欅坂46、2016年初イベントは部活動で奮闘「新春!おもてなし会」

2016.1.18
レポート
音楽

「新春!おもてなし会」を終えた欅坂46。(写真提供:Sony Music Records)

欅坂46による2016年初のイベント「新春!おもてなし会」が、1月16日と17日の2日間にわたり東京・Zeppブルーシアター六本木にて開催された。

昨年11月に実施されたグループ初のイベント「お見立て会」ではオリジナル楽曲がない中、メンバー全員の自己紹介を行った彼女たち。今回のイベントではメンバー21名が放送部、美術部、音楽部、演劇部、ダンス部、書道部のいずれかのグループに属し、グループごとでのパフォーマンスを披露した。

イベントは放送部のメンバーである上村莉菜、尾関梨香が総合MCとして進行。2人はまず小池美波、佐藤詩織の美術部を呼び込むと、美術部の2人はステージに設置された大きな白いキャンバスを使ってライブペインティングを始めた。2人が絵を描いていく中、ステージでは音楽部の上村、小林由依、菅井友香、長沢菜々香、渡辺梨加が、ピアノ連弾×アルトサックス、ピアノ連弾×バイオリンと得意の楽器を披露。さらに今泉佑唯と小林がツインギターでの弾き語りを披露するなど、初めて尽くしの内容で場内は大いに沸いた。

続く演劇部のステージには織田奈那、志田愛佳、原田葵、守屋茜、米谷奈々未、渡邉理佐の6人に、アンダーの“ひらがなけやき”ことけやき坂46の長濱ねるも加わり、“告白”をテーマにした演技を展開。石森虹花、齋藤冬優花、鈴本美愉、土生瑞穂、平手友梨奈によるダンス部はオリジナルの激しいダンスを披露し、曲間には乃木坂46「命は美しい」の振り付けを取り入れて観客を驚かせた。

ダンス部のパフォーマンスが終わる頃、美術部の絵が見事に描きあがり、小池と佐藤は安堵の表情を浮かべる。最後は書道部の尾関が、その描き上がったばかりの絵に得意の書道で一筆書き加え作品が完成。合計3公演で異なる3枚の絵ができあがり、尾関は「謙虚」「優しさ」「絆」とそれぞれに欅坂46のバックテージでの掛け声を添えた。イベントの最後は「私服ファッションショー」としてメンバーが客席を歩き、ファンの声援に応えた。

欅坂46 放送部(上村莉菜、尾関梨香)終演後コメント

上村莉菜

最初に司会をするってなったとき、すごくうれしかったんですが、台本を読み合わせたり、リハーサルをすると全然うまくいかなくて、2人でぶつかっちゃったこともあったんだけど、最後に公演で納得できる司会をできました。すごくいい経験になりました。

尾関梨香

最初、司会をすることにうまくできるかすごく不安を感じてました。本番前までメンバーにインタビューしたり、2人で電話で相談しながらすすめました。1回目、2回目とうまくいかなく公演後2人で反省しながら最終公演では、来てくれた人たちもよろこんでもらってたのでよかったです。