尼崎を舞台に、余命半年のオカンを「笑いのチカラ」で救う為に奔走する高校生のひたむきな姿を描く舞台『尼崎ストロベリー』再演決定
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舞台『尼崎ストロベリー』
落語作家の成海隼人による小説『尼崎ストロベリー』(2019年12月出版、幻冬舎)の舞台が2024年3月2日(土)~4日(月)に、あましんアルカイックホール・オクトにて再演し、クラウドファンディングを通して、尼崎市在住の中高生550人を無料招待することが決定した。
原作は、成海が自身の体験と母親をモデルに書き上げた小説作品。主人公は、お笑いマニアな母親から、たっぷりの愛情と笑いの英才教育を受けて育った高校生の駿一。親子2人で貧しいながらも幸せな生活を送るが、ある日母親がスキルス胃がんを患い、余命宣告を受けてしまう。がんに打ち勝つ手だてを探る中、元々人間の体内にあり、がん細胞を攻撃する「ナチュラルキラー(NK)細胞」の存在を知った駿一は、笑うことで活性化するといわれるNK細胞に望みをかけ「笑いのチカラでオカンを救う」ことを誓い、友人と共に漫才コンテストに挑む。2023年3月にあましんアルカイックホールオクトにて初の舞台化がなされ、全3公演が上演され完売となっていた。
今年3月の初演に引き続き脚本・演出はドラマ『幽かな彼女』や舞台『それいゆ』、音楽朗読劇『マインド・リマインド』、『丸尾不動産シリーズ』を手掛ける木村淳が務める。主人公の駿一はABCテレビ『おはよう朝日です』にレギュラー出演している真丸、お笑いマニアな母親・貴代子は大阪出身の女優・篠原真衣が務める。さらに駿一の恋人・ヒロイン萌役を春名真依、駿一の幼馴染・美樹役を堀くるみが演じるほか、吉本新喜劇の佐藤太一郎や桜井雅斗、堀川絵美など初演キャストが揃う。さらにテレビやラジオでも活躍する武田訓佳が初参加することも発表された。
さらに今後を見据えた活動として「次代の尼崎を背負う尼崎市在住の中高生」を、1公演分の販売席数となる550人を無料招待すること目指して、クラウドファンディングを10月1日に立ち上げる。詳細は後日公開。
●脚本・演出:木村淳コメント
尼崎で生まれたこの物語、これからも尼崎で愛されて、来年、再来年それ以降も何年、何十年とキャスト・スタッフが変わっても尼崎で上演され続け、尼崎で語り継がれる……そんな作品に育って欲しいです。また、そんな理念のもとに沢山の方々が本プロジェクトに集結、サポートしてくれた結果の再演です。本作品を通じて演劇のチカラで尼崎を盛り上げていければと思います。
●真丸コメント
ーー再演への出演が決定しました。今のお気持ちを教えて下さい。
再演への出演、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。こうしてまた皆様の前に立たせていただくことが出来るのは、応援してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。初演では、素敵な作品をお届けする為にがむしゃらに突っ走った思い出があります。再演でも、全力で突っ走っていきます!見どころとしては、「想い」です!オカンの愛はもちろん、全員の熱い想いが皆様の心を温かくします。 ぜひ、楽しみにしていて下さい!
ーー本作品は、5年、10年と尼崎市に根付いて、尼崎市民に愛されて、尼崎市に語り継がれる物語に、という願いが込められたプロジェクトです。このような取り組みにご参加頂ける意気込みを教えて下さい。
舞台『尼崎ストロベリー』を永く愛していただくプロジェクト、まずは2年目をスタートさせていただく事ができてホッとしています。2年目ということで、改めてこのプロジェクトの素晴らしさや参加させていただく有難さを噛み締めながら頑張らせていただきます。5年、10年先へとこの作品のバトンを繋いでいけるように、皆様と一緒に「あますと」を愛していきます。
ーー前回の初演をご覧になられた方も、まだ舞台『尼崎ストロベリー』をご覧になっていない方も含めて、期待して頂いている皆様へ向けてメッセージをお願い致します。
舞台『尼崎ストロベリー』はすごく素敵な作品で、ご観劇いただいた皆様が、家族や友達に会いたくなるような力があります。10代の頃は、自分の気持ちがうまく表せずに悩んでしまう場面が多くあります。そんな時に、少しだけ自分の気持ちに素直になってみて欲しいです。きっと今よりも前に進めるはずです!そんな皆の力になれる作品をお届けします。
初演を観てくれた方も、初めて観てくださる方も皆様が温かい気持ちで家に帰っていただけると良いなと思っております。
皆様が期待してくださる以上の作品をお届けします。尼崎市民が織りなす、笑いあり涙ありの人情溢れるストーリーを是非劇場にてお楽しみ下さい。
●篠原真衣コメント
ーー再演への出演が決定しました。今のお気持ちを教えて下さい。
舞台『尼崎ストロベリー』の歴史のスタートを次へ繋げられたこと、本当に嬉しいです。
あの愛おしく幸せな気持ちと地獄の苦しみの感情が入り混じったキヨピーの人生をまた生き抜いてやるぞ。と燃えています。見どころは誰もが経験した青春時代の当たり前で特別だったあの時間、『あまっぽいなぁ』な光景。そして母の余命を突きつけられ、そんな母が大好きな笑いを届ける為に夢にもがく駿ちゃんの姿。全てが愛おしく思える作品です。
ーー本作品は、5年、10年と尼崎市に根付いて、尼崎市民に愛されて、尼崎市に語り継がれる物語に、という願いが込められたプロジェクトです。このような取り組みにご参加頂ける意気込みを教えて下さい。
