『フジロック』11万4,000人動員する大盛況で完全復活! 海外からのアーティスト・来場者も増加
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『FUJI ROCK FESTIVAL'23』フー・ファイターズ 撮影=大橋祐希
7月28・29・30日に新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催された『FUJI ROCK FESTIVAL'23』(以下、フジロック)より、終了報告が発表された。
コロナ禍の影響により規模縮小を余儀なくされた2021年、“いつものフジロック”を目指した2022年を経て、26回目の開催を迎えた2023年は7月27日開催の前夜祭から延べ4日間で11万4,000人の動員を記録。200を超えるアーティストのライブに加え、深夜を盛り上げる「THE PALACE OF WONDER」「GAN-BAN SQUARE」といったステージも復活し、最高の笑顔あふれるいつもの『フジロック』が4年ぶりに開催され、大盛況のうちに幕を閉じた。
ザ・ストロークス 撮影=大橋祐希
アラニス・モリセット 撮影=大橋祐希
ウィーザー 撮影=大橋祐希
ダニエル・シーザー 撮影=大橋祐希
17年ぶりに『フジロック』に登場して1曲目のイントロからオーディエンスに火を付けたザ・ストロークス(THE STROKES)、ジョシュ・フリーズを新ドラマーに迎えたフー・ファイターズ(Foo Fighters)は亡きテイラー・ホーキンスに縁深いアラニス・モリセット(ALANIS MORISSETTE)を招いて「Mandinka」をカバーしシネイド・オコナー(Sinéad O'Connor)を追悼、さらにウィーザーのパットとのサプライズセッションを披露、そしてGREEN STAGEのみならず『フジロック』の会場中を愛でいっぱいにし、最終日を爆裂に盛り上げたリゾ(Lizzo)の3組のヘッドライナーを筆頭に、ウィーザー(Weezer)、ダニエル・シーザー(Daniel Caesar)、ノー・ウォーリーズ(NxWorries)、アラニス・モリセット、ルイス・コール(LOUIS COLE)、ヤー・ヤー・ヤーズ(YEAH YEAH YEAHS)、ヨ・ラ・テンゴ(YO LA TENGO)ら海外アーティストと、「ストーンズにできて矢沢にできないわけがないだろうよ」という名言を残した矢沢永吉をはじめ、ELLEGARDEN、SUPER BEAVER、YUKI、スターダスト・レビュー、BAD HOPら国内勢が一堂に会し最高の夏を彩った。中でも入場規制を叩きだしたFKJ、Vaundyの2組は人気の高さを裏付けた。
ノー・ウォーリーズ 撮影=大橋祐希
ルイス・コール 撮影=大橋祐希
ヤー・ヤー・ヤーズ 撮影=大橋祐希
BAD HOP 撮影=大橋祐希
今回の『フジロック』を一言で表現するなら、“アツさ”だろう。アーティストの熱いライブパフォーマンスはもちろんのこと、それに勝るとも劣らなかったのが気候の暑さだ。1日目の矢沢出演前に降ったほんの少しの雨と、1日目&2日目の夕暮れに雷が鳴った以外は快晴。日が暮れてもなお厳しい暑さが続き、涼を求めて川へ繰り出す人が大勢いた。連日最高気温は30度を超えており、主催者によると『フジロック』史上最高気温をマークしたという。
また今回の『フジロック』では海外からの来場者の姿も多く見られ、2019年までの賑わいを彷彿とさせる“戻った感”がより一層強く感じられる景色が広がっていた。現地苗場にて海外からの来場者を対象としたインタビュー取材を実施したところ、ラインナップの充実、フェスと来場者のホスピタリティとフードのクオリティの高さ、大自然が広がる山中という世界的にも他に例を見ないロケーションを高く評価する声が多くあがっていた。こちらの詳しいレポートはSPICEにて後日掲載予定なので楽しみにしてほしい。
文=早乙女 ‘dorami’ ゆうこ
>>【DAY1】ザ・ストロークス、ヤー・ヤー・ヤーズらフォトギャラリーを見る
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放送情報
<放送日時>
DAY1 9月29日(金)22:00~26:00
DAY2 9月30日(土)20:00~24:00
DAY3 10月1日(日)20:00~24:00
<放送チャンネル>
フジテレビNEXT ライブ・プレミアム/ フジテレビNEXTsmart
https://otn.fujitv.co.jp/fujirock23
《YouTubeライブ配信について》
今年はYouTubeによる生配信は行いません。