堤真一、松雪泰子、古田新太ら出演の幻の傑作 劇団☆新感線『吉原御免状』ゲキ×シネ公開が決定

2024.8.16
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劇団☆新感線2005年上演の本格時代劇『吉原御免状』のゲキ×シネ公開が決定した。2024年10月25日(金)より、全国25の映画館で期間限定上映される(Dolby Cinemaでの上映も決定(※映画館・時期未定)。

​劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する《ゲキ×シネ》。今回の『吉原御免状』ゲキ×シネ公開は、2024年に20周年を迎えたことを記念して展開中の「ゲキ×シネ20th記念プロジェクト」第6弾として行われる。

数々の劇団☆新感線“いのうえ歌舞伎”作品の中でも異彩を放つ『吉原御免状』(2005年上演)。座付作家の中島かずきも、演出のいのうえひでのりも、「“いのうえ歌舞伎”でよりリアルな人間ドラマに挑戦したい」という気運が高まった時期に上演された作品だ。歴史小説に新風を吹き込んだ隆 慶一郎氏の伝奇時代小説『吉原御免状』(新潮文庫刊)をもとに、情緒あふれる物語を大人の色香と写実的な殺陣で描いた大作で、作家の中島が小説をもとに描いた唯一の新感線作品だ。

「吉原」という江戸最大の遊郭の華やかさのみならず、空気や匂い、人々の感情までも浮き彫りにした、いのうえの演出。脂の乗り切った堤 真一と古田新太による生々しく凄みのある垂涎ものの殺陣。松雪泰子、京野ことみ、梶原 善の真に迫る演技、藤村俊二のペーソスあふれる名演、橋本じゅん、高田聖子、粟根まことをはじめとする劇団員たちやおなじみの俳優陣の快演など、見どころを挙げると切りがない。その魅力あふれる傑作を、《ゲキ×シネ》20年の経験と最新技術を駆使して刷新、唯一無二の本格時代劇をゲキ×シネならではのクオリティで立ち上げる。新たな編集、こだわりの映像表現によって、上演当時のキャスト陣の瑞々しさや熱、虚実ないまぜで描かれた吉原の物語や舞台の風合いを見事に再現。また、Dolby Atmosにより音楽と音響効果をダイナミックに、劇場空間ならではの臨場感も高めている。

公開決定に合わせて、ゲキ×シネ版ポスタービジュアルも公開に。主演の堤 真一演じる青年剣士、松永誠一郎の”静”と”動”が際立つビジュアルが印象的なデザインとなっている。また、作品の世界観をいち早く感じられる予告映像も解禁された。

さらに、ムビチケ前売券(オンライン)の販売も決定。購入特典として、“メインキャスト9名のビジュアルデジタル画像”と鑑賞後にもらえる”ムビチケデジタルカード“が用意されている。ムビチケ公式サイトにて発売中だ。

また、10月27日(日)には、ゲキ×シネ『吉原御免状』の公開を記念して、中島かずき(脚色)×金沢尚信(ゲキ×シネプロデューサー)×永井紗耶子(直木賞作家)のアフタートークショー開催が決定。隆 慶一郎の小説を舞台に立ち上げた中島、19年の時を経てゲキ×シネ上映を実現した金沢、そして時代小説家として活躍し、劇団☆新感線ファンでもある直木賞作家・永井紗耶子氏も交え、傑作舞台の誕生とゲキ×シネでの復活の裏側を、新宿バルト9にて本編上映後に語る。

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