歴史を作っていくことは未知で、大きな責任と不安とワクワクが入り混じった気持ちで飛び込んでいます。尼崎ストロベリーの歴史を次へ繋げられたこと、まずはとても安心しました。末永く尼崎で上演されて、尼崎ストロベリーといえばの味わいが自然と滲み出てくるような作品になってくといいな。と思っています。笑いの力を信じる、尼ストマインドを皆さんに届けて行きたいです。
ーー前回の初演をご覧になられた方も、まだ舞台『尼崎ストロベリー』をご覧になっていない方も含めて、期待して頂いている皆様へ向けてメッセージをお願い致します。
笑いの街だからこそのエネルギーや、青春時代の眩しい時間、いつもの街並みのツッコミどころのある光景。命と向き合い、強く生きてく姿を描いた作品ですが、あるある。と共感できる場面も沢山あります。初めての方はもちろん、前回観てくださった皆さんにも、懐かしみながら楽しんでいただけるよう『生きている街』の生活を覗いて貰える感覚を大切に作って行きたいと思っています。ぜひ気になったセリフも覚えて帰ってくださいね。
●堀くるみコメント
ーー再演への出演が決定しました。今のお気持ちを教えて下さい。
何年も愛されて演じられ続ける作品を目指して初演を迎えていたので、また上演されることになって、そして自分がまた出演させていただけることになって、本当に嬉しかったです!
約1か月の稽古をキャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に過ごしていたので、公演が終わった時すごく寂しかったのですが…また一緒に舞台に立てるのが今からとても楽しみです!
ーー本作品は、5年、10年と尼崎市に根付いて、尼崎市民に愛されて、尼崎市に語り継がれる物語に、という願いが込められたプロジェクトです。このような取り組みにご参加頂ける意気込みを教えて下さい。
初演に足を運んでくださった皆さんに、尼崎という場所のあたたかさや人と人とのつながりを感じていただけたら嬉しいです。誰かに感謝を伝えたくなるような、こんな作品があるよって教えたくなるようなお話だと思います。「こういう人いるなー」とか、「ここってもしかしてあの場所かな」とか想像していただけると思うので、尼崎の景色と一緒に皆さんの記憶に残る作品にしたいです!
ーー前回の初演をご覧になられた方も、まだ舞台『尼崎ストロベリー』をご覧になっていない方も含めて、期待して頂いている皆様へ向けてメッセージをお願い致します。
観劇のあと、なんだかあたたかい懐かしい気持ちになれたり、今日一日をとりあえず精一杯生きてみようと思えるような、人生の尊さを感じられる作品にしたいです!この作品は舞台を生で見たことがない方にも楽しんでいただけると思います!前回観に来てくださった方にも、さらにパワーアップしたなと思っていただけるように一生懸命演じさせていただきます!美樹のツッコミもしっかり磨いてよりパワフルなお芝居ができるよう頑張ります!お楽しみに!
●春名真依コメント
ーー再演への出演が決定しました。今のお気持ちを教えて下さい。
「また舞台『尼崎ストロベリー』の世界の中で生きられるのか~!」と素直に嬉しかったです。3月の初演時、その期間を通して、この作品に携わっている沢山の方の愛に触れていました。ずっと自分の中に残っていく舞台だと感じていたので、また携わることができることに愛と責任を持って作っていきたいと思います。
ーー本作品は、5年、10年と尼崎市に根付いて、尼崎市民に愛されて、尼崎市に語り継がれる物語に、という願いが込められたプロジェクトです。このような取り組みにご参加頂ける意気込みを教えて下さい。
長く愛されてゆく作品の一歩目を初演で踏み出し、今回の再演が二歩目となります。5年、10年と続いていくためにも、初演時から、より一層強く届けられたらと思っています。「あますと2年目」大きな二歩目を踏み出せるようカンパニーの皆さんと密に作っていきたいです。
ーー前回の初演をご覧になられた方も、まだ舞台『尼崎ストロベリー』をご覧になっていない方も含めて、期待して頂いている皆様へ向けてメッセージをお願い致します。
成海隼人さんの小説が原作のこの舞台。親子、友人、恋人・・・色んな方への愛情が溢れんばかりに詰まっている作品です。尼崎の明るくて、まぶしくて、賑やかな、熱くて、温かい人たちの物語を「尼崎」でぜひお楽しみください。私も皆様にお会いできることを楽しみにしています。
●武田訓佳コメント
ーー再演への出演が決定しました。今のお気持ちを教えて下さい。
成海隼人さん原作の作品、ご一緒してみたいと思っていた共演者の方々、そして木村淳さんはじめ製作陣のスタッフの皆様、このカンパニーに参加できることが光栄です。私は今回、原作にはないこの舞台オリジナルの役を演じます。大人になった駿一の世界感をより膨らませられるよう、役に寄り添い演じたいです。とてつもないパワーに溢れたこの作品。たくさんの方とこのあたたかさを共有できますように。
ーー本作品は、5年、10年と尼崎市に根付いて、尼崎市民に愛されて、尼崎市に語り継がれる物語に、という願いが込められたプロジェクトです。このような取り組みにご参加頂ける意気込みを教えて下さい。
物語の舞台にもなっている、この尼崎という場所でできる幸せを噛み締めながら演じたいです。笑いを愛し、力にして生きている関西・尼崎の人たち。この作品のキャラクターは、強く明るく優しい尼崎の人たちそのものです。地元の方はもちろん、尼崎にお越しくださったすべての方に。これまで以上に親しまれる作品になるよう全力で取り組みます!
