『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』メインビジュアル＆本予告映像解禁！第二章追加キャストも発表

3月14日（金）から劇場公開される『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』のメインビジュアルと本予告映像が解禁された。

『劇場版モノノ怪』は三章構成となっており、 第一章の『劇場版モノノ怪 唐傘』は2024年7月に劇場公開されている。

解禁されたメインビジュアルは、モノノ怪と対峙した瞬間の薬売りの躍動感や表情を真正面からとらえた大迫力の描き下ろしになり、薬売りの周囲には本作のモノノ怪「火鼠」を彷彿とさせる炎と目が描かれている。

また、薬売りの「群れを成す炎―火鼠。」というセリフからはじまる本予告映像も併せて解禁。大奥で権力の支配から抜け出し、自らの信念を貫こうとする女性たちにフォーカスしている。

さらに第二章追加キャストも発表された。第二章のメインキャラクターは第一章にも登場した女中・時田フキ（日笠陽子）と大友ボタン（戸松遥）。そのフキの元同僚で下級女中のサヨをゆかな、御中臈である勝沼マツの父で老中の勝沼を楠見尚己、同じく老中で表と大奥の力学を整える調整役の藤巻を堀川りょう、幕府を統べる最高位・天子の母である水光院をさかき原良子（「さかき」は木へんに神が正式表記）、天子の正室（御台所）・幸子を種さき敦美（「さき」はたつさきが正式表記）が務める。

なお、ゆかなは、第一章『劇場版モノノ怪 唐傘』で女中・麦谷役も演じており、本作では新キャラクターとして登場する。追加キャスト4名からコメントも到着している。

＜サヨ役：ゆかな コメント＞
なぜ、誰かを妬んでしまうのでしょうか。そしてなぜ、それを誰かにぶつけてしまうのでしょうか。それは自らをも飲み込むと知っているはずなのに…。美しく恐ろしいこの世界でサヨさんがどう生きたのか、別の選択があったのだろうかと、収録を終えてなお想いを馳せずにはいられないのです。あなたの心も動かせたなら幸甚です。

＜勝沼役：楠見尚己 コメント＞
ようこそ、妖艶 幻想 優美 儚の世界へ！ 権力闘争に巻き込まれた母と子の悲劇、その怨念が引き起こした大奥の惨状！ そのストーリーの緻密さ大胆さにワクワクドキドキさせて頂きました。…が、何と言っても圧倒的に雅やかで妖艶で美しく大迫力の映像美に眼耳心を揺り動かされました。『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』存分にお楽しみください！

＜藤巻役：堀川りょう コメント＞
元々時代劇が好きでしたので、楽しく収録が出来ました。ただ残念なことに一部別録りだったため、作品の完成版を劇場で観るのを楽しみにしています。

＜水光院役：さかき原良子 （「さかき」は木へんに神が正式表記）​コメント＞
水光院は天子様の母親。第二章「火鼠」では、まだ彼女の背景が明らかになっていません。そして、その背景に触れずに言葉少なに表現するのはとても難しいものでした。大奥に生きる女たちの凄まじい生き様を、華やかな色彩が美しく変容させてくれている作品です。救われる気がします。

『モノノ怪』は2006年に放送された『怪～ayakashi～』の一編「化猫」から派生し、2007年にTVアニメシリーズとして放送。劇場版は三章構成となり、3月14日（金）に『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が公開される。