王座をかけて鈴木千裕とクレベル・コイケが対戦! 10回目の大晦日『RIZIN DECADE』開催

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『RIZIN DECADE』で鈴木千裕とクレベル・コイケが対戦

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『RIZIN DECADE』が大晦日の12月31日(火)、さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)で開催される。その記者会見が行われ、フェザー級タイトルマッチとして鈴木千裕とクレベル・コイケが対戦することが発表された。

大会名の「DECADE」は、「『RIZIN』としては10回目の大晦日」(榊原信之CEO)ということで、この名がついた。さらに「5年ぶりのカウントダウン、年越しイベントにしたいと思う」と、大晦日から年を越しての一大イベントとすることを明らかにした。

榊原信行CEO

 
■フェザー級タイトルマッチ(RIZIN MMAルール:5分3R/66.0kg)
鈴木千裕 vs クレベル・コイケ
 

フェザー級タイトルマッチ 鈴木千裕 vs クレベル・コイケ

 

鈴木千裕

鈴木千裕は3歳から伝統派空手を始め、中学時代に総合格闘技に転向。2016年の『RIZIN FFアマチュアMMA2016カンカCUP』で優勝を遂げるとプロへと転身。さらに2018年にはキックボクシングに転向し、『KNOCK OUT』BLACKスーパーライト級初代王座を戴冠した。2021年からは“二刀流”を宣言して『RIZIN』に参戦。2023年には『RIZIN』の第5代フェザー級王者に輝いている。

今年7月にはボクシング世界8階級制覇のマニー・パッキャオとの対戦が予定されていたが、ケガのため無念の欠場。大晦日のタイトルマッチが復帰戦となる。

「前回、クレベル選手と試合したときにノーコンテストですけど、自分の中ではもう負けを認めてるんで、悔しいすけど。でも大晦日リベンジして本当のチャンピオンに自分はなるんで、それを楽しみにしていただけると嬉しいです」

クレベル・コイケ

クレベル・コイケは14歳で来日して柔術、MMAを学び、2008年にプロデビュー。数々のタイトルを獲得し、MMA14連勝も記録するなど、長きにわたり格闘技界を牽引している。『RIZIN』には2020年の大晦日に初参戦。2022年には第3代フェザー級王者を奪取した。

2023年には体重超過により王座を剥奪されるなど、スランプ状態だったが、その年の大晦日に初代フェザー級王者の斎藤裕から勝利をあげて復活。今年の大晦日は1年半ぶりの王座奪還を目指す。

「このチャンスはすごい嬉しいです。1年半ずっとこれを待ってて、今日は榊原さんありがとうございました。千裕もありがとうございます。でも、この自分の時間で、私まだベルトに戻りたいです」

昨年6月にも2人による王座戦が組まれたが、クレベルの体重超過により、鈴木が勝利した場合のみ王座獲得という変則ルールでの対戦に。結果はクレベルがアームバーを極めて一本勝ちを収めたが、両者ともに不完全燃焼の試合となった。因縁含みとなる1年半ぶりの再戦は、果たしてどんな展開になるのか大いに注目だ。

フェザー級王座をかけて鈴木千裕とクレベル・コイケが対峙

また、記者会見では「RIZINガール2025」のメンバーも発表された。応募総数約400名の中から選ばれた11名が、来年の『RIZIN』のリングを盛り上げる。

RIZINガール2025

大川理子
竹内花
出町杏奈
亜和
花乃衣美優
武井さら

KOU
塚越愛実
八乙女あんな
木村楓

イベント情報

『RIZIN DECADE』

 日時:12月31日(火)14:00試合開始予定
 場所:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)