ミュージカル『ミス・サイゴン』2026年公演が決定 オールキャストオーディションを実施

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2024.5.24
ミュージカル 『ミス・サイゴン』

ミュージカル 『ミス・サイゴン』


ミュージカル『ミス・サイゴン』2026年公演が決定し、オールキャストオーディションが実施されることが発表となった。

『ミス・サイゴン』は、プロデューサーにサー・キャメロン・マッキントッシュ、作:アラン・ブーブリル、作曲:クロード=ミッシェル・シェーンベルクという『レ・ミゼラブル』を世に送り出したチームの第二弾として製作されたもの。1992年からの1年半のロングランでの日本初演以来、通算上演回数1569回を重ねた大ヒット作だ。

舞台は、ベトナム戦争末期、陥落間近のサイゴン。エンジニアの経営するキャバレーで知り合った、ベトナム人の少女・キムと米兵クリスの二人の愛、サイゴン陥落でのドラマティックな別離、そして、戦後の運命的な再会。さらに、キムの子タムへの究極の愛。これらをすべて歌で表現する。サイゴン陥落のシーンでは舞台に実物大のヘリコプターが登場するなど、観客の度肝を抜く舞台装置もヒット作たるゆえんのひとつで、スケール、音楽、魂を揺さぶる感動、どれをとっても「超大作」と形容される作品だ。

日本初演は、1992年4月から、翌年9月まで、504日間、745ステージ。2012年からは、2004年にイギリスで初演されたスピーディさとドラマティックさを併せ持った新演出版で、ロンドン・ウェストエンドとニューヨーク・ブロードウェイに先駆けて日本全国各地で上演された。大好評を受け、2014年、2016年と帝劇ほか全国で公演を行い、2020年に5月から9月にかけて帝劇及び全国8都市での公演が予定されていたが、新型コロナ感染防止のため全日程が中止に。しかし、2020年公演に出演予定だったキャストの殆どが集結し、2022年7月に帝劇で開幕、11月の埼玉・川越まで全国において、日本初演30周年記念公演が上演された。

2026年~2027年全国公演となる今回は、4年ぶりの上演。この新たなステージに向け、次世代を担うキャストを見出だすオーディションが大々的に開催される。募集要項等詳細は公式サイトにて確認してほしい。

公演情報

ミュージカル『ミス・サイゴン』
 
オリジナルプロデューサー:キャメロン・マッキントッシュ
作:アラン・ブーブリル/クロード=ミッシェル・シェーンベルク
製作:東宝
 
ミュージカル『ミス・サイゴン』2026年~2027年全国公演
オールキャストオーディション応募要項サイト
https://www.tohostage.com/miss_saigon/audition2026-27/
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