『ワールドスケートボードストリート東京』は12/10開幕! コースデザインが発表
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『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』のコースデザインが公開された
スケートボードストリートの世界選手権『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』が、12月10日(日)~17日(日)に有明コロシアム(東京都)で開催される。そのコースデザインが公開された。
今回発表されたコースについて、アクションスポーツナビゲーターで大会MCを務めるアリー氏が見どころを解説している。
今大会の会場にはダウンレッジが全部で7本設置されているが、中でもアリー氏はコースのセンターに設置されたステアに注目している。
「このステアのダウンレッジは高さがあり、両サイドのステアレールはアプローチから2段離れて設置されているので、視覚的にもハードなセクションになりそう。でも、選手たちは難易度の高いトリックを簡単に決めてくるでしょう。そのステアレールは横から入れるバンクもついているので、スピン、フリップや高さのあるオーリーなどからのレールトリックも楽しめそう」(アリー氏)
高さがあって、両サイドのステアレールはアプローチから2段離れて設置されている真ん中のステア
さらに、中央部については「大きなバンクtoバンクがあり、そのギャップ(植栽)越えトリックにも注目したい」とコメント。
「バンクから飛び乗るエントリーとなる真ん中のレールも、多彩なトリックが飛び出すはず。その左右にあるダウンレッジも見応えがあるセクションになりそう」(アリー氏)
その他のセクションについても、「大小セクションがバランスよく配置されているので、選手それぞれのスタイルが表れるライン取りや、1本のランで幾つのトリックをみせてくれるのか楽しみ。ベストトリックでは、どのセクションで、どんなヤバいトリックがメイクされるのか? 大いに期待したい」と語るアリー氏。「世界選手権にふさわしいコースですね! 選手のポテンシャルを大いに引き出してくれるレイアウトであり、随所に見所になりそうなセクションがある」と、同コースを絶賛していた。
『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』は、日本で初めて行われるスケートボードの世界選手権。スケートボード大国のアメリカ、ブラジル、オーストラリア、ホスト国の日本を含め、世界50カ国以上から200名を超えるアスリートが集結する。
男子ではナイジャ・ヒューストン(米国=世界ランキング2位)、グスタボ・リベイロ(ポルトガル=同3位)、ケウビン・ホフラー(ブラジル=同4位)、ジャガー・イートン(米国=同9位)のほか、日本から東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗(同12位)をはじめ、白井空良(同5位)、小野寺吟雲(同7位)、根附海龍(同15位)らが出場。
ナイジャ・ヒューストン
堀米雄斗
女子では、ライッサ・レアウ(ブラジル=同2位)、クロエ・コベル(オーストラリア=同5位)、パメラ・ロザ(ブラジル=同7位)、ペイジ・ハイン(米国=同9位)のほか、日本から東京オリンピック金メダリストの西矢椛(同1位)をはじめ、織田夢海(同3位)、赤間凛音(同4位)、中山楓奈(同6位)、吉沢恋(同8位)、上村葵(同11位)、伊藤美優(同13位)、中島ののか(同16位)、藤澤虹々可(同29位)が出場する。
※世界ランキングは2023年11月24日時点のもの。
西矢椛
ライッサ・レアウ
本大会は、来年に迫った『パリ 2024 夏季オリンピック』の出場権をかけたランキングポイントを、もっとも多く獲得できる予選大会となっている。オリンピックに出場できるのは男女各22人という狭き門。各選手ともこの大会に賭ける思いは強い。
なお、12月10日(日)~12日(火)は練習日となっており、13日(水)には女子予選、14日(木)には男子予選を実施。予選が免除されている世界ランキング1位から5位の出場選手と、予選を勝ち抜いた選手による準々決勝は15日(金)に行われ、16日(土)の準決勝を経て、17日(日)に頂点を争う決勝が予定されている。
観戦
世界有数のアスリートたちが集う『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』。華麗で多彩な技を、ぜひ会場で目にしてほしい。
イベント情報
『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』
日程:12月10日(日)~17日(日)
場所:有明コロシアム(東京都)
※10日(日)~12日(火)は練習
※13日(水)・14日(木)は予選
※観戦