BE:FIRSTとSKY-HIが祝福の鏡開き 映画『BE:the ONE』動員数10万人“大ヒット御礼イベント”でそれぞれの思いを語る(写真13点)
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写真=坪井隆寛
9月10日(日)、東京・新宿バルト9にて、映画『BE:the ONE』の“大ヒット御礼イベント”が開催され、BE:FIRST全メンバーとエグゼクティブプロデューサーのSKY-HIが登壇した。
BE:FIRST初のドキュメンタリーフィルムとなる『BE:the ONE』は、オーディションから現在に至るまでの2年間の軌跡を追ったもの。監督は、オ・ユンドン氏(『BTS: Yet To Come in Cinemas』など)とキム・ハミン氏が務める。初の全国ツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour "BE:1" 2022-2023』のライブパフォーマンスや、原点となったボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』、各メンバーのインタビュー、ライブの裏側のほか、韓国で撮影した「Message -Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスも収められている。
8⽉25⽇(⾦)より全国114館で封切られた本作は、公開2週⽬で動員数10万⼈を突破。これを記念した“大ヒット御礼イベント”では、冒頭にRYOKIが「映画『BE:the ONE』でオスカーにノミネートされたいRYOKIです!」と声を上げ、会場は爆笑。また、9月8日に25歳の誕生日を迎えたLEOは、「25歳、LEOです」と語り、観客から「おめでとう!」と祝福を受けていた。
写真=坪井隆寛
SKY-HIは「緊張しています。この状態での登壇はなかなかないので、フレッシュな状況です」と告白。さらに「芸能の時代の変化というか、今までは(アーティストが)“裏では辛く、苦しい時間を耐えて、表ではそれを感じさせないように笑顔でキラキラと輝く”というのが、当たり前の時代が続いていた。でも裏側から楽しくないと、本当に楽しくていいものはできないのではないか。ステージの上で、本当の楽しさをチームワークとして発揮できるものを作れないかと思っていた。この映画を通して、それが作られているという感動をみんなに観てもらえて、『BE:FIRSTを好きになってよかった』と思っていただける根拠をお見せできた。今、しゃべっていても泣きそうです」と照れ笑いをのぞかせ、大きな拍手を浴びた。
写真=坪井隆寛
写真=坪井隆寛
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写真=坪井隆寛
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写真=坪井隆寛
SKY-HIが考えたキャッチコピー「こんな夢が見たかったんだ」がつづられたポスターの印象を聞かれると、LEOは、「このチームに巡り会うために、あの時にこういう思いをしたんだと、全部説明がつく気がする。そういう日々をすべて肯定してくれるのが、『BE:FIRST』。『こんな夢が見たかったんだ』という言葉は、自分にとっても刺さる言葉です」としみじみ。MANATOも「映画の中では、パフォーマンスをしていない、スイッチがオフな状態も見ることができる。自分たちが観ても初心や原点に帰れる作品だった。ポスターと作品の内容がとてもマッチしていて、めちゃくちゃ好きです」と熱を込めて語った。
写真=坪井隆寛
また、司会が「初めての全国ツアーが映画となり、もし今後『BE:FIRST THE MOVIE 第二弾』を制作するとしたら、どんな作品をイメージされますか?」と質問が投げかけられると、RYOKIは「ホラー映画じゃないですかね」と茶目っ気たっぷりに切り出し、「SKY-HIさんがすごい形相の化け物になって、7人が逃げる」と回答。すると、LEOが「蘇る系?呪文となえる系?結末が気になる」と乗っかり、RYOKIもどんどんアイデアを膨らますなど、2人の息の合ったやり取りに会場も大喜び。SKY-HIは「ポスターには『こんなはずじゃなかった』と書くね」とキャッチコピーを繰り出し、周囲を笑わせた。JUNONは、「ドームツアー、ワールドツアーとかですかね」と野望を口に。さらに、JUNONが「アクション映画もいい」、RYUHEIも「学園ものは?」と続くと、SKY-HIは「こういうことを冗談でも言っていると、本当にやりたくなっちゃう。なんかやりたいね」とコメント。
写真=坪井隆寛
BE:FIRSTは、9月13日に4thシングル「Mainstream(メインストリーム)」のリリースを控えている。SOTAはこれについて、「今までにない世界観と、さらに本質を探ったBE:FIRST。コレオグラフなど含め、BE:FIRSTの一番いいところを引き出す楽曲になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただけたら」とアピール。SHUNTOは「とりあえず聴いてほしい」「自分たちの覚悟が詰まっている1曲。楽しみに待ってくれたらなと思っています。もうすぐです!」と力強く語っていた。
イベント終盤には、RYUHEIが「僕たちの活動や経験を形にするのがライブ。今回はそれを映画として収めて、たくさんの方に届けることできることができた。いつもBESTY(BE:FIRSTファンの愛称)のことを思ってライブに向けて準備しているので、これをきっかけにまたライブ行きたいと思ってくれる方がいたら、本当にうれしいです」、SKY-HIが「BE:FIRSTがなぜすばらしいのか、いかにすばらしいのかを証明できる映画になった。時代を象徴するものとして、本当の意味での価値が伝わるのは、2年後かもしれない。『観たぞ』という財産を糧に、これからの時代も一緒に頑張っていきましょう」とメッセージを送る。そして、最後に全員で鏡開きを実施。BESTYとともに「よいしょ、よいしょ、よいしょー」と掛け声をかけて樽を割りつつ、木槌を手にいろいろなポーズを取ったり、どうやって樽を割るのか仲良く相談し合う姿に、会場も大盛り上がり。メンバーは大きな声で「ありがとうございました!」と感謝を伝え、温かな空気に包まれた会場を後にした。
写真=坪井隆寛
写真=坪井隆寛
映画『BE:the ONE』は公開中。