少年Tプロデュースの歌い手グループ・などすたが始動 オーディション『NERDSTAR』をレポート<前編>
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『ぷらねっとれこーど!Vol.1』
2009年からインターネット上に歌ってみたを投稿する歌い手活動を始め、活動15年目となる少年Tが開催した歌い手グループオーディション『NERDSTAR』。同オーディションから誕生した6人グループ・などすたがついに始動する。
3月14日(金)にデビューライブの開催も決定した今、熱を帯びたオーディションのレポートを映像だけでは伝えきれなかった裏話などを含め前編、後編に分けてお届けする。
2024年9月にオーディション開催を発表。応募数500名の中から実際に会ってみたい人、話を聞いてみたい人などを選出し、二次審査に参加したのは43名。過去に別のオーディションで挫折しもう一度挑戦したいと思い参加した人、もう歌はやめようと思った時にオーディションを見つけた人、憧れたあの「歌い手」のようになりたいと夢を追いかけてきた人。様々な経歴と夢、悩みを抱えた「NERD」たちが全国から集まる。
歌唱力だけではなく、継続して努力ができる人なのか、「0から1」を生み出せる人なのか、そして何よりも大事な「NERDSTAR」というコンセプトを理解し、少年Tが目指す歌い手グループにふさわしい人物なのかということを審査基準に置きながら全員と対面した。
審査後、候補生の選出に長引く審査員会議。この人は絶対残したい。でもあの人ももっと見てみたいと、なかなか決めることができない。結果的に想定していた人数よりも増える形で候補生20名が選出された。
二次審査から数日後、合格の連絡を受けた候補生たちがスタジオに招集された。脱落者が出る可能性もあると想定していた中、全員が辞退することなく参加。初めての顔合わせに緊張した様子でスタジオに入った。
「今日からは4チームに分かれていただきます」
少年Tから三次審査の課題が伝えられる。歌い手グループのメンバーとして活動していくことを想定し、チームのために自分はどんなことができるのかを考え行動する様子を見るためのチーム審査。
そして、歌い手には欠かせないインターネット上での活動でMix・動画編集・イラストなどの制作力だけでなく、積極性や企画力・自己プロデュース力などを見るためにSNS活動の課題が与えられた。
続いて歌・ダンスを審査する課題曲の発表へ。課題曲は「きっと愛って」。この曲は、少年Tが同じく活動15周年を迎えた歌い手であり友人の天月-あまつき-へ書き下ろした楽曲であり、YouTubeの再生回数は480万回を超える人気曲である。
「この曲(を課題とする)にあたってゲストの方をお呼びしているので、入っていただければと思います!」
ここで天月がサプライズゲストとして応援に駆けつけ、本人登場に驚きの声が上がる。天月自身が活動を始めたきっかけなどを話し、候補生たちの質問にも自身の経験から答えるなどして励ましの言葉を送った。
課題発表の次はダンスレッスン・Rec指導へ。今後ライブ活動を行なっていくことも想定した上でのダンスレッスンではアイソレーションなどのダンスの基礎をレッスン。Rec指導では、自宅で録音をすることが多い歌い手に必要な機材や設定のお話など、「宅録」について学ぶ。そうして候補生として初めての1日が終了した。
オーディションの目標は「0から1」を作る最強の歌い手グループを作ること。ここから約3ヶ月間の候補生たちの活動が始まった。
ーー後編へ続く
天月 コメント
夢の形は人それぞれ
このオーディションに参加した皆さんは、合否にかかわらずスターになりたいという本気の思いで取り組んできたことが、人生の中でかけがえのない経験になるのではないでしょうか…!
僕の楽曲が課題曲として使っていただけたことも、とても嬉しく思っています。現地での練習を拝見し、稚拙ながらもお言葉を残させていただきました。
そしてデビューライブおめでとうございます!
ぜひとも彼らの物語を見届けてあげてください!
ライブ情報
3月14日(金) Spotify O-nest