（40代）

撮影＝SPICE編集部

＜食関連アイテム＞

●100均の小さい折り畳みテーブル（横28cm×縦18cm×高さ9cmくらいのプラスチック製）
・雨の後など、地べたに食べ物や飲み物を置きたくないときにとてもたすかります。折り畳みも簡単で、リュックに入るので移動時も邪魔になりません。ちなみに我が家のものは今年で7年目です。（50代）

●オフィシャルグッズのフードトレー
・友達に貸してもらったら便利だったので購入。カラビナで楽に着脱できて軽い（40代）
※今年復古版が発売され、売り切れ続出中とSNSで話題に

●フリーズドライの味噌汁
・野菜不足を補うために。お腹にもたまるし軽くてよき。アマノフーズおいしい。（30代）

FUJI ROCK オリジナルトレー※品切れ　画像は公式サイトより

＜キッズ関連アイテム＞

●イヤーマフ
・これのおかげでライブ中も安眠していた様子。嫌がらずにつけてくれるので音が大きくても安心。（30代）

●しゃぼん玉
・子どもが好きな遊び。キラキラしてきれい。すぐなくなっちゃうから売って欲しい。（30代）

撮影＝早乙女 ‘dorami’ ゆうこ

＜キャンプアイテム＞

●滑り止めシート
・テント内で朝起きると、傾斜で寝袋ごとテント内の下部にずり落ちてしまうことがあり、翌年から100均などで売っている滑り止めシートを下に敷いたら快適に眠れました。（40代）

●サンダル
・テント民が快適に過ごすにはKEENのヨギ最強。（20代）

撮影＝大橋祐希

■『フジロック』で「あればよかった」アイテムは？

＜場内携帯アイテム＞

●ヘッドライト/懐中電灯
・夜歩く時に、マジであると無いのとでは快適さが違います。（40代）
・持ってきたつもりが忘れていたときの絶望たるや。夜間の移動時、とくに雨の後のぬかるみや人垣で足元が見えずらいときなどは、足元を照らす懐中電灯がないと不安です。明るい場所と暗い場所の差が激しいので、目が慣れないところではとくにきついです。（50代）

●電子マネー（カードタイプ）
・通信障害のせいで食べ物が買えない時があったから。（20代）
・電波が悪くてスマホが使えない時があってキャッシュレス決済できなかった。カードタイプを1枚は持っていくといいと思う。（40代）

●虫除けスプレー＆ウナコーワなど
・虫除けと虫刺されに。（40代）

●モバイルバッテリー
・写真や動画をとりまくってたらスマホの充電切れて困った。アプリもキャッシュレス決済もできなくなる。（30代）

●水筒
・お茶の配布サービスが無料であったのに利用できなかった。（40代）

●絆創膏
・地味に絆創膏とか薬系は、「あったらいいな」のもの。（40代）

●速乾性のあるTシャツ
・コットン100％のTシャツだったので昼間汗だくになって夕方以降で急に冷えた時、寒くてしんどかった。インナーの替えを持っていくか、素材の違うTシャツにすればよかったと後悔したことがある。（30代）

撮影＝SPICE編集部

＜衣類＆小物アイテム＞

●サンダル
・川があって気持ちいいんだけど裸足でいける感じではないからサンダルほしかった。（30代）
・子どもに入りたいと言われたものの、サンダルがなくて断念したことがあります。持ってきてた人がけっこういて驚きました。（40代）

●雨具のズボン
・特に寒い雨の日。（40代）

●レギンス
・温度調整や虫刺され防止など。（40代）

●万歩計
・3日間で自分が山道をどれだけ歩いたのか知りたいと猛烈に思ったことがある。（40代）

撮影＝SPICE編集部

＜食関連アイテム＞

●野菜ジュース
・フェス会場では生野菜をとりづらいので、野菜ジュースは有難いです。初参加の年に、いろいろなサイトの持ち物リストを参考にして万全の体制で臨んだつもりでしたが、3日目になると野菜不足感が否めなくなり、相部屋だった人が野菜ジュースをもってきていたのでハッとしました。宿泊場所にもよるかと思いますが、ホテルの売店や宿泊エリアのコンビニ等で買える環境であれば現地調達できるので、わざわざ持っていく必要はないと思います。（50代）

＜キッズ関連アイテム＞

●長靴
・雨が降った時と、降った後に会場がドロドロになるので必要だった。今年は絶対もっていく。（30代）

●お菓子
・ごはんを買うために並んでいる間、子どもがぐずって困っていたら同じく小さな子連れのママがお菓子をわけてくれて本当に助かった。（40代）

●虫かご
・子どもが捕った虫を入れるものがなくて困った。（30代）

＜キャンプアイテム＞

●ペグ
・ちゃんとしたの持っていかないとテント飛ぶよ。（40代）

●しっかりめのテント
・知り合いが安いテントを使って、台風で支柱が折れて倒壊。テントはしっかりしたものがいいと思う。（30代）

■『フジロック』で「なくてもよかった」アイテムは？

＜場内携帯アイテム＞

●大きめのアウトドア用イス
・自分はステージ間を頻繁に移動するタイプなので、小さめの携帯イスの方が快適でした。（40代）
・放置していると回収されちゃうし持ち歩くのは結構大変だから初回で卒業。ひとつのステージにずっといる日はほしい。（30代）
・一日中持ち歩いて座ったのはご飯の時だけだった。（40代）

