後藤真希、38歳のバースデーライブで圧倒的パフォーマンス「とにかく沢山動いて、自分の限界に挑戦しているような気がした」
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後藤真希
後藤真希が9月23日(土)、品川インターシティホールにて、ワンマンライブ『Queen Bee!! TOUR 2023 ~SWEETでBLACKなBirthday~』を開催した。
後藤は、モーニング娘。の3期生メンバーとして13歳でデビュー。現在は、タレントやYouTube配信などで活動し、昨年2022年からは本格的にソロ歌手活動も再開。約10年ぶりとなる全国ライブツアーを開催するなど、精力的に活動を続けてきた。9月9日(月)には、大阪のYES THEATERで、デビュ-24周年のアニバーサリーライブを行った。
後藤は、ライブ前のインタビューで、「私の中で、芸能界に入ったことは、”魔法にかかった”というような感覚があり、今回はそれを演出モチーフの軸にしました。突然魔法にかかった私が、ファンの方の応援をエネルギーにパフォーマンスをしていくというような感覚で、今回のライブの物語は進んでいきます」とライブのテーマを語り、「今回も歌って、踊るのナンバーが多くを占めているのですが、まだまだやれば出来る!と、自分に喝をいれております(笑)」と意気込んでいた。
ライブでは、冒頭からファンのボルテージは最高潮。「ごっちん」コールの大歓声が響き渡る中、後藤は「今日はバースデー!何歳になったか分かる人?大きな声で叫ばれる年齢でもないんですよ。あんまり言われたくないな(笑)」と苦笑いしつつも、「13歳でデビューして、今もう38歳になりました。先々週は大阪でアニバーサリーライブを行って、デビュー24周年を迎えました。24年も続けられて、皆さんに本当に感謝です。ありがとう!」と、会場に詰めかけたファンに感謝の気持ちを伝えた。
MCで、後藤は、「大分懐かしい曲をやったので、昔からライブに来てくれている方は、楽しんでいただけたんじゃないでしょうか!歌って踊る後藤真希が見たい!という声が多くて、去年のライブでは、カバー曲を沢山やらせていただいたんですけど、今年はみんなが声も出せるので、アゲアゲな曲でいきたいなと思ってライブを考えてきました」と今回のライブへの思いを語り、会場からは大きな歓声と拍手が贈られた。
続いて、タイトルにもなっている「Queen Bee」や、「Mine」など、2009年に後藤がリリースしたアルバム『SWEET BLACK』に収録されているクールなダンスナンバーを中心に披露。セクシーな衣装と黒のブーツを身にまとい、バックダンサーとともに大人の女性の魅力を存分に出し、圧倒的なパフォーマンスを披露した。
中盤には、後藤の後輩であるエイベックス所属のlol-エルオーエル-がゲストとして登場し、代表曲の「fire!」など、キレのあるパフォーマンスを披露。後藤の誕生日に花を添えると、ライブの終盤には、モーニング娘。の大ヒット曲「LOVEマシーン」をコラボパフォーマンスし、約2時間にわたって品川インターシティホールに集まった満員の観客を大いに盛り上げた。
アンコールでは、誕生日のサプライズとして、lolのメンバーがケーキを持ってステージ上に上がると、会場全員で「ハッピーバースデートゥーユー」と大合唱する一幕も。「今日1日、アンコールまで、めちゃめちゃ楽しい誕生日を過ごせました!ありがとう」と改めて感謝の言葉を話すと、「ここで最後に皆さんにご報告したいことがあります。嬉しいご報告です。私、来年は25周年になるんですよ。来年のプランを、もう色々立てております!その中のひとつの企画を10月に発表をします!10月はあとちょっとじゃん(笑)! 25周年を盛り上げていきたいので、楽しみにしてくれていたら嬉しいです」と満面の笑みを浮かべた。
後藤は、ライブの最後に、「今日一緒に過ごせたみんなに感謝だし、ライブが出来ることにも本当に感謝です。来年もこんな素敵な時間を一緒に過ごせたらなと思います!」と話すと、「今回、とにかく沢山動いて、自分の限界に挑戦しているような気がしたし、自分が今どれくらいやれるのかなと考えていましたが、案外まだやれるのかなと思いました!」とファンにとっても希望となる言葉で締めくくった。