想像膨らむ「月と音楽」 『平安神宮 月音夜』10月1日出演・中川晃教のオフィシャルインタビューが公開
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中川晃教
中秋の名月のもと、雅楽からアイドルまで幅広い音楽を楽しむ『平安神宮 月音夜(つきおとよ)~京都名月コンサート2023』が9月28日から10月1日までの4日間、平安神宮(京都市左京区)大極殿前特設ステージで開かれる。出演する8組のアーティストに今年初めての開催となるコンサートへの思いを聞いた。
シンガー・ソングライターとして、ミュージカル俳優として活躍する中川晃教は今回初めて平安神宮のステージに立つ。「京都では2021年8月に今宮神社で奉納コンサートをさせていただきました。今回、平安神宮で歌わせていただけることに、特別な京都との縁を感じます」
今宮神社のコンサートでは名物の「あぶり餅」を食べたといい「ステージ前だったので、何よりも元気が出ました」と振り返る。
中秋の名月という特別な野外舞台について「月は見上げればそこにある。私たちを見守ってくれているように輝いており、さまざまな感動をくれたり、思いを届けてくれたり。だから共通のアイコンとして月というものはあると思うんです。1年で最も月がきれいなこの日にお客様にとってこの1日が思い出になるようなステージにしたい。今から想像を膨らませており、身が引き締まる思いでいます」と話す。
ステージの構成についてはピアノ、チェロ、パーカッション、ギターという編成を計画している。「ミュージカルの要素をどこまで入れるのか、ちょっと考えあぐねているんです。さまざまな音楽性、ジャズもポップスも洋楽も歌謡曲も、いろんな音楽が表現できるかなと思っています」。選曲についても「月にちなんだ歌は絶対に歌おうと思います。どこでもない、ここじゃないと巡り合えないという選曲になるんじゃないかな」と構想を練る。
月下のステージを意識し、和装の要素も生かした、キラッと輝く衣装で登場する予定だ。「僕のことを知っている方も、知らない方も楽しんでいただけるよう、誰もが知っている先人の素晴らしい名曲も、自分の楽曲も織り交ぜながら、特別なステージにしたい」と意気込む。
中川晃教(なかがわ・あきのり)
2001年に「I WILL GET YOUR KISS」でデビュー。第34回日本有線大賞新人賞を受賞。02年ミュージカル『モーツァルト!』の主演に抜擢され、初舞台で第57回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、第10回読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を受賞。近年では舞台、ミュージカル、ドラマ、コンサートと様々な分野に挑戦。
記事情報
イベント情報
■会場 :平安神宮(京都市左京区岡崎西天王町)
■開場 午後6時15分 / 開演 午後7時 / 終演 午後8時30分 (予定) / 閉場 午後9時
※雨天決行、荒天中止
■内容 :
「中秋の名月(十五夜)」は平安時代に京都から広がった習わしで、旧暦の8月15日(今年は9月29日)の夜、1年で最も美しい月を愛で、祝いました。中国を起源として、韓国、台湾、香港のほか東南アジア各国でも行われる、この「観月の宴」を京都・平安神宮で現代的に再現いたします。
特別にライトアップされた大極殿前特設ステージで、豪華アーティストが繰り広げるスペシャルライブのひとときをお楽しみください。
■出演者 :
第一夜:9月28日(木)
東儀秀樹&東儀典親 / 石井琢磨
第二夜:9月29日(金)
Aimer / Who-ya Extended
第三夜:9月30日(土)
Juice=Juice / BEYOOOOONDS
第四夜:10月1日(日)
中川晃教 / ござ