沖縄で国内女子ゴルフ開幕戦『第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』開催、新垣比菜らプロアマ108名の選手が出場
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『第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』
3月6日(木)~3月9日(日)の 4日間、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部にて、JLPGAツアー開幕戦『第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』が開催される。
1988年の第1回大会より沖縄から全国に春の訪れとゴルフシーズンの幕開けを告げる大会として親しまれ、今回で38回を迎える同大会。賞金として総額1億2,000万円を用意する今回は、2024年のツアーで活躍したメルセデスランキング上位選手や、優勝経験が豊富な百戦錬磨のベテラン、初優勝をめざす若手有力選手のほかトッププロ104名に加えて、1月27日(月)~28日(火)に開催されるアマチュア大会の上位4名が出場する。合計108名のうち新垣比菜ほかプロ5名、アマ4名の9選手が地元沖縄出身とのこと。
『第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』
またポスターデザインも決定した。同大会は「Ever Onward with OKINAWA」を掲げ、沖縄のアマチュアゴルファーに本大会への門戸を開放する『アマチュアゴルフ選手権大会』や沖縄の芸術、文化、スポーツ、教育等の振興を陰ながら支えている人を支援する「オーキッドバウンティ」、沖縄の園児から高校生までを対象とした「大会ポスターデザイン」の公募などの取り組みを続け、沖縄とともに発展するトーナメントとして歴史を重ねてきた。
ポスターデザインの公募は2002年から始まり、今回で24回目となった。沖縄県に在住または本籍地が沖縄県の園児~高校生を対象に募集を行い、集まった831点の中から最優秀賞に沖縄県立首里高校2年生の東江咲季(あがりえさき)の作品が選出され、第38回の大会ポスターとして採用されることとなった。そのほか、優秀賞に3作品、佳作8作品、入選 43作品を選出している。
最優秀賞受賞者の作品をベースに作成した大会ポスターは、2024年1月17日(金)から沖縄県下をはじめ、全国の関係先に掲出される。そのほかの入選作品も沖縄県庁1県民ホールにおいて1月27日(月)~1月31日(金)の期間、大会ポスターとともに原画を展示し一般公開する。
●最優秀賞受賞者コメント
学校では美術部に所属し、総合文化祭に出す作品など日々絵を描いています。ダイキンオーキッドのポスター審査への応募は今回が初めてでした。これまで大きな賞を獲ったことがなく、自分が絵が大好きであることを証明できるものが少なかったので、こんなに大きな賞をいただくことができてとても光栄です。ありがとうございます。
テーマは「色獅子」とし、全体的にカラフルな作品になるように意識して描きました。そのため、何度も色を重ねるところは大変でした。ポスター1 枚の中に沖縄の様々な要素を詰め込み、それをどれだけ色鮮やかに出せるか時間をかけて考えました。「沖縄」を表現するにはシーサーや龍をどれだけ前に出せるか、という事を考え、シーサーのバックに首里城を描きました。学校の近くに首里城があります。身近に感じていた首里城をバックに、海、ダイキンオーキッド、とイメージを膨ませました。ポイントは、首里城の屋根の部分に描いた龍のしっぽにダイキンオーキッドの象徴である蘭の花をつけ、琉球王朝の時代から現代までゴルフが伝わり、ゴルフボールが遠くまで飛んでいく様子を表現しました。制作中は、本当に仕上がるかな、どこをどう風に工夫したらよいんだろう、鮮やかに見えるんだろう、と終わりが見えなくて大変でしたが、最後まで仕上げることができました。そして最優秀賞をいただくことができて嬉しいです。(東江咲季)
大会情報
:1枚1,500 円(税込)、4枚セット 6,000円(500円分お食事券付き)