『アカネクラブぶっかまLIVE vol.3』にTHE JET BOY BANGERZ、WATWING、ONE N’ ONLY、Lienelが登場ーー互いの実力を高め合う熱量あふれるパフォーマンス
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『アカネクラブぶっかまLIVE vol.3』
『アカネクラブぶっかまLIVE vol.3』2023.8.29(TUE)大阪・なんばHatch
akane、下埜正太
FM大阪の人気番組『アカネクラブ』発のライブイベントの第3弾『アカネクラブぶっかまLIVE vol.3』が8月29日(火)に大阪・なんばHatchで開催され、THE JET BOY BANGERZ、WATWING、ONE N’ ONLY、Lienelがライブをおこなった。
同ライブは、『アカネクラブ』(毎週金曜日 20:00~20:55OA)でDJをつとめる振付師・akaneが中心となり、「ぶちかます」という意気ごみをタイトルにしてひらかれるイベント。過去2回の出演者はすべて女性グループだったが、今回はイベント初の“ボーイズグループの祭典”となった。また、ライブだけではなく観客を前にしての公開収録も実施された。
Lienelのステージに「かわいい」の声が続々
Lienel
オープニングアクトをつとめたのは、「EBiDAN AUDITION」を経て結成され、4月29日にデビューを果たした6人組のメインボーカル&ダンスグループ、Lienel。「LOVE Communication」「Love Me Madly」を披露したあと、「TEAM JETZ、Windy、SWAG(いずれも今回の出演者のファンの呼称)のみなさん、Lien(Lienelファンの呼称)になってほしいです」と恐縮気味に呼びかけると、「かわいい」と声援が飛んだ。
最後の曲「Summer Boy!Summer Girl!」では6人で「みなさん一緒に」「まだまだいけるでしょう」と気持ちを昂らせ、高岡ミロが武田創世をおんぶして曲のフィニッシュを迎えると、再び「かわいい」と観客をときめかせた。
ライブを見たakaneも「めちゃくちゃ素敵でした、めっちゃかわいかったです」とベタ惚れ。同じくMCをつとめる下埜正太からは「akaneさん、袖でしゃがんで見ていましたね。そういう(見方が)プロ」と舞台袖でakaneが熱心に振付をチェックしていたことを明かした。
Lienel
THE JET BOY BANGERZの超絶ダンスに絶賛の嵐、まさに毎秒が見どころ
THE JET BOY BANGERZ
続いては、4万8千人が参加したLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z」から誕生し、8月23日(水)に「Jettin’」でデビューしたばかりの10人組ダンス&ボーカルグループ、THE JET BOY BANGERZがステージに。7名のパフォーマーが繰り広げる圧巻のダンストラックからスタート。毎秒が見どころと言える圧巻の動きだけではなく、ちょっと悪そうなムードを漂わせているところもこれまた堪らない。続いてボーカルがステージに加わり、超絶なパフォーマンスを武器とする同グループの名刺がわりとなるデビュー曲「Jettin’」ではよりアグレッシブに、そしてよりワイルドなダンスで観客の目を釘付けに。曲中ではアクロバットの大技も披露し、会場を沸かせた。
THE JET BOY BANGERZ
あまりに激しく踊ったからか、MCでは宇原雄飛は「自分たちは……LDH史上最大の……」と息も切れぎれでグループのことを紹介。ただそれだけ、その瞬間に全身全霊でハイペースにパフォーマンスしたということ。「ぶっかまLIVE、ぶっかまして終わるよ」と、ドープなヒップホップをまじえた曲「RAIGING BULL」で締め括った。akaneも「すごい、すごすぎるだろ。鳥肌。(「DT」)は音ハメが格好良すぎましたね。スキルがないとできません」と舌を巻いた。
THE JET BOY BANGERZ
公開収録ではリスナーから「一番、男気があるメンバーは誰か」という質問があり、NOSUKEの名前が挙げられた。宇原は、一緒に食事に行った際のNOSUKEの男気エピソードを紹介。そのほか田中彰、古嶋滝が意外な人物のモノマネで笑わせた。
THE JET BOY BANGERZ
WATWINGは緩急自在のパフォーマンスとキャッチーさで魅了
WATWING
