京極夏彦×歌舞伎、八月納涼歌舞伎『狐花』特別チラシビジュアルが公開

2024年8月4日（日）から開幕する歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」第三部『狐花 葉不見冥府路行（きつねばな はもみずにあのよのみちゆき）』の特別チラシが公開となった。

『狐花 葉不見冥府路行』は、数多の傑作ミステリーを手がけてきた小説家・京極夏彦が、歌舞伎の舞台化のために書き下ろした完全新作。7月には小説として刊行（京極夏彦『狐花 葉不見冥府路行』、ＫＡＤＯＫＡＷＡ刊、7月26日（金）発売予定）、8月には歌舞伎座で上演されるという新たな試みに注目が集まっている。

このたび公開されたのは、『狐花』の世界観を墨絵師・東學が描き下ろした特別チラシ。物語の鍵を握る“狐花”を手に佇む中禪寺洲齋、謎の男・萩之介と上月家の奥女中・お葉、作事奉行・上月監物ら物語の登場人物たちが描かれている。美しい青年の幽霊騒動と作事奉行らの悪事の裏に秘められた哀しき真相とは？ 新たな謎解き物語に期待が高まる。