21歳の映画監督シタンダリンタが新作映画発表、初の試みで監督自らが劇中歌を全曲作詞・作曲・歌唱、音源リリースも決定
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シタンダリンタ
21歳の映画監督・シタンダリンタによる新作映画『JUST A ROOKIE LUCKY ROOKIE』の製作が決定。さらに、シタンダが劇中で登場するミュージシャン・dillydallyとしてデビューすることが発表された。
『或いは。』『ぼくならいつもここだよ』『言い訳』などで知られる、映画監督・シタンダリンタ。中学3年で書いた脚本がフジテレビヤングシナリオ大賞、スマホだけで作った映画が映画祭で最優秀編集賞。『激レアさんを連れてきた。』『ヒルナンデス』をはじめ地上波報道番組でも特集され話題を集めた。
映画『JUST A ROOKIE LUCKY ROOKIE』キャスト
新作映画『JUST A ROOKIE LUCKY ROOKIE』は、50歳にして売れずに燻っているインディーミュージシャンの主人公が、ひょんなことから16歳の姿を手に入れ、若き天才として上り詰めていく16歳から26歳までの10年間を描いたファンタジックでノスタルジー溢れる音楽映画。音楽業界を舞台に若きミュージシャンや若き映像クリエイター、若き俳優・モデル・イラストレーターたちの人生が交差していく様が描かれる。主人公・辻翠をシタンダ自身が四反田凜太名義で演じ、劇中歌も主人公を演じるシタンダ自らが全曲作詞・作曲・歌唱する。
その他、第1弾キャストとして光島叶倭、山田エリザベス良子、篠崎雅美、唄、高木もえ、丹生尋子、酒井美和、合庭元、天才こーき、宮腰マリヤの出演も発表された。劇伴は、かんのとしこが手がける。
dillydally
シタンダ自身が手がける劇中歌は続々リリース予定で、16歳のシンガーソングライター・dillydallyとしてのデビューシングル「半世紀」は今夜24時より配信リリース。明日2月2日(日)20:00にはシタンダのディレクションで制作されたミュージックビデオも解禁となるという。
「半世紀」ジャケット
また、2月20日(木)には、大阪・心斎橋iiieにてパーティーシーンの撮影も兼ねたキックオフイベントが開催決定。リリース前の劇中歌も流れるDJイベントでありながら、会場ではリアルタイムで実際に映画本編の撮影も行われており、監督・キャストも登場。詳細は追って発表される。
3月からは本作の制作に向けた自身初のクラウドファンディングも実施するシタンダは、「16歳でもあり50歳でもある主人公。そして彼の周りにいる “若き” 彼ら彼女らが捉えるこの “10年” の人生が、“音楽” という一見必要のないもので彩られていきながら、この瞬間も、この場所も、この人やこの空気も、その全てが“今” でなく、“いつか” へと繋がっていると信じていけるまでを直向きに捉えた “人生にまつわる映画” を “音楽映画” として、つくりたいです」とコメントしている。
映画『JUST A ROOKIE LUCKY ROOKIE』は今月より撮影が行われ、2026年に公開予定。
コメント
数年前から仕込んでいたこの映画のことを遂に公に話すことが出来てまずはすごく嬉しいです。劇場映画の中で既存曲を扱うことがなかなか権利的にハードルも高く、であればその既存曲の部分まで作ってしまえば良いんじゃね? というところからこの企画がスタートしました。
それと同時に、10代の終わりと20代の始まりだけをまるで人生の全てかのように捉えていく映画を作りたいと考えていて、もしかするとそれを音楽映画という形で実現できるのではないか!そう考えたのは僕が17歳の頃でした。21歳を迎えた今ですらまだ台本が完成せず焦っていますが、ここまでいつまでものめり込んでしまう物語も初めてでソワソワしています。
映画をやりたいのか音楽をやりたいのか、この映画で僕が何をやりたいのかあやふやですが、映画みたいな音楽を作りたいし、音楽みたいな映画を作りたい。
16歳でもあり50歳でもある主人公。そして彼の周りにいる “若き” 彼ら彼女らが捉えるこの “10年” の人生が、“音楽” という一見必要のないもので彩られていきながら、この瞬間も、この場所も、この人やこの空気も、その全てが “今” でなく、“いつか” へと繋がっていると信じていけるまでを直向きに捉えた若者たちの “人生にまつわる映画” を “音楽映画” として、つくりたいです。
3月からは初めてクラファンも行うことになりました。撮影はこれからだし公開もまだまだ先ですが、色々企んでいるのでずっと楽しんでいただきたいと考えています。
シタンダリンタ
作品情報
(読み:ジャスト ア ルーキー ラッキー ルーキー)
音楽:かんのとしこ
写真:Iwai Motoki