ピアニスト、エマニュエル・リモルディよりビデオメッセージが到着、大阪公演の聴きどころを語る

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クラシック
2023.8.7
エマニュエル・リモルディ

エマニュエル・リモルディ

2023年9月12日(火)に、大阪・梅田 あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホールでリサイタルを行う、ピアニストのエマニュエル・リモルディより、聴きどころについて演奏を交えて語るメッセージが到着した。

演奏を交えたビデオメッセージが到着

エマニュエル・リモルディ(ピアノ)からのメッセージ

エマニュエル・リモルディです。

9月に大阪(ザ・フェニックスホール)に戻れることを大変嬉しく思っています。
今回、リスト、シューマン、ラフマニノフの作品による大変興味深いプログラムを弾きます。

リストはヴェルディのオペラ「アイーダ」からの抜粋によるもので、リストの作品はシューマン(の世界へ誘う)への「架け橋」のようになっています。シューマンの「フモレスケ」はとても美しく偉大な作品で、たくさんの機智や様々な性格を有しており、シューマンが何かを勝ち得ることを表現しているように思います。

リストの(12番の)「狂詩曲」は、リストのヴェルディの「アイーダ」編曲とは異なり、非常に華やかに技巧的な作品で、ラフマニノフは超絶技巧でなく、もっと内面が描かれこの「10の前奏曲」は非常に魅惑的でそれぞれの曲は異なる性格をもっています。興味深いことに第1曲は嬰へ短調で始まり、終曲は変ト長調。それぞれ全く異なる表情が表現されており、それは異なる時や情景の中を旅してゆくようです。私はとても楽しみにしています。

大阪のザ・フェニックスホールで会いましょう!

イベント情報

“KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka”
~関西圏の最大拠点 大阪梅田で展開する藝術音楽~
イーヴォ・ポゴレリチが賞賛した才能!
『誰も聴いたことがない音楽』 ~エリソ・ヴィルサラーゼ

日程:2023年 9月12日(火)19:00開演(18:30開場)
会場:あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール

エマニュエル・リモルディ(ピアノ)
 
 
ヴェルディ = リスト編:歌劇「アイーダ」より『神前の踊りと終幕の二重唱』S.436 / R.269
シューマン:フモレスケ 変ロ長調 op.20
リスト:ハンガリー狂詩曲 第12番 嬰ハ短調 S.244
ラフマニノフ:10の前奏曲 op.23

<入場料(全席指定・税込)>
●S:¥5,000 ●A:¥2,500
●ザ・フェニックスホール友の会会員(前売のみ):S:¥4,500 A:¥2,200
※A=2階 舞台近接ブロック AA:1-9・36-44/ BB:1-9・39-47/ CC:3-9・38-44/50席限定

詳細:http://www.kojimacm.com/digest/230912/230912.html
 
主催:コジマ・コンサートマネジメント
協賛:あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
後援:毎日新聞社
制作協力:creomu
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