新作も続々!フィギュア界の雄・海洋堂の魅力に迫る
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コンビニで買える「一番くじ」や、アミューズメント施設の景品としても出回り、いまや一般層にも広く普及した感のある“フィギュア”。プラモデルに並ぶコレクターズアイテムとして、男なら一度は手を出したことがあるこの世界で、長年に渡り最前線を走り続けている企業が「海洋堂」だ。
世界に名を轟かせるフィギュア業界の雄・海洋堂。その最大の魅力は“今、流行っているモノ”の商品化だけでなく、常に新しい分野を開拓し、“新たなトレンド”を作り出すことに力を注いでいるところにある。
卵型チョコレートの中に、細部まで作り込まれた動物や乗り物のフィギュアが入った「チョコエッグ」や、手足が可動するだけでなく、アニメ同様のポーズをとれるよう、関節部分の角度や位置に徹底的にこだわったアクションフィギュア「リボルテック」シリーズなど、同社が考案した商品は、いずれも大ヒットを記録。
また、フィギュアの開発だけでなく、フィギュア文化の普及に力を入れているところも、海洋堂ならではの取り組みと言えるだろう。年に2回、世界最大級のガレージキット(個人制作の模型の総称)の祭典として知られる「ワンダーフェスティバル」を幕張メッセにて開催。さらに、代表取締役社長・宮脇修一氏は、大阪芸術大学のキャラクター造形学科に教授として就任。2013年4月よりフィギュアアーツコースを立ち上げ、後進の育成に努めている。
ちなみに同社からは、2016年、新たな“こだわり”が光るアイテムとして、3D対戦格闘ゲーム「鉄拳7」の主人公的キャラクターをフィギュア化した「MARTIAL ARTS COLLECTION 鉄拳 7 Vol.01 三島一八」が発売予定。適度なデフォルメを加えることで、絶妙なバランスと力強さを再現した“セミリアル”という造型で、近い将来、フィギュア業界の新たなトレンドになるかも!?【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】
※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです