和楽器バンド・鈴華ゆう子が詩吟の新流派「吟道鈴華流」を創流(コメントあり)
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鈴華ゆう子
4月26日(土)、鈴華ゆう子(和楽器バンド)が詩吟の新流派「吟道鈴華流(ぎんどうすずはなりゅう)」を創流したことを発表した。
鈴華ゆう子は、和楽器バンドのメンバーおよびソロアーティストとして活動する一方、詩吟の世界に師範として携わってきた。そんな鈴華が創流した「吟道鈴華流」は、東京都吟剣詩舞道総連盟(日本吟剣詩舞振興会公認)に所属する某区連の理事会にて、正式に認定。宗家名「慶晟」には、鈴華がこれまで学んできた流派の宗家の名から受け継いだ文字も込められている。
今後、鈴華は、東京音楽大学ピアノ科卒、中高音楽教員免許の所持、教育現場での経験などの背景を活かし、「詩吟×音楽教育」を展開していくとのこと。「リトミック(音楽に合わせて身体を動かす教育)」「ソルフェージュ(音感・リズム感を養う訓練)」の要素を取り入れ、詩吟の敷居を下げて、幼児から大人まで誰でも楽しめるような「現代に開かれた詩吟」のスタイルを目指すという。
鈴華ゆう子のコメントは以下のとおり。
鈴華ゆう子
伝統を守るということは、昔の形をそのまま残すことだけではなく、時代に合わせて変化し、新しい形も取り入れて伝えていくことも必要だと思っています。伝統芸能の火を絶対に絶やさず、次の世代へバトンを繋ぎます。
その想いは、今も昔もずっと変わりません。
《日本のかっこよさを世界へ》——それが私の人生の目標です。
鈴華は、自身の誕生日でもある6月7日(土)に、東京・日本橋三井ホールで『鈴華ゆう子Birthday Live2025 - からくり屋敷 -』を開催。「忍者」をテーマに、和楽器との競演、扇や刀を使った“剣詩舞”とのコラボといったパフォーマンスを予定している。
また、あわせて、「Project Ninja」第1弾作品の動画『「甲賀忍法帖」和楽器と歌ってみた』をYouTubeにて公開している。