LiSA、新曲「ハルシネイト」のミュージッククリップを公開 LiSA、ボカロP・ツミキ、トキチアキ氏によるコメントも到着
LiSA「ハルシネイト」ミュージッククリップより
LiSAの新曲「ハルシネイト」ミュージッククリップが5月27日(月)20時にYouTubeで公開された。
ハルシネイト配信ジャケット
「ハルシネイト」は5月22日(水)にリリースされたシングル「Shouted Serenade」の収録楽曲。ボカロP・ツミキが作詞・作曲・編曲を手掛けた楽曲だ。
公開されたミュージッククリップは、イラストレーター/アニメーターのトキチアキ氏がフルアニメーションで制作。トキチアキ氏が楽曲から感じ取った解釈「創造する事には喜びとともに苦しさや葛藤が伴い、現実世界でも苦しみと幸せは常に隣り合わせでありそう遠いものではない」を「架空の水中の世界で生活する主人公が、もがき苦しみながらも幸せを探していくストーリー」で表現したという。
LiSA、ツミキ、トキチアキのコメントは以下のとおり。
LiSA
LiSA
ワクワクする未来を探しながら、確かめながら過ごした13年。
全身全霊を注いで駆け抜けてきた13年。
まだやりたいこと、出来ること、起こせることがあるかもしれない。と、自分の中に、デビューの頃のようなドキドキを与えてくれた音楽家の一人が、ツミキさんでした。
「一緒に発明がしたい」そんな私の夢のような一言を、音と言葉にして託していただいた「ハルシネイト」。
探し、泳ぎ続ける全ての君へ。
君の聴覚に届きますように。
LiSA
ツミキ
ツミキ
僕は、ツミキという音楽人生を始めるずっと前から、LiSAさんの楽曲に、その思いに触れて生きてきた人間です。
LiSAさんから感じられる「何かを打ち破りたい、その先で待っている誰かにメッセージを届けたい」という一貫した美学は、
僕の人生においても、この音楽人生においても、沢山の救いを与えてくれました。
「ハルシネイト」は、そんなLiSAさんの持つ美学を人生単位で受け取った僕からの、ある種の継承の意味を込めて書かせていただきました。
あの日感じた衝動的で破壊的なきらめきを、幻を、この楽曲から受け取って、それがまた誰かの人生にとっての救いとして伝って欲しいと思います。
トキチアキ
トキチアキ
初めて「ハルシネイト」という楽曲を聴かせていただいた時に、
苦しくも何にかを伝えようとしている人間の様子が思い浮かび、その人間がどのように伝え、
どのように形にしているかというところMVに入れたいなと思い作り始めました。
ものづくりをすること=”生産する”という喜び以上に、
ものづくりをすること=何かを犠牲にし、自分の正義すらも封じ込めないといけない、
そのくらいの苦しみが生み出す時には発生し、楽曲にはその苦しさと葛藤が強くあるなと思いました。
MV全編水中にいるのはそういうことで、
私たちの住む現実世界とは対にいる常に苦しい世界を表現しています。
でも現実世界も同じようなことで、苦しさと幸せは本当に隣り合わせというかそう遠いものでもない、
そのようなイメージで制作させていただきました。