劇団コメディアス、2017年に上演した脱出ゲーム的要素のある『KEY LOCK』をアップデートして再演
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コメディアス第6回本公演『KEY LOCK』
2023年11月22日(水)~26日(日)下北沢 OFF・OFFシアターにて、劇団コメディアス 第6回本公演『KEY LOCK』を上演する。
劇団コメディアスは、東京を拠点にコメディを専門として活動する劇団。2015年に仙台で旗揚げ。特定のモノとそれにまつわる物理現象を作品のテーマとし、舞台上でリアルタイムに俳優がモノと戦うさまを立ち上げる作風が最大の特徴。2019年からはVR演劇にも積極的に取り組んでおり、ワークショップの開催や、出演者公募型の公演を実施し全ステージ満員を記録するなど、現実とVR演劇をつなぐ活動に力を入れている。
コメディアス
本公演は密室を舞台とした作品で、記録するというプロセスを徹底的に描き出しており、密室に閉じ込められた人々が、部屋に設置された暗号を記録し、謎を解いていく——という物語が展開される。紙を走るペンの音、ポラロイド写真が浮かび上がるまでの時間といった、「記録するプロセス」の手触りを楽しむことができる。劇団コメディアスの観劇体験は「スポーツ観戦」や「ゲーム実況視聴」に近いと評されており、今回の脱出ゲームのような題材も得意としている。
今回は、2017年に仙台で上演した作品を脚本・演出ともに大幅にアップデートし、劇団初の過去作の再演となる。また、お笑いコンビ・ガクヅケの木田、俳優の鳥居志歩など個性豊かなメンバーを客演として招き、一層パワーアップした作品にする。
コメディアスは既存の舞台演劇の枠組みを越えようと、近年はVRChatでの作品づくりに注力。こうした動きに関連し、本作品を題材とした「謎解きワールド」をVRChatの空間に製作する。
走れペン、刷り出せテプラ! 謎を解くのは記録!
密室で目を覚ました数人の男女。壁のモニターには謎の記号。そして手元には記録アイテム。
「このタイプの暗号に対してレコーダーあまりに無力ですよね」
「こう、部屋の色の情報を声で……」
「人生においてこんなにペンがほしいと思ったことないですよ」
記録を重ねて謎を解き、ここから脱出できるのか——?
コメディアス主宰・作演出 鈴木あいれのことば
壁に暗号があり、それをテプラやら、カメラやら、マグネットお絵描きやらで記録して次の部屋に進む。そうするとまた次の部屋にも暗号があり、それもまた記録する。そうしていくうちにカメラのフィルムは減っていき、テプラはびろびろ邪魔になり、マグネットお絵かきはそもそも使いづらいよ、さあ困ったどうしようとそういう劇です。
2017年の初演時には「痛くないCUBE」と割と好評をいただきました本作品、アイテムも暗号も大幅アップデートでの再演となります。
謎解き、暗号、脱出ゲームが好きな方、ぜひ劇場に足を運んでいただけますと幸いです。
なにとぞよろしくお願いいたします。
公演情報
会場:下北沢 OFF・OFFシアター
池田輝樹、岩崎航、大橋秀喜、篠ケ瀬もも、武長慧介、村上京央子 / 貫永、木田(ガクヅケ)、鳥居志歩
22日 木田(ガクヅケ)
23日 岡本昌也(演劇作家・映画監督)
(一般)¥3,500
(学生)¥3,000
(応援)¥6,000 特典:上演台本+初演DVD付パンフレット
※前売・当日共通価格。学生料金の場合は要学生証。
販売開始日:2023年10月1日12時
11月24日(金)19時の公演を生配信します。
配信
配信アーカイブ:12月10日(日)まで視聴可能
Mail:comedias.info@gmail.com
X: @come_dias
instagram:@comedias0
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCj1AJ7K6aMfrnx26tBdmQgg