話題の超新星ピアニスト、イム・ユンチャンのメジャー・デビュー・アルバム『ショパン:練習曲全集』が発売
『ショパン:練習曲全集』ジャケット写真
2023年にイギリスの名門レーベル、デッカ・クラシックスとの専属契約を発表したピアニスト、イム・ユンチャン。彼の待望のメジャー・デビュー・アルバム『ショパン:練習曲全集』が2024年4月19日(金)に発売となった。
イム・ユンチャンは、2022年第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて史上最年少(18歳)でゴールド・メダルを受賞し、韓国出身、20歳のピアニスト。コンクール優勝後は世界中のコンサートホールを満員にし、「スターが誕生した」(ニューヨーク・タイムズ紙)、「一世代に一人のピアニストとなる可能性を持っている」(ザ・ニューヨーカー誌)と評され、瞬く間にスターの座に押し上げられた。今シーズンではカーネギー・ホールでのデビュー公演をはじめ、トゥガン・ソヒエフ指揮ボストン交響楽団、クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団など、名立たるオーケストラとの共演を果たしている。
イム・ユンチャン (C) James Hole
デッカ・クラシックスからのデビュー・アルバムとなる本作『ショパン:練習曲全集』では、今月2月の来日ツアーで演奏し、コンサートホールに大喝采の渦を巻き起こしたショパン作曲「12の練習曲」作品10と25を収録。また、アルバムのジャケット写真はイムのリクエストにより、1960年代以降のデッカの黄金時代のピアニストであるヴラディーミル・アシュケナージ、クリフォード・カーゾン、ラドゥ・ルプーなどを思い起こさせる、オリジナルのデッカLPロゴの一つがあしらわれている。
なお、イムは5月に来日し、日立システムズホール仙台コンサートホールで開催される「仙台フィルハーモニー管弦楽団 第372回 定期演奏会」で「ショパン:ピアノ協奏曲第2番 へ短調 作品21 」を演奏する予定になっている。