●頑丈なスマホ防水ケース
・取り出しにくいのと雨が強いと水没怖すぎてバッグ奥にしまってたから意味なかった気がする。（20代）
・結果ジップロックが最強です。（40代）

●帽子
・雨の日の帽子は不要だった。カッパ着ちゃうからね。（40代）

＜衣類＆小物アイテム＞

●雨靴/防水ブーツ
・履き慣れていない防水ブーツだったから足が痛くなった。重い。（20代）
・大雨の予報でなければ、トレイルラン用の軽めの靴を持っていくことでなるべく荷物量を減らす。（40代）

●冷えピタ
初参加から何度か、毎年持って行っていましたが、一度も使用することがなかったので。ただ、今年の暑さは異常な気がするので、久しぶりに持っていこうかと思っています。（50代）

今回の調査では、同じアイテムでも 「あってよかった」と「なくてもよかった」に意見がわかれていたり、過ごすエリアや行動を共にするメンバーによっても持ち物に違いがあること、そして、なんだかんだでジップロックが強く支持されていることが明らかになった。中には「初参加時から準備しすぎて、年々不要なものを削ぎ落としていったので、『あればよかった』アイテムはあまりない」という意見や、「長靴も替えの靴下、Tシャツも、雨降れば『あってよかった』だし、降らなければ荷物」といった意見も。周囲の人やSNSなどの意見も参考にして、自分が気持ちよく自由に楽しむための準備を整えて『フジロック』を思いっきり楽しもう！

文＝早乙女 ‘dorami’ ゆうこ

イベント情報

FUJI ROCK FESTIVAL’23

2023年7月28日（金）・29日（土）・30日（日）

新潟県 湯沢町 苗場スキー場

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＜一般発売中＞
各券種とも規定枚数に達した場合販売を終了させていただきます。

◆ 入場券
3日通し券 ￥55,000
1日券 ￥23,000 
1日券 Under 22　¥18,000
・入場券1枚につき1名様のみ有効
・中学生以下無料　保護者の同伴に限り入場無料となります
・Under 22　高校生以上〜2023年7月30日までに満22歳以下の方が対象になります
・規定枚数に達し次第販売終了となります
・越後湯沢駅から会場までのシャトルバスを運行いたします
 
◆ キャンプサイト券
¥5,000
・キャンプサイト券1枚につき1名様のみ / 開催期間中有効
・中学生以下無料 保護者の同伴に限り入場無料となります
 
◆ 駐車券
3日通し券 / S駐車券 ¥18,000  完売
3日通し券 / A駐車券 ¥16,000
1日券 ¥5,000
・駐車券のみの販売はございません　2名様の入場券と合わせてご購入ください
・ S駐車券 場内第１駐車場
・ A駐車券 会場近隣・徒歩圏内
・ 1日駐車券は場外駐車場となります
 
◆FUJI ROCK PLUS
PLUS① Bus & Food Pass ￥20,000（お1人様/ 1日）
場内でも距離のある２つのステージを結ぶ専用シャトルバス、飲食ファストレーン、専用休憩スペースへのアクセスがセットになったパス。購入されたパスの対象日は、上記３つのサービスが、１日中何度でもご利用いただけます。
※PLUS① Bus & Food Pass 7/29（土）、7/30（日）は完売しました。
PLUS② Stage & Goods Pass ￥15,000（お1人様/ 1日）
３つのステージに設置される専用Viewing Areaと、物販ファストレーンへのアクセスがセットになったパス。購入されたパスの対象日は、上記２つのサービスが、１日中何度でもご利用いただけます。
・PLUSパスだけではご利用いただけません。入場券が別途必要です。
・中学生以下は、パスをお持ちの保護者の同伴に限り無料でご利用可能です。
・取り扱いは、イープラスと岩盤のみとなります。

＜その他＞
・オートバイ
当日、入庫の際に￥2,000（現金のみ／開催期間中有効）をお支払いのうえ、場内第１駐車場に駐輪可能です。

◆イープラス https://eplus.jp/frf/
◆FRF オフィシャルショップ「岩盤」 http://ganban-ticket.ocnk.net/  
店頭：渋谷PARCO B1F

▼海外からの申込 
◆イープラス https://ib.eplus.jp/fujirock2023
◆FRFオフィシャルショップ「岩盤」 https://ganban.net/?p=67183

オフィシャルサイトの各種注意事項・ガイドラインを必ずお読みいただいた上でをご購入下さい。

■FUJI ROCK FESTIVAL オフィシャルサイト https://fujirockfestival.com

 

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