ピアニスト・石井琢磨、ニューアルバム『Szene』が8/26（土）オリコンデイリー総合チャートで韓流アーティストらに続いて初登場3位獲得（コメントあり）

ピアニスト・石井琢磨のニューアルバム『Szene』が2023年8月26日（土）にリリースされ、オリジナルコンフィデンスの総合デイリーチャートで並みいるポップス・アーティストと肩を並べて初登場第3位となった。

メジャー・デビューとなったアルバム『TANZ』（2022年9月リリース）が、オリコン、Amazon、楽天等のクラシック部門にて第1位を独占、ポップス、アニソン等も含むオリコン総合部門においてクラシックCDとしては異例の第11位にランクインするなど、鮮烈なデビューを飾った石井。”TAKU-音 TV たくおん”名義のYoutubeチャンネルは登録者数23万人超、9月～10月には6都市ツアー『Szene』開催に加えて、来年2024年2月には自身初のサントリーホール公演も発表されるなど、躍進を続けている。

今秋のツアー公演と同タイトルがつけられた今回の新譜は、映画、ドラマ、演劇やバレエなどさまざまなエンタテインメントの中で、印象的なシーンを演出するクラシック音楽をセレクトした一枚。今回のアルバムは、「『TANZ』リリース翌日からコンセプトを考え始めていた」という。

きっかけは一本の映像作品。普段から映画や舞台芸術、アートなどにも興味があり、よく足を運ぶという石井は、ドイツ発のドラマ『皇妃エリザベート』にて「皇帝円舞曲」が効果的に使用されていたことから、映画音楽とクラシック音楽の境界、そして”クラシックの楽しみ方”について考え、「人々の日常（＝シーン）に溶け込める音楽を」と新譜の方向性を決めていったという。「クラシックの入り口になりたい」と話すとおり、原曲そのままに届ける楽曲もあれば、同じくYouTube系ピアニストとして人気を誇る菊池亮太やござに依頼し、このアルバムのためだけに書き下ろされた編曲で収録された「ムーンリヴァー」や「ニュー・シネマ・パラダイス」など、クラシックの伝統の上にいる作曲家たちの映画音楽も。

アルバム収録曲のひとつ、クライスラーの「愛の悲しみ」は、10月に開催される京都市京セラ美術館の開館90周年記念展『竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー』のテーマ曲となるなど早くも注目の的。様々な角度からクラシック音楽を楽しめるアルバムとなっている。SPICEに早速本人が喜びのコメントを寄せてくれた。

「オリコン総合ランキングで第3位になることができて心から嬉しいです！ランクインのニュースを聞いた時びっくりしました！お手にとってくださった皆様ありがとうございました。僕の想いが沢山詰まっているNEW ALBUMを1人でも多くの方々に聴いていただければ幸いです！」

SPICEでは、録音やジャケット撮影などすべてウィーンで行ったというこだわりのアルバム制作秘話やツアー公演への意気込み、クラシックへの想いなどを語ってもらったインタビューもすでに公開済。是非そちらもチェックしてほしい。石井琢磨の今後の活躍に注目だ。