ーー前回の初演をご覧になられた方も、まだ舞台『尼崎ストロベリー』をご覧になっていない方も含めて、期待して頂いている皆様へ向けてメッセージをお願い致します。
笑って泣いてほっこりして、心がすこし頑丈になれそうな、そんな作品です。私は今年からの参加になります、初演からの先輩方に甘えながら、ひとつひとつ大切に紡いでいきたいと思っています。お越しくださる皆さま、ありがとうございます。
どうぞどっぷりと舞台『尼崎ストロベリー』の世界に浸っていってください!
●堀川絵美コメント
ーー再演への出演が決定しました。今のお気持ちを教えて下さい。
また田口さんを演じられること、たくさんの方々の想いが詰まった大切な作品の一部になれること、すっかり仲良くなったキヨちゃん(オカン)役の篠原真衣ちゃんとまた遊べること、全てがとてつもなく嬉しいです!田口さんは真丸君演じる駿ちゃんとの場面がメインになるのですが、初演を経て更に息の合った場面になること間違いなしです!
ーー本作品は、5年、10年と尼崎市に根付いて、尼崎市民に愛されて、尼崎市に語り継がれる物語に、という願いが込められたプロジェクトです。このような取り組みにご参加頂ける意気込みを教えて下さい。
吉本の養成所(NSC)に通っているときに『新人お笑い尼崎大賞』の優秀賞を受賞させていただいたり、初めてのお笑いの仕事が尼崎競艇場での営業だったり、阪神尼崎駅からアルカイックホールに行く途中の噴水に落ちたことがあったりと、とにかく縁のある町・尼崎でこのような素敵なプロジェクトに参加できて光栄です。この作品がより多くの方に広がってゆくよう、精一杯努めます。
ーー前回の初演をご覧になられた方も、まだ舞台『尼崎ストロベリー』をご覧になっていない方も含めて、期待して頂いている皆様へ向けてメッセージをお願い致します。
普段忘れがちな家族のありがたみを思い出させてくれるような作品だと思いますし、観終わったあとはきっと家族や大切な友人に連絡をとりたくなるんじゃないでしょうか。かなしいだけではなく沢山笑えて、最後にはあったかーい気持ちになって帰ってもらえる作品です。登場人物と同世代の学生さんを始め、老若男女様々なお客様に刺さると良いなと思います。是非生で体感しにいらしてください。
●佐藤太一郎コメント
ーー再演への出演が決定しました。今のお気持ちを教えて下さい。
また!あの熱い時間を過ごせることがとても嬉しいですし、高校生役を演じているメンバーの成長も、是非注目してもらいたいです!きっと先品と一緒に、演者も成長していきますので、一緒に舞台「尼崎ストロベリー」を育てていきましょう。
ーー本作品は、5年、10年と尼崎市に根付いて、尼崎市民に愛されて、尼崎市に語り継がれる物語に、という願いが込められたプロジェクトです。このような取り組みにご参加頂ける意気込みを教えて下さい。
地域密着型の作品は、出演者やスタッフだけでなく、地元の方々と一緒に作っていくものだと思っています。この作品が、尼崎の人たちにとって、自分たちの芝居を後世に残していきたい、と思ってもらえたら嬉しいです。
ーー前回の初演をご覧になられた方も、まだ舞台『尼崎ストロベリー』をご覧になっていない方も含めて、期待して頂いている皆様へ向けてメッセージをお願い致します。
『尼崎ストロベリー』は、お笑いに青春を捧げた高校生たちが主人公の青春物語であり、親子愛を描いた家族の話でもあります。年代によって感じ方が変わる作品だと思いますので。是非いろんな世代の方に観て頂きたいです。劇場でお会いできることを楽しみにしています!
公演情報
日程:2024年3月2日(土)18:30開演、3日(日)13:00開演/17:00開演、4日(月)13:00開演、※全4回公演
会場:あましんアルカイックホール・オクト
脚本・演出:木村 淳
料 金:前売り4,800円、当日5,300円(税込・全席指定)
2023年10月1日~11月15日
ティザーSPOT→https://youtu.be/-xEkqfTCVqU