ライブ本編2組目に姿をあらわしたのは、ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループで、8月30日(水)にメジャー1stフルアルバム『Where』をリリースしたばかりの6人組、WATWING。緩急のあるダンスで徐々にボルテージが上がっていく「BREAK OUT」で幕が上がり、重心が低いサウンドと勢いのあるラップが特徴的な「WATW”ing”」では「アカネクラブ、ぶっかますぜ」と歌詞に番組名を入れてアレンジ。MCでは桑山隆太が「THE JET BOY BANGERZさんのパフォーマンスがヤバすぎる」と「Jettin’」の振付を踊りながら、“ライバル”を絶賛した。
WATWING
八村倫太郎の「次の曲、クラブでぶっかますような曲を持ってきました。大阪、波を作っていこうぜ」という掛け声からパーティソング「Waves」が演奏され、その後、手でなにかを押したりハンドルを回したりするようなキャッチーな振付の「SHELLY」などを歌い踊った。八村は「僕らのことを良いなって思ってくれた方は、(『Where』を買うために)音楽ショップへ行ってみて…」と勧めたが、その「音楽ショップ」という聞き慣れない言い回しに、メンバー、観客からツッコミが寄せられた。
WATWING
公開収録では鈴木曉が「関西弁が好きなんです」と関西弁フェチな一面が明かされた。また、八村は得意とするダンスをやって見せた。一方「(ラジオの)電波に乗ったとき、(姿が見えないから)大変ですよ」と心配する一面も。
WATWING
ONE N’ ONLYの世界クラスのステージングと共演者に散らした火花
ONE N’ ONLY
トリを飾ったのは、TikTokのフォロワー数が日本人男性音楽アーティスト1位で、ブラジルなど海外人気も高い6人組ダンス&ボーカルユニット、ONE N’ ONLY。サビに向かって曲のテンションが迫り上がっていく「Set a Fire」、HAYATOの気合い十分のラップが響き渡った「Category」、<世界巻き込んで>という歌詞通りにクリアな歌声で観客を惹きつける「Last Forever」を立て続けに聴かせ、会場はすっかり“ワンエン”の世界観に。
ONE N’ ONLY
HAYATOは「前の3組がめちゃくちゃぶっかましてくれたんで、僕らも負けないくらいぶっかまさないと」と火花を散らし、まさに一気呵成に「Departure」「QUEEN」「What’s Your Favorite?」のメドレーをぶつける。熱気あふれるパフォーマンスに、KENSHINが「代謝が悪い俺がこんなに汗かいてるからね」と汗を拭う一幕も。
ONE N’ ONLY
HAYATOも「熱いメンバー、アーティストさんのなかでここに立てているのは嬉しい」と喜んだ。以降もラテン調のメロディとエキゾチックな歌声による「EVOL」、キュートな振付に加えてメンバー同士でじゃれあう光景に黄色い歓声があがった「My Love」などを披露し、ハッピーな空間が広がった。akaneは「世界のワンエン! ブラジルに呼ばれるのはすごいこと。日本を飛び越えるのがすごいことです。超リスペクト。ブラジルの文化や音楽を取り込んでいるところが良い」とスケールの大きさに拍手を贈った。
ONE N’ ONLY
公開収録では、HAYATOがメンバーにダンスを教えるときに擬音をよく使うことから、それにちなんだダンスクイズがおこなわれたほか、KENSHINが観客をチョイスしてその人にウインクと投げキスをするパートなどが設けられた。また、「EVOL」の振付をTikTokに投稿するための撮影もおこなわれた。
ONE N’ ONLY
ONE N’ ONLY
ONE N’ ONLY
全組がライブを終え、akaneは「4組ともめちゃくちゃぶっかましてくれました。すごい熱量でした」と興奮気味に感想を話し、ラジオと連動した『アカネクラブ』ならではのイベントが終了。
この日の公開収録の模様については、ONE N’ ONLYは9月1日(金)にOA。THE JET BOY BANGERZ、WATWINGは9月8日(金)に番組内で紹介予定となっているので、ラジオでチェックを。
なお、1週間限定でradikoのタイムフリーにて聴き直すことができるので、聞き逃した方もぜひチェックしてみてほしい。
取材・文=田辺ユウキ 写真=オフィシャル提供(撮影:ハヤシマコ)
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