旅や夢をテーマに子どもたちの想像力を膨らませる作品で人気を博す、ル・グロ・オルテイユが初来日 ノンバーバルシアター作品『図書館司書くん』を上演
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『図書館司書くん』 (C)RobertGilbert
2024年8月8日(木)~10日(土)シアタートラムにて、「せたがやアートファーム2024」のプログラムの一環として、カナダ・ケベック州を拠点とするパフォーマンスカンパニー、ル・グロ・オルテイユによる作品『図書館司書くん』を上演することが発表された。
「せたがやアートファーム」は、世田谷パブリックシアターが2024年より新たにスタートする夏のアートフェスティバル。期間中は、劇場がアートで満たされた「農園」となって、演劇・ダンス・音楽・サーカス・落語などのパフォーマンスやワークショップといった、子どもと大人の垣根なく誰もが楽しむことのできるさまざまな催しを開催していく。
ル・グロ・オルテイユは、カナダ・ケベック州を拠点として活動するパフォーマンスカンパニー。ル・グロ・オルテイユという名前はフランス語で「足の親指」を意味し、コミカルな動きや表現などで観客を楽しませるクラウンに演劇やサーカスの要素を融合させ、旅や夢をテーマに子どもたちの想像力を膨らませる作品を創作している。子どもから大人まで笑って楽しめる内容の中には、サーカス・アートをベースとした高度なテクニックや、さりげない教育的メッセージが込められている。
これまでカナダ国内はもちろん世界各地の劇場や学校、フェスティバル等で上演し、多くの観客を魅了してきた彼らが待望の初来日を果たす。今回の公演に際し、パフォーマーのイポリットは日本語のセリフを覚え、全4回のうち3回を日本語で上演する。(1回はフランス語での上演)
『図書館司書くん』は、図書館が開館するまでの50分間の物語で、子どもから大人まで楽しめるノンバーバルシアター。
主人公のポール=エミールは、一見いたって真面目な町の図書館司書。本が大好きで、大変几帳面な仕事ぶりだが、ひとたび本を開くと彼は我を忘れて物語の世界に引き込まれ、アクロバットやジャグリング、ブレイクダンスからビートボックスまで、ゆかいなパフォーマンスで次々に本の登場人物になりきる。ラブストーリーの中の恋人たち、ミッションを遂行する秘密のエージェント、ときには猿にまで。遠い国の物語であっても、ロマンスやサスペンスであっても、想像力さえあれば本は思いもかけない世界へ私たちを連れて行ってくれる。
本公演では、主人公の本への情熱を通じて、読書は誰にとっても身近でありながら刺激的ですばらしい体験であることを伝えてくれる。
公演情報
※8月9日(金)15:00の回のみフランス語での上演、その他は日本語での上演
【会場】シアタートラム
【演出】マリー=エレーヌ・ダムール 【出演】イポリット
一般 3,500円/18歳以下1,000円/ペア(一般1名+18歳以下1名)4,000円
『ゴースト・ライト』『図書館司書くん』2演目セット券
一般 6,000円/ペア(一般1名+18歳以下1名) 7,000円
※ほか各種会員割引あり
※ペアは前売のみ、世田谷パブリックシアター
※18歳以下・ペアは当日要証明書提示
【主催】公益財団法人せたがや文化財団 【企画制作】世田谷パブリックシアター
【後援】世田谷区 【協力】ケベック州政府在日事務所
【 世田谷パブリックシアター[ダンス・フィジカル]公式X(旧Twitter)】 @DanceSetagayaPT
【世田谷パブリックシアター[ダンス・フィジカル] 公式Instagram】 setagayapt.dance
【『図書館司書くん』公式ホームページ】 https://setagaya-pt.jp/stage/15679/
【日程】8月3日(土)、4日(日)
【会場】まつもと市民芸術館 小ホール
【お問合せ】まつもと市民芸術館
http://www.mpac.jp
<春日井公演>
【日程】8月12日(月・休)
【会場】春日井市東部市民センター
【お問合せ】(公財)かすがい市民文化財団 TEL: 0568-85-6868
http://www.kasugai-bunka.jp